『あなたは何を背負っている?』
『あなたは何を背負っている?』
どうも明後日から、天気に変化が来そうです。
今日は「満月」、ぜひ観察しましょう!!
2007年の私のブログからです。
『12/05/2007 20:00:00
TITLE: あなたは何を背負っている?
仏像の特集を組んでいるNHK番組の中で500羅漢像を前にした宇崎竜童さんが
「人は夫々に何かを背負って生きている」との言葉に惹かれました。
あなたは何を背負って生きているのでしょうか。何を背負う為に生まれてきたのでしょうか。
65億の人間がこの世に住んでいて、と言うか神代の昔から或いは星の数よりも多いであったろう人間が営々と生まれ生きてきて夫々に何かを背負って生きてきたのでしょうか。
私は何を背負っているの?
では、あなたは何を背負って歩いているのですか?
考えてみたら、ただ私は私に与えられた、しかもそんなに際立った事ではない普通の人生を歩んでいるに過ぎないような気がするのですが、如何でしょうか。
それは極めて一部の人間には、明らかに背負っているものが何かを背負っていると傍目にも見える人間もいないではありませんが、
殆どの人間はただただ与えられた業というか、道筋というか、与えられたまでの時間稼ぎというか、そんな気がしないでもありません。
人間に与えられた苦は4つあるとお釈迦様が言われてます、人間誰しも平等に「生病老死」。
生きる事は苦だと言われてます。
だからこそそこに時々現れる幸せを掴み損ねない技量が要求されるのでしょうか。
人には幸せは平等に訪れるとも言います。
生かすも殺すも自分次第、与えられた業の中で最大限に力を振り絞って生き抜けることこそが背負っているもののように思えます。
背負っているものを重いと感じるのか、軽いと感じるのか。
重くても跳ね除ける力を持っているのかいないのか。
背負っているものは目には見えねども、無いと人生はつまらないものになりますし、
見えるともっとつまらないものになってしまいます。
背負ったものに押しつぶされないように踏ん張っている姿こそが人間らしくて、美しいものかも知れません。』
西日本ビジネス印刷株式会社
代表取締役会長 園田 慶一
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