20才そこそこの若者が、剛腕な社長に経営コンサルティングができる理由。
おはようございます。今朝も勢いで書きます!
今年ももうすぐ8月になろうとしている。今年の春に社会人となった新入社員も、入社4ケ月が経過しようとしている。4月には街で浮いているように見えた新入社員の姿も見えなくなった。
さすがに、4ケ月前には大学生だったコンサルタントの卵が、中小企業の剛腕な社長にコンサルテイングができるようになる人は、ほとんどいない。さすがに、まだ時間が足りない。
しかし、そんな彼らの先輩は、すでに、そのようなコンサルティングをする姿を見せている。そんな先輩を見て、果たして自分も、1年、2年すれば、同じようにできるようになるのかと不安を覚える新人もいる。
私はこれまで多くの新入社員を見てきたが、そのような不安を口にしていた新入社員も、1年、2年と経てば、そんな先輩と同じようにコンサルティングができるように育っていく。
社会人2年目、3年目と言えば、まだ20才そこそこである。そんな姿を見て、ご支援先の社長などから、よく言われるのが、「若い人が育つのが、早いですね。」ということ。
20才そこそこの若い人が、中小企業の社長にコンサルティングができるようになるのを不思議に感じている。
そういうときに私がよく言うのは、「社長、彼らの話をよく聞いてください。なぜ、社会人経験も浅く、若い彼らが、コンサルテイングができるようになるのかが分かりますから。」ということ。
決して、小難しいことも、抽象的なことも、話していない。分かりやすい、事例や事実ベースの話しかしていない。それも、うまくいった成功事例や事実を話している。
成功事例や事実であれば、それを紹介すればいいだけなので、それほど話すのが難しいわけではない。また、その内容は、社長がとても聞きたいことなので、よく聞いてもらえる。
ところが、そんな彼らも、自信がつき、またマーケテイングなどの勉強もするようになってくると、おかしなことを話しだすことがある。自分の考えや、どこかの大学教授が話しそうなマーケテイング論やブランデイング論を話しだすのだ。
そんな話を中小企業の社長に話し始めた途端、相手は明らかにつまらなそうな表情をしたり、眠そうな顔になる。そんな話は聞きたくないのだ。
また、社内でも上司など、経験豊富なコンサルタントに話すと、「おまえの考えなんか興味ないねん!誰も聞きたいとは思わん!また、どこかの大学教授がしゃべりそうなことなんか、話すな!」と叱られる。
成功事例や事実ベースで話すこと。それによって経験値を積んでいく。その情報があることが、20才そこそこの若者の話を、中小企業の凄腕の社長も聞くことになる。
相手が求めていることを返して、今日もステキな一日に。
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