『ROOM TOUR』 301 「不都合な真実」というお部屋
こんにちは🙌
いや〜、少し暖かくなったかと思ったらまた大寒波。皆さん、体調は大丈夫でしょうか?花粉も出始めたみたいで、花粉症持ちのスタッフが「もう嫌…😭」と早くも嘆き始めています。笑
Maple は幸いなことに、花粉症とは無縁(今のところは…)ですが、周りから「やつは急に来るから気をつけな!」という呪いのような言葉を毎年のようにかけられるのでビクビクしております💦そうならない様、免疫力を上げなくては!ということで、体温を上げてくれる食材を積極的に摂取したり、夜寝る時には猫ちゃんを湯たんぽ代わりにしている今日この頃です。(ベタベタされるのはあまり好きじゃない猫様。毎晩のように猫パンチを食らっております。)
さて、話は変わりまして…
皆さん、「衝撃の事実を知ってしまった!」という出来事や経験はありますか?
以前、別の記事でも書いたのですが、Mapleはヨガやアーユルヴェーダを学んでいたことがあり、普段の生活でも野菜中心でなるべく無添加の材料を使った食生活を心がけております。あとは化粧品や日用品なども、自然の素材から作られた肌に優しいものを選ぶ様にしています。私が住んでいた国は健康志向の人がとても多く、ベジタリアンやヴィーガンのレストラン、オーガニック専門店がそこら中にあって選択に困ることはなかったのですが、日本には(というか私の家の近くに)そういうお店が少なく、ちょっと遠くまで出掛けないとなかなか欲しいものに出会えません💦
帰国してすぐの頃、食材の買い出しにスーペーへ出かけた時のお話です。「無添加!安心安全!」と大々的に宣伝されている調味料があり、「おぉ!これだ!」と買ってみたはいいものの… 家に帰って早速使おうと、パッケージの成分表よーく見てみると、「え…普通に添加物入ってるじゃん‼︎」「これは一体どういうことだ?」と思い、表示法について調べてみたら、あらビックリ!無添加=完全無添加とは限らないという衝撃の事実が😵(買う前にちゃんと確認しなかった私も悪いのですが。)
その当時、無添加や不使用という文言の表示に明確な定義がなく、いろいろと曖昧な部分が多かったようです。「特定の成分を排除している」と強調したい商品に、メーカーは「無添加」と記載しており、いったい何の成分が無添加で、何の成分は使用されているのかがパッと見では分かりません。謂わば、メーカーの都合よく無添加表示を使用できたと言うことです。もちろん、本当に添加物が一切入っていない商品もありますが、「無添加」という言葉だけではなかなか判断がつかなかったのです。
「無添加」と書かれていると、なんとなく「安全」と思ってつい手に取ってしまいますよね?アレルギーがあったり、多少値段が高くても健康のために素材にこだわりたい方もいるので、そういう言葉を判断基準にしている消費者は実際多いと思います。
そんなこともあり、2022年3月30日に「食品添加物の不使用表示に関するガイドライン」が消費者庁によって策定されました。何が無添加なのかを具体的に表示する様にしたり、本来添加物が必要ないものに、あえて「〇〇不使用」と書くことでより優れた製品に見せかけることを禁止したり、消費者にとってより分かりやすくなりました。しかし同時に、無添加や不使用といった表示を必要以上に強調することは「添加物の入った食品は危険」という認識が消費者に広まる懸念があるとも消費庁は主張しており、「〇〇不使用」という文言を目立つ形や過度に強調する形で表示することが禁止になったり、考え方によってはメーカーに有利な改定もあったり。生産者側と消費者側、どちらに立つかによって捉え方が変わりそうです。
本当に欲しい商品を選ぶ為には、謳い文句や見かけだけでなく、一旦冷静になって、しっかりと商品の内容を確認することはとても大事だなぁと思った出来事でした🙇♀️💦
さて、本日から3階に突入🎉👏
今回ご紹介するお部屋、301号室のテーマは「不都合な真実」です!
