『40にして惑わず?』
『40にして惑わず?』
雨模様の一日ですが、走ります。
気にし過ぎては、いけませんね。
2007年の私のブログからです。
『09/18/2007 20:00:00
TITLE: 40にして惑わず?
論語の中でも皆さんのご存知の代表的な言葉です。
私は高校生時代から論語が好きで今でも当時の本を大事にしておりますがこの下りで一番好きな言葉が
「70にして心の欲する所に従えども矩を踰えず」です。
この本ももう手に入れてから数十年を経過してますので、当然本の紙は日焼けをし、
所々の付箋も破れかかっておりますが生涯離したくない本の一つでしょう。
時々は好きな部分だけ、読み返す事があります。
2600年前の孔子の言葉ですがそんな昔の言葉とは思えませんよね。
今でも充分に伝わりますし、人生訓としては素晴らしい言葉が並んでいます。
不思議なもので今でもそのまま通用するから不思議なものです。
特に政治について言われている言葉などはぜひ、政治に関わるか方々や公務員の方々に一読をお願いしたいものです。
中に不惑の40歳「40にして惑わず」の言葉があります。現代のこの年代は学校に通う多感な子供たちを抱え、
会社でも中堅の位置に差し掛かり部下を抱えて艱難辛苦の真っ最中でしょうか。
家庭では一家の大黒柱として、社会ではリーダーシップを発揮せねばならない年代、仕事面では部下からは頼りにされながら、
上司からのプレッシャーにサンドイッチ状態の頃でしょう。
40歳は男の厄年の前後でもあります。
私の勝手な解釈ですが、40歳代は惑わないという事ではなく40歳代で惑わない環境を作りなさいという方がいいのかなと思っております。
40歳代を過ぎますと、所謂老齢の道を歩んでいくわけですから、其の時にバタバタしないで落ち着いた人生を歩めるように基礎固めの時代がまさしく40歳代ではないでしょうか。』
西日本ビジネス印刷株式会社
代表取締役会長 園田 慶一