疲れずに、よくとおる声で話し続ける方法。
おはようございます。今朝も勢いで書きます!
私はいまのコンサルテイング会社で働く前は、不動産会社で働いていた。そこでは、お客様と不動産の売買契約を交わす仕事もしていた。そのとき、必ずしなければいけないのが、重要事項説明書をお客様に話して説明をすること。そのうえで、契約に署名と捺印をいただく。
ただ、これは書面に書かれている内容をすべて読み上げて説明をしなければならず、それが、なかなかの量があった。すべてを読み上げるのに、30分はかかっていたと思う。
そして、契約は、土日に集中することが多く、一日に何度も重要事項説明をすることも多かった。ところが、なぜか私は一度説明をすると、疲れてしまい、二度、三度も説明をするとなるとフラフラになるように感じていた。
酸欠になっているような感じになり、頭がフラフラになってくるのだ。他の人に聞いても、そのようになると言っている人はおらず、私の話し方に原因があるのではと思っていた。
また、そのころ気になっていたのが、扁桃腺がはれていること。風邪を引いている訳でもないのに、はれている。もしかすると、これが原因で長く話しているとフラフラになってくるのかもしれないと思い、病院へ相談へ行った。
そして、結局、それは手術で切除した。
さて、その後、どうなったのか。実は、そのタイミングでいまのコンサルテイング会社へ転職したので、よく分からない。ただし、経営コンサルタントの仕事も話すことが多い仕事である。一日中、話していることもよくある。
また、目の前の人に話すだけではなく、数十人、ときには数百人の人を前にして話すこともある。そのようなときは、マイクを使うのだが。
マイクなしでも、マイクありでも、話すことが多いのが、コンサルタントの仕事である。
このように話す機会が多くなると、疲れない話し方を身に付けていなければ、それだけで疲れてしまう。ただ、疲れないために、声を小さくするような話し方では、ダメだ。元気で、聞きやすいと思ってもらえる話し方を続ける必要がある。
そこで、先輩コンサルや上司から教わったのが、腹式呼吸をしながら話すこと。胸の呼吸で話すのではなく、お腹で呼吸をしながら話す。お腹から声を出すという感覚になる。
これを身に付けると、声はよく通るようになり、長い時間を話していても疲れを感じることはなくなった。
さて、最近のオンラインミーテイングでのこと。2拠点を複数のメンバーでつなげてミーテイングをしていた。ただ、そのときの環境で、マイクを使うのは一台のPCのみ。他の声は、そのPCから拾うようにしていた。
私が座っていたのは、マイクを使うPCから少し離れた位置。しかし、相手から言われたのは、「他の人の声は聞こえづらいけど、マイクから離れているはずの味園さんの声はよく聞こえる」ということ。
そのとき、私のまわりにいたのは若手メンバーばかりで、コロナ禍で入社してきた人が多かった。彼らは、コロナ禍で、リアルで話すよりもオンラインで話すことが多かった。
そのため、声を大きくして話す必要がない。
私のように、どうすれば疲れを感じないで、よく通る大きな声で、話せるようになるのかといったことに悩んだこともないはずだ。
私は、悩んだことで、今の話し方を身に付けられた。
そして、こうなると今度は、家のなかなど限られた空間で話すときとか、オンラインで話しているときなどに、声が大きくてうるさいと言われてしまうことがある。
うまく調整ができるようになればいいのだが、そのことに私は悩んでいないので直ることはなさそうだ。
声に注目をして、今日もステキな一日に。