#53 幸せな悩み
僕は3月31日生まれです。
そのおかげで、生年月日順の学校の出席番号は見事に9年間最後でした。
保育園ではかけっこは遅い、話し始めるのが遅い、先生の話が理解できない。
そんな保育園児でした。(ただし、嫌な思い出はほぼありません。)
今思えば、当時両親が僕のことをどれだけ心配していたかどうかはよく分かりません。
多分ほとんど心配していなかったと思います。(母がことばの教室に連れて行ってくれたことがあるぐらい。)
今、自分の子育てに自信が持てない親御さんは決して少なくないと思います。
発達障害の概念が世間一般的になり、『自分の子供はもしかして発達に遅れが。。』と心配になることも決して珍しくないでしょう。
僕自身がかつてそうであったように、発達や成長に遅れがあったとしても、
当人がそんなに気にしないことだってあることを声を大にして言いたい。
発達に遅れがあったとて、それは単に遅れているだけであって、あとから成長する伸びしろと捉えることだってできる。
健康で、毎日を楽しく過ごしていることさえできていれば、
子供の成長や、子育てに関する悩みはとても幸せな悩みではないでしょうか。