なにやら怪しいテーマに感じますが、気づいていないだけで意外と身近なところに「不都合な真実」は潜んでいるかもしれません。「当たり前」と思っている日常にも、じっくり観察したり、よくよく考えてみると実は「え、そういうことだったの?」と、ビックリなトリックが隠れていたりするので、「観察眼」や「データを読み取る力」、「情報収集能力」、「思考力」を鍛えることは重要です。
深い思考の海に潜っているうちに「何がなにやら?」と息が切れてしまいそうになることもありますが、だんだんと今まで見えてこなかった部分が見えてきたり、違う世界が目の前に広がったり、面白い発見と巡り会えたりします。
今日は、そんな不思議な世界へとあなたをご招待〜♫
お部屋のランク
QUARTER SWING デラックスダブル
(*予約サイトによって表記が異なるので、ご予約の際にはご注意ください。)
定員:1~2名様
クイーンサイズベッド(160cmx200cm)が1つ置いてあるお部屋です。
(* LITTLE SWING スタンダードダブルよりも床面積が広いお部屋です。)
公式ホームページの紹介文
世の中全ての物にカラクリが存在する。カラクリを知ればバカバカしい物もある。手品みたいにカラクリがあると分かった上でみんな不思議な現象を楽しんでいるのだから、わざわざカラクリを暴く必要はない。しかし、現代人はカラクリを暴くことに快感を得ている。全てを暴く事が信じるものを失っていく事だと気付いてもいるだろうに。
ちなみに、この部屋の作品は、横たわった人のデッサンだが、90度方向を変えて落下中にしたというカラクリ。
もう一つは、落ちて行く先の模型が両サイドはちゃんとした模型だが、真ん中はオモチャの箱の養生というカラクリ。
アート作品
横たわったつもりが落下
それでは、ROOM TOUR スタート!
エレベーターを降りると目に飛び込んでくるのは、無重力空間にいる宇宙飛行士さん!…かと思いきや、実はカラフルな風船に引っ張られているだけでした〜!という、茶目っ気たっぷりのアートです😊✨
1969年、「アポロ11号が史上初めて人類の月面着陸に成功した!」というニュースは世界中に衝撃を与えました。全世界を釘付けにした、宇宙飛行士が月面を飛び跳ねる様に動き回るあの映像、あなたもきっと見たことがあることと思います。
ですが、アポロ11号は本当に月面に着陸したのでしょうか??「ま〜た変なこと言って!」と鼻で笑う人もいるかもしれませんが、世界には「アポロ計画は陰謀であり、あれは捏造された映像だ!」と主張する人も数多く存在することは紛れもない事実です。「アメリカ人の6%は月面着陸は嘘だと信じている」なんて記事もあるくらいですから。(数字の信憑性は定かではありませんが…)
「宇宙では風が吹かないはずなのに、星条旗がはためいている!」とか、「宇宙飛行士のヘルメットに撮影スタッフが反射してる!」とか、「月面についた足跡と、宇宙飛行士が履いていた靴底が一致しない!」など色々な意見や根拠の画像がネット上に飛び交っており、中には「あれはハリウッドのセットで撮影された映像だ!」と自信満々に主張する人まで。
時は冷戦時代。アメリカとロシアの関係がバチバチの中、宇宙開発というフィールドで「どちらが優れているかハッキリさせようじゃないか!」と色々画策されていた可能性も0ではないとも思います。
私は実際に月に降り立ったこともないし、ハリウッドの撮影現場を見たわけでもないので、あくまで中立的な立場ですが(←ここ大事だから強調しときます。)、もし本当に宇宙開発で世界の頂点に立つためにスタジオのセットで撮影が行われていて、この入り口の絵の様に風船をいっぱいつけて、一生懸命ぴょんぴょんと宇宙飛行士が大真面目な顔でセットの中を飛び回っていたとしたら…?
まさに「不都合な真実」です。
ベッド
こちらのお部屋もベッドからテレビが見れるお部屋。スペースも広々、ゆっくり過ごすことができます。
👇玄関を入って真正面にこのお部屋のメインアートが!
