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金価格への私見 ~「株式市場」下落の足音なのか?~
先日(7/25)のツイートの私見を補足。
※完全に陰謀論好きな投資家の妄言感覚で御覧下さい。
Twitter上でつぶやこうかと思ったけど、文字数多いからこっちに書いただけで、記憶を元に書き殴っているだけなのでアナリスト名とかも出しちゃってますが発言、私の理解が間違っている可能性もあるのでご注意を!
と前置きはこの辺で、金価格が実態から離れた感が強いかな?
…というのが基本的な結論。
そう思った原因としてはアナリストの方々のコメントを適当にまとめて私が勝手にそう思った感じ。
まず、「新債権王ガンドラック」は前々から、ETFやETN等ではなく「現物の金」を購入すること推奨していた。
何故ETFのように受益権を有している取引に対して否定的だったかの理由を述べるのに丁度良い現象が原油先物取引で起こる。
2020年5月に原油先物価格がマイナスになったことである。原油先物の際は、現物(石油)を渡されたら困るから価格が乱高下したケース。
金の場合は、現物が欲しい時に本当にETF等で買い付けた金を貰い受ける「受益権」って本当に行使できるのか?…という警鐘。
これはかなりの非常事態を想定した絵空事感のある話であった。
ガンドラックの言うシナリオは金融市場が荒れに荒れに荒れて、実際に金(ゴールド)の受け渡しが出来なかったら、通貨(ドル)に対して危機感を感じて買った金(ゴールド)が通貨(ドル)で支払われるような事は絶対に無いとは言い切れないよね?という感じだったはず。
そして市場は7月も金の価格は上がり続けて、金ETFに資金流入が続いていた。
そこで日本のアナリストで金と言えばこの人!…の豊島逸夫さんはETF総残高が年間の金の生産量に匹敵する水準まできていることを述べられている。
ドルへの不審からまだ買われてもおかしくないけれど、そろそろ実態よりも高い水準だと見ているご様子。
ちなみにコロナ前の2019年12月頃、文化として金を欲する(金の価値の一旦を担っている)インド、東南アジアの中でもインドの現地の金価格は1500弱くらいであった。その12月頃NY金価格は1700を突破し、文化として金を買う人達にとってはもう十分割高な水準だった。その後にコロナなので現地価格も壊れただろうが、1900は高い水準と思われる。
金の生産現場については情報が少ないけれど、海底の浅いところで取りづらくなってしまって、今の鉱脈は生産量が落ちているのを2019年とかは年間生産の半分くらいはリサイクル金で補っていたはず。(これは完全に記憶で書いています)
金価格の高騰に関して、金利やら金融緩和等FRBやら政治やら株高に対するヘッジ取引やら色々言われているが、
大雑把に言ってしまえばドルへの不安と株高へのヘッジ要素増し増しの状況。
…とそこにこのお二方のコメントを大雑把にのせて
ドル不安を理由に金価格が上がっている風だが、
「もう実態からは離れて投機の世界の域だよね!」 と思ったのですよね。
金の売買をしていない私が最近の金価格を気にしているのは、この投機の世界の域への突入は大体短期筋が動かしているし、株式市場にも影響を与えるはず。
そしてその影響が「短期で、大きく」なりがちなのがここ最近のトレンド故に、中長期投資的なスタンスで買い場を待っている私にとって近々、不当な理由で下がってしまう株が現れやすい(全体)下げ相場(短期的)が来る??(というか短期筋が下げトレンド形成を狙ってくる可能性高そう?)って感じだったのですよね。
近々言うても私の場合は、理由に相応しいニュースがあればすぐにでもだが、材料なければ大統領選挙後の12月くらいまでの間を指しているので結構長い間のどこかって感じですけどね。
金価格自体は豊島さんの仰るように下げ幅は限定的で高値傾向は続く気がする。銀が頭打ちの中、金が上がっていたのが不安だったのだけれど、 今日の金価格最高値アタックに銀価格上昇もあったの見ると、ドル不審の金買い需要と適正価格を探る動きはしっかりありそう。
あんだけ「コンタンゴー!」とか言っていた原油も一ヶ月くらいでバックワーデイションになりかけて今は限月価格との乖離が少ないし、
短期筋の暴れっぷりは金とその先の市場に視点が行っていないかね??ということで、警戒心と買い入れるための情報収集のギアを私は上げる!という事でした。