試されている?!焦らず待たれよ
今日の一枚:いつしか影が長くなるように、焦らず、ゆっくり。
以前こんな記事を書いたが
切迫早産で自宅安静中の今
まさかの家事負担は彼10:私0に近い
人がいるだけで毎日ごみは出るし
ほこりや汚れも出てくる
家事は地味であるけれど
ちょこちょこしないとすぐにひどいことになるというのを身を持って知っている私は
今までは家にいないから気づかなった細々したことが目について
彼に対してイライラするのではないかということが不安であった
ところが蓋を開けてみれば意外にキーッとならずに済んでいる
もちろん言いたいことはたくさんあるけれど
今の私は少しだけ待つことを覚えた
私には私のペースややり方があるように
彼には彼のペースとやり方があるのだ
だからその問題が今すぐしなければいけない死活問題でない限り
とりあえず一呼吸置いて
少し待ってみる
自分と同じレベルは求めないけれど
例えば生ごみは水気を切らないとにおいも出るし、あったかくなるとコバエがたかる
だからこうしてもらえると助かるなんて言うと理論派の彼は納得してやってくれる
今までの私からしたら考えられないことだ
昔の私なら彼が何かするそばから口を出してしまっていただろうし
自分と同じレベルで家事ができないことにイラついていたと思う
それでも少し賢くなったわたしは知っている
器が洗えなくて夜までそのままでも
掃除が1週間以上できない日が続いても
洗濯が多少たまっても
死にやしないということを
もちろん家がいつでもきれいであるに越したことはないし
その方が精神衛生上もいいのだろう
でも完璧を求めたら疲れてしまうから
だいたいでいいのだ
そうして私はふと思うのだけれども
これってもしや近い将来の新しい住人に試されているのだろうかと
彼はきっと無邪気に私たち大人二人の整った世界を一瞬で壊していくのだ
それに耐えられるのかい?と私の子宮の中から試しているんじゃないかと
その時にも私は仏の心で待てるだろうか