20180622:マチネの終わりに。
『マチネの終わりに』/平野啓一郎
読了。
大人の恋だ。
薄っぺらい感想だけど。
今の私は、大好きな人との未来が割と確約されている状況。なのに、少し会えないだけで寂しくて寂しくて仕方ない。
それに比べて、薪野と洋子の関係は。
愛しているからこそ関係を絶つなんて、考えられない。少しでも触れたいって絶対に思ってしまう気がする。
生きている時間が長いと、もう後戻りできないという現実があって、目の前のものを最後まで守りきる義務も抱えていて、それが大人になるってことなのか。受け入れることが大人なのか。
深い。
まだまだわたしにはその深さをわかり切れていない。
きっとそんな今も楽しむべきなんだろうけど。
そして、『マチネの終わりに』のアルバムがあるとは知らなかった。
これ聴きながら読みたかったな〜。
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ということで今日の #1day1new はマチネの終わりに。
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