日報ver.2で、会社の生産性や社員の帰属意識を高める。
おはようございます!今朝も勢いで書きます!
社員に日報を書かせるようにしている会社は多いが、一日の業務内容を会社に報告する、あるいは記録するものとして使っている会社がほとんどだろう。
それでは、日報がもつ効果を最大限に発揮できているとは言えない。もったいない日報制度となっている。
そこで、日報を社員が会社へ報告するだけのものではなく、社員であれば誰もが全員分の日報を読めるようにする。誰が、どのような仕事をしているのかを全員が分かるようにする。
会社、あるいは社長へ報告するものから、社員全員へ自分の仕事内容を伝えるものにする。
これをするために特別なアプリやシステムは必要ない。メールでも十分にできる。
そして、日報には、一日の仕事内容の他に、仕事をしていて気づいたこと、改善した方がいいと思ったこと、仕事で成果を上げる方法や、効率的に進められる方法など、他の人が仕事をするときに、役立つと思ったことも書く。
あるいは、嬉しかったことや感動したこと、感謝したいと思ったことを書くようにするのもいい。
そうすれば、誰がどのような仕事をしているかが分かるようになるだけではなく、会社のなかで起きていることや、仕事で成果を上げる方法や効率的に進める方法など仕事アイデアを知ることにもなる。
こうなると、日報が会社の生産性や帰属意識を高めるものへと変わる。
日報ver.1 単なる会社への業務報告
日報ver.2 会社の生産性や社員の会社への帰属意識を高めるもの
この違いは大きい。
また、これによって本当に読まれているのかどうかが分からない日報、そうなれば書くのも適当になってしまう日報から、参考になることを書けば社員から反応がある日報になり、書く意識も高まる。
社員にとって、日報がアピールの場にもなっていく。そうなると、なかには、いかにして面白い日報を書こうかとか、役立つ情報を提供しようとか、自分をアピールしていこうかと考える社員も出てくる。
さらに、年に一度、社内の表彰大会で、「日報大賞」も用意して、選ばれた人を全社員の前で表彰する。
このようになってくれば、日報はその会社のコンテンツの宝庫となり、欠かせないものへとなっていく。
実際に、日報をこのようなものへと高めている会社はある。もしかすると、もっといい使い方をしている会社があるかもしれない。しかし、多くの会社では、社員から会社への単なる業務報告となってしまっている。これでは、もったいない。
日報を昇華させて、今日もステキな一日に。