「きゃー!落ちるー!」と見せかけて、実は横たわった女性のデッサンを90度回転させただけ。笑
仕掛けが分かれば「な〜んだ。そんなことか。」と思いますが、日常生活の中で「視点を変えて物事を捉える」というスキルを磨いていくと、面白い発見に出会ったり、新しい発想やアイデアに繋がったりします。
以前聞いたことがあるお話で、個人的に面白い発想の転換だなぁと思ったことがあるので紹介します!
とあるメーカーが、刃が複数付いているハサミを、料理のトッピングに使う刻み海苔を簡単に作れる「海苔切りバサミ」としてキッチン用品コーナーで売り出しました。しかし用途が限られていたのと、既に刻まれた海苔を買う人やそもそも料理をしない人もいるので購買層が限られてしまい、売上はあまり伸びませんでした。そんな時、「海苔ではなく紙を切るのに使っている」というユーザーの声を聞いたメーカーの担当者は、商品の名称を「シュレッダーバサミ」に変え、文房具コーナーで売り出すことにしました。すると驚くことに商品は大ヒット!売上も大幅にアップしたそうです。
この様に、少し視点を変えただけで物事の見え方や状況がガラッと変わることがあります。面白いですよね!
普通、絵を飾るときは向きや角度に気を付けますが、あなたもあえて違う向きで飾ってみてはいかが?何かインスピレーションがもらえるかも⁈
👇お次は女性の下のカラフルな模型をアップで見てみましょう。
どこかで見たことがある様な建造物の模型が3つ…と思いきや、近寄って見てみると… あれ?1つだけ仲間外れが!
真ん中の青い物体の正体は、商品が傷ついたり変形しない様に梱包する時や、卵のパックとかでよく使われる材質の型紙。でも遠くから見たら建物の模型に見えますよね!
一見それっぽくても近くでよ〜く観察すると違った!という経験、意外とあるんじゃないでしょうか?
私は最近、猫ちゃんが破壊したおもちゃの黒い部品がソファ下に落ちていて、暗かったのでゴキブリと見間違えて1人悲鳴を上げてしまいました。(ご近所の方、すみませんでした🙇♀️)
こんな失敗だったら笑って済みますが、見間違いや勘違いは時に大きなミスへと繋がることもありますので、やはりしっかり観察することは重要ですね。
👇反対側からの眺めはこんな感じ。
👇コーナー部分には少々狭めですが、机と椅子もご用意しております。
本や資料も広げられるこちらのお部屋!リモートワークや出張でご利用の方にとってもオススメです👍
miss morgan hotel ではお部屋の指定も承っております。ご予約ページの備考欄に一言添えていただければ、ご希望のお部屋にご案内いたします!(設備点検や予約状況によりリクエストにお応えできない場合もございます🙇♀️)
仕事に疲れたら、レコードを聞いてリフレッシュ♪…なんてのもいいですね!
洗面台、お手洗い、お風呂周り
ベッドの向かいは水回りゾーン!
明るい照明と丸い鏡で朝の支度もバッチリ👍
独立洗面台なので、朝のバタバタする時間も安心です。
👇お手洗いのアート作品はこちら。
「ぎゃー!カエルさんが食べられてるー!」と思わず声が出てしまいそうなこちらの1枚。なぜこんな絵が?
イソップ童話のなかに「王様を求めるカエルたち」というお話があります。カエルのお話で有名なものといえば、「カエルになった王子様にキスをしたら元に戻った〜」というのがありますが、それはグリム童話。(原作では、ベッドで一緒に寝ようとしてきたカエルを壁に叩きつけたら呪いが解けて2人は結婚した…という内容らしいですが、教育上ちょっとよろしくないので現代版ではキスをするという内容に変更されているみたいです。)
対して、イソップ童話のカエルのお話は内容が全く異なります。
↓あらすじはこうです。
この物語からは、
「他人に依存するのではなく、良い結果は自分の手で掴むもの。望んでばかりではいけない。」
「どんな環境下でも、自分のやるべき事や幸せを見つけようとする姿勢、自分で考えて行動することが大切である。」
「堕落は罪である。」
「今ある環境に感謝することを忘れてはいけない。」
…といった教訓が学べるかと思います。
このお話、よく考えてみると現代社会をうまく描写していると思いませんか?
