LIGHT It UP BLUE➋
🎼
ト音記号でよむとラにいるおたまじゃくしはイ
ハ音記号でよむとそこにいるおたまじゃくしはロ
ヘ音記号でよむとそこにいるおたまじゃくしはハ
同じ位置にいるのに
同じ水深で泳いでも
五線紙の小川でおたまじゃくしは
音部記号があるから
音程が決まるのでちょっぴり複雑
同じところを泳いでいても
おたまじゃくしの音の高さは
変わっていくのか
同じところにいるのに
同じところにいて
音部記号で変わる
絶対はない世界
イからはじまったあとの話し
トでもハでもへでもいい
変ってもいい
音程が
役割がかわることがあっても
おたまじゃくしがいるから音が鳴るように
君がいるから世の中だ
君がいないと世の中ではない
へでもないと
そのまま生きて笑えたらいい
もとはイ音で産声を上げた君なのだ
『ト』をちょっぴり右に傾けたら『イ』に見える
『イ』をちょっぴり左に傾けてやるとそれが『ト』だ
『ト』の肩を引っ張るとそれも『イ』だ
『イ』の石につまずくときも『ト』だ
トとイは隣り合わせ
最初はちょっぴりでイイ
見方を変えるとはそういう気軽さで
君の泣く日ならば
君がきめるのだ
君の笑う日も
君がきめる
自分自身が音部記号だと気づいたなら
世界に多様な音が響きわたる
ハーモニーとなって
見方を変えるとは可能性の宝箱をあけるということ
五線紙のおたまじゃくしが元気に跳ねている日曜日
青い空に桜が舞うように
伝えたいことはいっぱいあるよ
さまざまな彩りの子どもの笑い声は
あちこちでたくさん舞う
それが何とも幸せなことなのだ
見た目なんかじゃない
ほんの少しずつ
伝えたいことはたくさんあるんだ
関心を持つのは大切なこと
ちょっぴりからでいい
苦しいことがあるんだ
それはたくさんある
ちょっぴりでもイイ
想いをはせてみた
そんな一週間
いただいたお気持ちは、noteの街で創作に励まれている次の方へと循環させていこうと思います。あなたの作品を見たいです。ありがとうございます。