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経営コンサルタントが、コンサルティングの前に準備していることについて。
おはようございます。今朝も勢いで書きます!
私が仕事にしている経営コンサルティングは、主に中小企業の住宅不動産会社に、業績を上げていただくことだ。社員数名の会社から50名くらいまでの会社が多い。
そういう会社が業績を上げていこうと思うと、まずは集客を増やすこと。そして、売れる商品開発や営業手法を提案する。そして、集客も受注も増えてくると、人が足りなくなってくるので、採用や定着といったことも含まれてくる。
このようなコンサルティングを半年や一年といった期間で契約をいただく。また、基本的には、業績を上げていくことにはゴールはないので、期間が終了すれば更新をしていく。そうして、長いと10年、20年と続く場合もある。
また、契約期間中は、質問などがあれば、いつでも連絡をいただければ対応をするが、その会社へお伺いしたり、ZOOMなどでつないでオンラインでのコンサルティングをするのは、基本的に月一度である。
つまり、月に一度、毎月ミーティングをしながら、何年もお付き合いを続けていくのが基本的なコンサルティングスタイルとなっている。
さて、このような話をすると、「それだけ続けていれば、コンサルティングをする前に、特に事前準備をすることもなく、当日、ご支援先へ伺って、その場でコンサルティングをすればいいようになるんじゃない?」と言われることがある。
しかし、当然、そのようなことはなく、何年もお付き合いをいただいている会社でも、事前に準備をすることは、お付き合いが始まった会社と変わらない。実際のコンサルティングと変わらないくらいか、場合によっては、それ以上の時間を準備にかけている。
基本的な準備としては、
・一週間ほど前に当日のアジェンダを作成する
・前日、もしくは当日の午前中にメンバーと打ち合わせをする
を行っている。
ただ、アジェンダを作成するために、必要であればメンバーと打ち合わせをするし、ご支援先の社長や社員の方とミーティングをすることもある。
ご支援先の状況を確認し、課題や、もっと成長をしていただくための必要なことを整理する。そして、課題解決や成長を促進するための具体策を検討する。そのうえで、当日のアジェンダ、つまり、タイムスケジュールと、提案の順序を組み立てていく。
そのうえで、コンサルティングの前日、もしくは当日の午前中にミーティングを行って、メンバー内で、今回のコンサルティングの論点や目的、ゴールなどを共有する。
そのうえで、コンサルティングにのぞむ。
コンサルティングでは、決められた時間で、必要なことを共有、検討し、実行策を決めていかなければいけない。必要なことを決められた時間で決めていくのは簡単なことではないが、事前準備がよければ、想定どおりに進んでいく。
また、メンバーは私よりも若手である場合が多く、そのメンバーの育成も兼ねているので、事前ミーテイングでは、そのための教育も行う。
これぐらいのことは最低限の事前準備をして、コンサルティングにのぞんでいる。
準備に時間をかけて、今日もステキな一日に。