家庭や会社にも当てはめることができるかもしれません。
私たちは今ある環境を「当たり前」と錯覚してしまいがちです。
カエルたちには食べ物がたくさんあり、生活するのに困らない環境が既に与えられており、自由が確立されていました。それが彼らの「当たり前」。
私たちは日本という世界的に見ると平和な国で生きているのが「当たり前」。
現在、世界中で様々な大事件や大きな変化が起こっており、日本も多大な影響を受けていることは間違いないですが、世界にはいつ命を落としてもおかしくない様な過酷な環境もあります。むしろそういう場所の方が多いかもしれません。命の危機を気にせずとも生きていける、この平和な環境にいられることに対して、感謝できている人は一体どのくらいいるでしょうか?
カエルたちは平和と自由への感謝を忘れるばかりか、堕落を続け、その上、「暇だ。不満だ。」と文句まで垂れる始末。これでは神様が怒るのも当たり前です。
もちろん、人生には時に納得のいかないことや不条理なことも起こります。そういう時は周りの人と文句や悪口を共有して安心したり、どうせ無駄だからと何もせず諦めるのではなく、改善・解決に向けて実際に何か行動を起こすことが大切です。
文句を言うのはとても簡単だけど、言っているだけではなにも解決はしないという事は、きっと多くの人が分かっている事でしょう。しかし、世の中から悪口や批判が消える事はありません。むしろそういう話題はヒートアップしがちです。何故でしょうか?
良くも悪くも「みんなと一緒だと安心する」という感覚はきっと誰もが経験があると思います。共通の趣味があったり、価値観が似ている人とは簡単に仲良くなれますよね?実はこの法則、ネガティブな内容でも成り立つのです。アメリカの心理学者、フリッツ・ハイダーが提唱したバランス理論というものがあります。簡単に言うと、「好みや嫌いなものが一致すると他者に好意を抱く要因になる」というものです。不満や愚痴も言っているうちにどんどん盛り上がり、同調する仲間が増えていきます。もしかしたら中には「それじゃだめだ!」と心の中では思っていても、圧力に負けて言い出せなかったカエルさんもいたのかも。
きっと、カエルたちにとって「原因は自分たちの中にある」ということを知ることが「不都合な真実」だったのでしょう。
「茹でガエルの法則(理論)」はご存知でしょうか?
熱々のお湯にいきなりカエルを落とすと、カエルは驚いてお湯から飛び出し助かります。ですが、カエルを常温のお水に入れた状態で、徐々に熱を加えていくと、あら不思議!カエルは逃げ出すタイミングを見失い、茹で上がってしまいます。つまり、危険が迫っていても、変化が緩やかだとなかなかそれに気づけずに手遅れになってしまう、という事。
カエルたちは自分たちの行動がどんどん自分達の首を絞めていることに気づきませんでした。常日頃から「当たり前」という感覚に飲み込まれたり、同調圧力や集団心理に流されない様、自分の意見をしっかり持ち、思考を止めずに行動することが生きていく上でとても重要なのなのだと感じます。愚かなカエルにならないためにも。
👇お風呂場のアート作品
これは一体どんな場面を切り取った写真なのでしょうか?
大きな作品を制作している場面?それとも作品を解体しているところ?
私も推測するしかできませんが、これはねぷた絵でしょうか?
