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経営コンサルタントという仕事について。

経営コンサルタントは、どのような仕事と思われているのだろうか?

マッキンゼーなど大手企業向けにコンサルテイングをする外資系と、中小企業向けコンサルテイングが多い国内系コンサルテイング会社では、同じコンサルテイングでも、仕事の内容は違ってくる。

どうだろか?経営コンサルタントはどのような仕事をしているイメージがある?また、経営コンサルタントになるために、最も必要な資質はどのようなものだと思うだろうか?

パワポなどを使ってカッコいい資料を常に作っているイメージだろうか。そして、その資料を使って堂々とプレゼンし、人を強くリードしているイメージだろうか。

そして、このような仕事をするためには、頭の回転が早く、資料作成もサクサクとでき、話し方も上手くなければいけないと思われているのだろうか?

あるいは、中小企業診断士などの資格が必要だと思われているのかもしれない。

何を隠そう、二十数年前の話になるが、私こそが今のコンサルテイング会社に転職で入社する前、このようなイメージを持っていた。また、中小企業診断士の勉強もしたことがある。

頭の良さや資料作成力、話し方も上手な方が良いだろうが、それが最も必要な資質ではない。人の能力は鍛えられるので、このような資質はコンサルテイングの仕事をしていれば備わってくる。

また、中小企業診断士もまったく必要ないとは言わないが、持っていてもコンサルタントになれるとは限らない。そして、経営コンサルタントの仕事をしていれば、中小企業診断士で学ぶことも必要となるので、その都度、勉強して身に付けていけば良い。

少なくとも支援先は中小企業診断士の知識を求めてはいない。もし、二十数年前の私にアドバイスができるとすれば、「中小企業診断士の資格勉強はやってもあまり意味がないよ。」と言いたい。それよりも、目の前の仕事や他に勉強した方がいいことがあることを伝えたい。

ところで、消費者向けの事業をしている中小企業やお店が必ず求めているものがある。

それは、「集客」。

どの会社やお店も求めている。なので、紙広告でもWEBでも何でも良いが、集客できるノウハウを持った方がコンサルタントとして仕事ができる。

それから、最も必要な資質は、社長やリーダーへの寄り添い力である。寄り添い方にはいくつかあり、社長やリーダーをグイグイと前に引っ張ることも必要だが、それだけではない。時には、悩み事や相談にじっくりと耳を傾けて、親身な接し方が必要なときもある。また、「社長、大丈夫!」と社長が前に進めるようにグッと背中を押すこともある。

社長やリーダーに寄り添って、支援、サポートしていく姿勢が、コンサルタントに最も必要な資質である

私は今では、カッコよく洗練された仕事というよりも、人間臭くて暖かみが感じられる仕事だと思っている。


今日もステキな一日に!

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