先進国への難民殺到と都市人口集中は同じ構図…奪われた富の還流を求める人々
現代は、巨大企業や西側と称する国々が資本力で途上国や他の諸国の人々から『富の吸い上げメカニズム』を作り続けて来た。
結果として、地球上に『富の偏在』が生じて、一部の地域や企業に『富の集中』が起きている。
人が富の集まる場所に向かうのは当然である。これこそ『トリクルダウン』を求めてくるのであろう。
彼らを難民と称して、あたかも理不尽な行動のように取り扱っているが、所詮は『自ら蒔いた種』なのである。
動物が嗅覚で餌のありかを求めるのと何も変わらない。
誰も富の匂いもしない場所を求めては来ない。
かつて『アメリカン・ドリーム』と称したのも、何かの瞬間に集められている富の一部が自分に回って来ることを期待しているからである。
現在のような利益追求のみを目指す経済活動を続ける限り、その代償として国境を越えて人々が殺到するのは避けられない。
要は、自業自得なのである。