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無法を生む権力(人事権、許認可権)の集中と過半数多数決国会

 今や権力にとっては『法律』など何の規制にも作用しない。多数決が民主主義と信じる国民は権力にとって扱いやすい存在に過ぎず、反対勢力も『ごまめの歯ぎしり』にしか過ぎない。
 権力を持つ側に、倫理規範や道徳的理念がなければ『政治の暴走』を止めることは出来ない。
 議会制民主主義とは名ばかりで、多数を持つ政権が形ばかりの審議を経て、思う通りの法や制度を作って行く。
 しかも自らを規制する法や整備などは全く無く、時間と共に増長して行くのは当然であろう。
 もはや今の法や制度は現状には全く有効では無く、権力を持つ者たちにだけ有効になっている。
 議会を規制する法や制度の改正は、現在の国会から切り離さなければなんら暴走に対するブレーキにも役立たない。
 さらに行政への不法介入となる人事権、電波許認可権など世論操作の道具になるものも切り離さなければ有害以外の何物でも無い。

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