「弘前ねぷた」や 「青森ねぶた」は有名ですよね!重要無形民俗文化財にも指定されています。
(”ねぷた” と ”ねぶた” の違いはなんだ?と思い調べてみたところ、地域による訛り方の違いらしく、”ねぶた” と呼ぶ地域は青森市周辺と下北で、"ねぷた" は弘前市を中心とした津軽地方に多いらしいです。しかし、歴史資料でも使い方が統一されてないらしく、“ぷ” か “ぶ” かは、未だに青森県民の間で争点になっているそうな。細かな違いはあるでしょうが、話しを進めやすくする為にここから先は「ねぷた」で統一させてください🙇♀️)
ねぷた祭りといえば巨大な山車灯籠!形は大きく分けて、扇ねぷたと人形ねぷた(地域によっては組ねぷたとも言うらしい。)の2種類。元々人形ねぷたが主流でしたが、毎年骨組みから作る為、巨額の費用と制作時間がかかります。そこで、骨組みが再利用可能で費用も抑えられる扇ねぷたが現在の主流になっています。
たくさんの人が関わり、時間をかけて一生懸命制作した巨大な作品たちが並ぶ様子はきっと見応え抜群なことでしょう。(ぜひとも見てみたい!)
Mapleもお祭りは大好きです✨
ですが、お祭りが終わった後はどうでしょうか?
瞬間的な大賑わいの後の静けさと、寂しさ。道に転がるゴミの山。美しかった作品は解体され、使われた廃材はどこへ行くのでしょうか?ねぷた絵は毎年新調され、再利用することはないそうです。最近では絵の一部を切り取り、うちわや灯籠に再加工する活動もあるようですが、「廃棄物0!100%リサイクル!」というのは難しいと思います。
平塚にも全国的に有名な「七夕まつり」があります。商店街の組合や、地域の子どもたちが力を合わせて制作した、巨大で色鮮やかな竹飾り。道にズラーっと並んだ様子は毎年壮観です!しかし、祭りが終わった後はゴミが散乱し、引きちぎられた作品の一部が道に転がっていたり、文字通り嵐が過ぎ去った後の様です。楽しかったお祭りの後には、ゴミを回収したり、清掃したり、壊れたものを直したり、そういう裏側が必ず存在します。
この世は「表裏一体」。全ての事象に表があれば裏もあります。
都合のいいことだけ切り取って、あとは無視!ってするのは簡単ですが、それではいけないのです。「生きる」ということ行為には、常に「責任」が付き纏います。人間は地球という巨大な命のサイクルの内の一部。NASAに勤務していた科学者、ジェームズ・ラブロック氏によって提唱されたガイア理論はとても有名です。(生物と地球が互いに影響し合い、まるで地球自体が一つの巨大な生き物の様に自己調整システムを持つとする仮説。科学的理論としては受け入れられてはいませんが、様々な学問分野の発展に大きな影響を与えました。)
環境資源を借りるだけ借りて、何も返さないを続けていては、いつかきっと地球から「いい加減にしろ!💢」と大きな怒りを買ってしまうでしょう… 。人間だって貸したものが返ってこなければ怒りますよね?それと同じです。
コロナが広がった当初、自粛生活やロックダウンにより世界中の人々の行動が制限されました。するとどうでしょう?たった数週間〜数ヶ月、人間の行動が制限されただけで、空気は澄み遠くの山までハッキリ見える様になったり、水は透明度を取り戻し川底が見える様になったり、何も見えなかった夜空に星が輝く様になったり、環境改善された地域が多くありました。人間の行動が、如何に地球に影響を及ぼしているかが分かります。
日々、地球に感謝しながら、少しでも環境にやさしい素材でできた製品を選んだり、無駄遣いを減らしたり、ゴミを減らす努力をしながら生活を送りたいですね。
…な〜んて長ったらしく書きましたが、実は全然ねぷた関係なかったりして。
パッと見て、大きくて色鮮やかな絵の方に目がいくけど、実は注目すべきは絵の後ろに隠れている人たちだったり?何か裏で怪しい取引とかしちゃってて、その場面を偶然取られてしまった写真だったとか?
あなたは、この写真のどこに「不都合な真実」が隠されていると思いますか?
以上、いかがでしたか?
