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同行二人ここぞ中央構造線「第九」生まれし巡礼の道

ちょっちだけ日記 Vol.35

お遍路さん文化と「第九」のおはなし


標題の短歌はここに既に上げているものです。

たまにこれやらないと埋もれてしまうので(笑)


中央構造線とはタイトル写真の紀伊半島から四国に向けて
一直線に見える断層です。
少し曲がりながらも埼玉から九州まで続いています。
日本列島が大陸にあったころからこの断層はありました。
私は長崎から飛行機で帰るときは左側に席を取ってこの景色を見るのが大好きです。

お遍路さんの話ですが
鳴門の一番札所霊山寺から10何番まではお遍路さんの体慣らしの意味もあってこの中央構造線上の高低差の無い街道筋に札所が続いているんです。

「第九」と言えば日本の師走の風物詩ですよね。
第一次大戦下この時は敵国であったドイツ兵の捕虜収容所が四国徳島の坂東の地に造られました。
ただ兵士たちは監禁されるわけでもなく農作業を手伝ったり子守をしたり町の方々に温かく迎えられました。
お遍路さんを見守る「お接待」の文化です。
この背景にはお遍路さんが弘法大師とともに巡礼していらっしゃるという「同行二人」(どうぎょうににん)の考えがあります。

お礼に兵たちはドイツの技術やパンの作り方などを地元に伝えました。
そして兵士たちによって日本いやアジアで最初のベートーベンの第九が演奏されたのです。
映画にもありましたね。とくに地元出身の板東英二さんが積極的にプロモーションしていたのを覚えています。
いま日本で「第九」が年末に演奏される起源は四国の「お遍路さんの文化」にあったということです。

私も1コーラスですが急きょアカペラで譜面を書いてみました。
🎵 歓喜の歌 アカペラバージョン

#サーカスとアマゾンズとベイビーブー聴いてコーラスやりたくなった


ではまた。
皆さんにいいことがありますように。

Merry Christmas to You...


いよいよ近づいてきましたね

こちらにも俳句を出しました


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