上位役職者やベテランの「正論」には、気を付けろ!
おはようございます。今朝も勢いで書きます!
「正論」は、ときに、相手をやりこめる武器になる。あるいは、相手の勢いを止めてしまう武器になる。とくに、上位役職者やベテラン層が、20代の若者に正論をはくときは、要注意だ。
「正論」は、誰が聞いても正しいことなので、反論しようがないものである。しかし、確かに、正しいことではあるのだが、時と場合によっては、マイナスに働く。
国内の独立系コンサルティング会社としては、トップを走り続ける船井総研の創業者である舩井幸雄さんは、このような言葉を遺している。
ツイテいる人の生き方として、
20代までは強気で生き、
30代~40代前半は強気・負けん気で生き、
40代後半以降は強気・負けん気に思いやりを加えて生きる。
最近、私が気になるのは、強気や負けん気が弱く、一見すると思いやりがあるような生き方、仕事の仕方をしている20代が多くなっているように感じること。
本当に思いやりがあるのかどうかは分からない。強気や負けん気が弱いために、そう見えるだけのような気もする。
本当の思いやりは、若いときに強気と負けん気で生きてきて、周囲とぶつかりながら進んできた人間に身に付くものではないかと思うからだ。
ただ、強気、負けん気で生きようとして周囲にぶつかっている若者を見たときに、上にいる人間が、正論でその言動や行動をたしなめる。
確かに、40代や50代にもなって、強気、負けん気だけの生き方は見苦しいが、20代の若者であれば、若者らしいとも見える。
また、お金だけ、自分だけの生き方も年配層からは、たしなめられる。
しかし、これも、一番に優先したい目標を決め、その実現に向けて、お金や自分中心で生きる。そのときも、周囲とぶつかるだろう。そして、大きく凹むこともあるだろう。
ただ、そのような生き方を若いときに経験した人だからこそ、年を重ねたときに、心底、お金だけ、自分だけの生き方はよくない。本当に大事にしなければいけないことが他にあることに気づく。
そのような経験もなく、なんとなくの正論をはく年配層には気を付けなければいけない。
お金だけ、自分だけの生き方も40~50代の年配層がしていると見苦しいが、20代の若者であれば、若者らしいと見えるものだ。
20代のときに、明確に決めた実現したい目標を持ち、その目標に向かって、強気・負けん気で生き、時には、お金や自分中心で動く。そして、周囲とぶつかりながら、ときには大きく凹みながら突き進む。
20代であれば、このように過ごす一年があってもいいと思う。
それを、何の迫力もない生き方をしてきた中高年が、その若者や組織をコントロールしたいために、正論をはいて若者の行動の勢いを削ぐことこそ、自分中心の考えで生きていると言えないだろうか。
中高年にとって、若者は手に負えない存在であるべきだ!
若者の可能性を最大化して、今日もステキな一日に。
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