mog

アレルギーにより小麦・鶏卵・牛乳を避けつつ、美味しいものを食べることに情熱を注ぐ美味しいものコンシェルジュ。手に入れやすくて美味しいもので日々を幸せに。

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最近の記事

梅仕事がしたくて

初夏の青梅を使った保存食作りのことを、「梅仕事」と言うそうです。 梅仕事と私の出会いは社会人1年目の初夏。たまたま産直のマーケットで美味しそうな青梅を手に入れて梅酒を漬けた時、これからも毎年梅仕事をしようと決意をしました。ただ、決意したものの、バタバタしているうちに青梅の季節が終わってしまうことが数年続き、その後、決意と裏腹にすっかり梅仕事は途絶えてしまったのでした。 さて、そんな梅仕事と私の悲しい歴史ですが、絶賛おうち時間中の今年はふと「あ、梅仕事したい」と思い立ち、美

    • ハヤシファームの幻豚

      肉は、鶏肉(鶏肉に一般的に区分されないですが、鳥の中では特に鴨肉が大好き)、豚肉、牛肉の順で好きです。最近になって気がついたのですが、牛肉の消化があまり得意ではないようで、自分で選ぶ場合には牛肉は選ばなくなってきました。 というわけで、自炊については鶏肉と豚肉を中心に食卓を組み立てているのですが、ソテーをするといずれも美味しいものの、旨味が強く味わいが楽しいのは、やはり豚肉のように思います。一方で食感については、鶏肉のパリパリ感に勝るものはなかなかない気がします。 食べチ

      • MOON PEACHの月桃ノ葉茶

        寝室はもっぱら月桃の精油を加湿器の機能を使って部屋のアロマにしています。月桃の香りが好きになったきっかけは、帰省するたびに実家の客間(実家を出ているので「私の部屋」はもうない)に母親が焚いておいてくれたこと。スッキリとしつつも、甘すぎないグリーン寄りの香りで、本当に大好きです。 と、前置きが長くなりましたが、この月桃ノ葉茶はそんな大好きな月桃の葉を乾燥させたものです(薬膳の世界の月桃茶は、月桃の実を飲むものもあるみたい)。飲み方の説明もついており、いわゆるハーブティらしい一

        • 白きくらげの薬膳甘味を作ってみたら

          ふと思い立って白きくらげの薬膳甘味を作ってみたら非常に美味しかったので、書き残しておこうと思います。おそらく、甘く煮るというのは白きくらげの食べ方としては最もメジャーなもので、割とよく中華料理屋さんのデザートでも出てきます。たまたま手に入れた1塊分を贅沢に活用してしまいましたが、かなりの量に戻るので、半分だけでも十分だったかもしれません。白きくらげ自体は全く無味なので、好みの味の甘みをつけると良いのかなと思いました。黒糖なども合いそうです。 材料 白きくらげ(乾燥、1塊分)

          麻布第一物産の水キムチ

          世の中には偽物のキムチがあるらしく、見分け方は「しばらくほったらかしていても酸っぱくならない」だそうです。酸っぱくならないということは、要は酵素が入っていないので発酵が進まないということなんだそうですが、その点で言えばこの麻布第一物産のキムチは全て本物も本物。開封を忘れて放ったらかしてしまうと、冷蔵庫の中でパウチがパンパンに膨れ上がります。 麻布第一物産は仙台坂の途中、韓国大使館の正面にあり、大使館関係のケータリングでもよく使われているとのこと。清潔な店内には定番の白菜キム

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          信濃農園の信濃地鶏セット

          コロナの影響で在庫を抱えて途方に暮れている農家・酪農家・漁師の方がたくさんいるという話はニュースなどで聞いていて、美味しいもの好きとして、何かできることがあればいいなと漠然と思っていました。誰が悪いというわけでもないものの、突然捌ける見込みがない鮮度が命の在庫を抱えるという状況は想像するだけで胸が痛い限りです。 そんなことを考えていた頃、知り合いが「食べチョク」なるサービスを使ったという話を聞きました。美味しい食材を色々と楽しみつつ、消費することで生産者にも貢献ができるとい

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          宮内舎の玄米麺

          グルテンフリーを心がけていると、麺類の選択肢が圧倒的に減ってしまいます。フォーやビーフンばかりでは飽きてしまうし、蒟蒻麺はそれはそれで美味しいものだけれども、その美味しさは穀類の麺の美味しさとは別モノであって代替にはならない。 そんな私に、穀物由来の麺類を食べる喜びを思い出させてくれたのが、宮内舎の玄米麺でした。 出会いは、坂ノ途中のウェブサイト。野菜を注文しようとして何気なく開いた「粉・麺」のページに3個セットの玄米麺がありました。主食は玄米の私は、何気なく野菜の注文と

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          宝探しの旅

          私は食べることが大好きです。 食べることが好きというと、食べ歩き好きなのかと思われることも多いのですが、私の場合は「美味しいものを食べる」ことが大好きなのであって、必ずしも外食に拘っているわけではありません。 外食には外食にしかない良さがあります。非日常の空間(下ごしらえも皿洗いもしなくていい!)でゆったりとくつろいで食べることだけに集中できること。お店の方の知見に基づくマリアージュの提案に感動すること。色んな種類のものを少しづつ、たくさん楽しむこと。などなど 一方で自

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