「不都合な真実」といえば、2006年に公開され、アカデミー賞を受賞したアメリカの映画が思い浮かびます。主演はアメリカ合衆国の第45代副大統領を務めたアル・ゴア氏。環境活動家としても知られる彼が、地球温暖化の問題について強く訴えるドキュメンタリー映画です。彼は2007年にノーベル平和賞を受賞しています。
地球温暖化は今や全世界共通の常識の1つであり、様々な対策が行われていますが、実はこの問題も未だ論争が絶えないトピックであり、懐疑的な意見も多いです。「地球温暖化は実は嘘で、逆に寒冷化している」という説や、「気温上昇とCO2の増加の関連性が実はハッキリしていない」とか、「1988年にアメリカ議会の上院で温暖化について警告されてから30年。その時に予想された気温上昇度と現在の状況に大きな差がある為、計算が間違っていた」とか、「脱炭素に向けて太陽光パネルの設置が進められているが、広い土地に太陽光パネルを設置するために森林伐採しており、環境破壊や劣化した時のゴミ問題の方がやばい」とか、学者間でも様々な説や意見が上がっており、もう何が本当なのやら??
某国民的名探偵アニメの主人公である少年の「真実はいつも1つ!」という決め台詞は誰もがご存知だとは思いますが、Mapleは「それは本当なのか?」といつも疑問に思っていました。様々な見解があるとは思いますが、私個人の意見としては、「事実は一つではあるが、真実は一つとは限らないのではないか?」と思っています。
「事実」と「真実」は似た言葉ですが、そのニュアンスは微妙に異なります。google先生で検索すると、
と、出てきます。
「事実」が実際に起こった事柄で、感情が一切介入せず誰が見ても(視点が変わっても)変わりようのない事。それに対し「真実」は嘘ではない事、感情が介入し、人によって(視点が変われば)解釈や見方が変わる可能性のある事。つまり、事実は客観的であるのに対し、真実は主観的なニュアンスが含まれるのです。事実は一つだが、真実は複数存在する。「真実」は、「事実」に関わった人の数だけ存在するということで、「事実=真実とは限らない」と私は考えます。
上記のアニメで例えると、事実は被害者が殺されている(事件が起きた)ということであり、真実は、関係者や容疑者がたとえ全員が嘘偽りなく証言していたとしても微妙に証言内容が変わったりする為一つであるとは限りません。
そう考えると、名探偵くんの言っていることは間違いである気がしませんか?
でも、これはアニメ。もう一度冷静に考えてみよう。もしもコナンくん(あ、言っちゃった…)がものすごく自信満々のキメ顔で「事実はいつも一つ…被害者が殺されている(事件が起きている)!」なんて言った日にゃ〜、テレビの前の視聴者がもれなく全員、吉本新喜劇ばりにキレイにズッコケることでしょう。(それはそれで面白いかもしれないけど。)
本来の言葉の意味的には合っていても、それだと視聴者が着いて来ない気がするし、決め台詞としては「真実はいつも1つ!」の方がなんかカッコいし、正解なのかも。笑 これもある意味「不都合な真実」ですね!
さて、とどのつまり私が 301「不都合な真実」のお部屋から何を感じたかというと、世の中はあまりにたくさんの情報や真逆の意見で溢れていて、一体何が本当なのか、何を信じればいいのか分からなくなってきてしまいますが、与えられた情報を全て鵜呑みにするのではなく、時には疑いの目を持ち、自分で調べてしっかりと事実を捉えること。そして自分なりに解釈し、自分なりの真実を探すことがとても大切であるということです。1つの視点に固執せず、いろんな人の意見やさまざまな情報を集めて、そこから自分の意見を固める事が大切なのだと思います。
本日も最近恒例になってきております、偉人たちの名言でお別れしたいと思います。
そしてこんな考え方も。
人間が物事を知覚し、認識する時、必ず心や感情というフィルターを通してしまいます。何のフィルターもかけずに事実を事実として捉えることがそもそもできないので、解釈しか存在しない、という考え方ですね。うむ、哲学だ。
あなたの「真実」を見つける旅を、このお部屋からスタートしませんか?
Maple🍁
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