「処理水放出は先送りできない課題」…漁民にとっては死活課題・意味ない誠意
政府は先送りできない課題という、これまで放置して来た、溜まりに溜まった量の処理水を先送りできない・・と言うが、無責任のツケが回ってきたためだけである。
自分たちが蒔いた種を国民につけを回していいというのは前代未聞の無責任である。
誰のために先送りできないのか?不明である。
国民のため?…あり得ない。
この誰のためかによって、被害の際に賠償金や補償金を払うべき者が決まるのだから、これは絶対に明確にしなければならない。
何かあったら、金やるから…どうもこの程度にしか聞こえない政府。
廃炉のためというの理由にならない。廃炉など不可能だからである。
放出を開始して他国が海洋食料品の禁輸を始めたときに、福島漁協のみならず、日本の漁業界に発生するかもしれない損害を見積もっているのだろうか。どうせ補償も税金で払うから問題無しとするなら大問題である。
事故を起こした企業のために巨額の税金を投入して、何が生まれるのだろうか?
数十年に亘って禁輸されるとすれば国民はこの間の賠償金を払い続けなければならない。
米国が問題無し…としているというが、何らかの問題が生じたときに米国は損害の補填でもしてくれるのだろうか。
IAEAは補償などするわけでもない。
このように責任を持ちもしない連中に言わせた安全という言葉は、何の意味もない。
後で何か事故が起きたときに、『米国も安全だと言ったじゃないか』とでも言いたいのだろうか?米国に借りを作っただけだろう。
外堀を埋めたかもしれないが、内堀には全く手を付けていない。
総理が現地に行ったから解決するなど思い上がりも甚だしい。
これで解決できるなら、露払いのような意味不明の大臣たちの訪問は、税金の無駄遣いそのものである。
総理が説得にそれほど自信があるのか、単なるアリバイ作りなのか国民はよく注視しておかなければならない。
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