怪我の功名:遊び心を忘れるなかれ
今日の一枚:未だにうまいアップロードの仕方がわからず伝わりきらないのが残念な無駄に映える旦那飯。
切迫早産になって入院してしんどいこともあったけれど
よかったこともある
その一つが旦那が意外に料理ができるということがわかったことである
入院中はテレビ電話で指示を出しながら
なかなかうまそうに作っていて
完成品を送ってくる写真は無駄に映えていた
だから退院して自宅安静になってから
彼の料理がどんなものか楽しみでもあった
家ではライブで見れるわけで
画面越しにはわからなかった細かい部分が気になることもあるけれど
想像以上に美味いものを作ってくれている
男と女が違うように
私の料理と彼の料理は違う
この違いがなかなかおもしろくて
長年の経験から私は安い、早い、簡単なもので
レシピは昔からクックパッドに頼ることが多い
食材も買うメーカーがだいたい決まっていて
ウィンナーやベーコンがいい例だ
私はそこそこ量が入っていて、その時安いメーカーの中から自分の中でうまいと思うものを買う
でも彼は何を作るかによって変える
パスタの時なら厚切りベーコン、ホットドッグならワイルドな感じのウィンナーと
私が買ったことがないメーカーのものを買ってくるから新鮮だ
レシピも彼の場合リュウジさんのレシピを参考にすることが多い
常々外食じゃなくて、誰かが作ったご飯が食べたいと言い続けていた私の夢は
意外な形で叶ったこととなる
ご飯を作ることもたべることも好きだけれど
毎日のことなのでいかに手早く、簡単にと
長らくルーティン化していた部分もあったので
久々に遊び心を思い出した感じだ
自分一人だとアイディアに限界があるけれど
誰かいると別の視点が加わって見えてくるものがある
そんなことに気づけた春の夜である
どうか来週も入院にならず
彼のご飯が食べれますように