希望の虹、つながるチカラ。

九州豪雨の水害ボランティアを終えた帰り道。

「タイミングよくお会いできれば」と、被災地の人吉市街で人気スイーツ店を営む社長さんへ電話。

片付けや多方面への対応で疲弊されているかと思うと
ずっと連絡できずにいました。

ダメもとで掛けた電話は通じず、帰宅した直後に折り返しが。

思いのほかハツラツされた声とは裏腹に
「家もお店も全部浸かってしまって、ずっと片付けだよ」
との言葉に、気の利いたお見舞いも伝えられず。

すると

「わぁ、大きな虹が出た！　すっかり希望もなくなっていたけど、あなたが電話をくれたから。人吉の空いっぱいに虹が広がってるよ！」

と、電話口から興奮ぎみの声。

私にそんなキセキを起こせるはずはないけれど、
なんだかもう、逆に励まされてしまって、胸いっぱい。

被災された方にとって悲しいのは、自分達だけが取り残されてしまったような孤独です。

だからこそ、「見守っていますよ」と

行動で、コトバで、伝え続けていきたい。

そういえば、我が家の朝顔、咲きました。

アーティスト・日比野克彦が新潟県十日町市莇平の住民と2003 年から始めた「明後日朝顔プロジェクト」から広まったタネから芽吹いた、いのち。

繋がるチカラって、すごいな。