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会社を成長させる社長のマインド
会社は社員の成長のためにあり、社員の成長とは社員が幸せな生活ができることであり、そのためには仕事で成果を上げれば給与が増え、昇進昇格をする未来が描け、あらたな挑戦も次から次へとできていく。
会社の存在目的を社長がこのように考えている会社は、業績を伸ばし、会社を大きく成長させていく。
もちろん会社で働くすべての人がこのようなマインドを持つわけではない。安心、安定して働くことができて、残業もなく、休みも確実にとることができることを求める人もいる。
しかし、成長マインドをもつ社員が少ない会社が、大きく成長していくのは難しい。会社を大きく成長させていくには、成長マインドをもつ社員を増やすことが必要。
ただ、会社の存在目的を社員の成長のためと明確にしている社長は、それほどいない。会社の存在目的となると、社員満足の他に、お客様満足のため、取引業者のため、地域社会のためといったことが挙がるが、一番の存在目的を聞かれたときに、明確に社員満足のためと答える社長はどれほどいるだろうか?
さらに、「社員満足とは具体的に何なのか?」について、明確に考えられる社長はどれほどいるだろうか?
共に働く仲間(社員)のために毎年給与を上げていきたい、新しい仲間も増やしていきたい、そして、リーダーやマネージャーとして組織を率いる面白さを経験させたい・・・、社員満足をこのように定義している社長は、会社を大きく成長させるマインドを持っている。これが、会社を成長させる社長に必要なマインド。
特に今の日本経済は成熟社会となり、IT関連などの業種を除けば、多くの業種業界が成熟している。住宅不動産業界もそうだ。会社数が多く、需要以上の供給となり、競争が激しい。
かつての高度成長時代とは違い、成熟業界において、会社を大きく成長させることは難しくなっている。しかし、数は限られるが、10年足らずで売上10倍を超える住宅会社は存在する。
そして、このようなチャンスはすべての会社にある。しかし、そのために必要な条件が、社長が社員の成長を願うマインドを持つことである。
そのマインドの強さが成熟業界の中で成長する企業には必要であり、それこそが他の会社との差別化となり、業績を伸ばしていく。
つまり、他の会社にはないヒット商品やサービスの開発がなければ、このような成長ができないのではない。他社よりもちょっとした違いはあるが、大きな違いがあるわけではない。
それよりも、社員のマインドに違いがある。自分自身を成長させたい。そのために、お客様に満足を与えて喜んでいただきたい。共に働く仲間の成長もサポートし、共に成長していきたい。
このようなマインドを持って社員が働いている。そうなるために社長が社員を成長させたいというマインドが必要。
あらためて、
「会社(自らが率いる組織)は、何のために存在するのですか?」。
今日もステキな一日を!
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