ノイバイ空港からGrabタクシーで35分、 ホテルを目指す。 タクシーの窓から見える初ベトナムは 雨霧と黄砂(?)でえらくかすんで見えた。 ちらほらと見え始めた看板も当然のごとく、読めない。 時々目に入る「SAIGON BEER」や「PHO」「COFFEE」の文字に ついに来てやったぜ、と実感が湧いてくる。 市内に近づけば近づくほど道は険しさを増し、 少しずつ交通事情の”おやおや”に気づいてくる。 車線はあってないもの 車はバイクに囲まれる形で走るのがデフォ バイ
23年、5月。 春と夏が混ざった風の吹く頃。 福岡・天神の岩田屋に「ノーレーズンサンド」がやって来るという。 大好きなフードエッセイストである平野紗季子さんが ディレクターを務め、立ち上げたお店だ。 ポップアップ初日にはご本人が店頭に立ち、 開店前から整理券が配られるという。 平野さんにお会いしたい気持ち5、 レーズンを克服したい気持ち5、 東京のおしゃれなお菓子食べたいミーハー心1。(いや、1多いな?) 前日の夜から家族にも「レーズンと仲良くなってくる」と宣戦布告をし、
3月中旬。 遅めの新婚旅行と題してベトナム・ハノイに行ってきた。 結婚式をあげてすぐに私が転職したこともあり、 職場に慣れて有休取りやすくなってから行けばいいさ~と 楽観視していたのも束の間、COVID19の到来により 我々の「新婚」期間は暗い影を落とした。 (いや、嘘です。それなりに楽しかった) 式から5年もの月日が経ち、環境も変わり そろそろ気分転換したいと思っていた頃。 お互いまとまったお休みが取れそうだったので 円安でも十分に楽しめる国に行こうと ベトナム・ハノイ
やるせなくなった時。 私は「あったかくてとびきり美味しいもの」を求めて 定食屋さんを目指す。 その時ばかりはグーグルマップで『定食』と調べたり、 星の数やレビューを参考にしたりはしない。 ただひたすらに、足の向くままに歩いては 自分の直感に頼る。 携帯は扉に手をかける前に鞄へとしまい いいかっこしなくてよさそうな、できるだけ端っこの席を選ぶ。 席を決めたら丁寧に荷物を定位置に。 ひとつひとつの所作にまるで意味があるかのように ゆっくりと動く。 腰を下ろしたら姿勢を正