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経営コンサルタントに必要な講演力。
おはようございます!今朝も勢いで書きます!
経営コンサルタントは講演をすることが割と多い。まったくしないという人もいるかもしれないが、少なくとも私はこれまで多くの講演をしてきた。
セミナーでの講演、経営研究会での講演、外部の業界団体や金融機関などに呼んでいただいての講演、また、社内でも講演をしたことがある。
経営コンサルタントが講演で話すというと、上手な話し方をされると思われることが多いが、決してそのようなことはない。話し慣れているので、多少は上手に話ができるかもしれないが、決して、上手だとは思わない。
トップコンサルタントでも、話し方はあまり上手ではない人もいる。
経営コンサルタントは、講演家ではない。だから、上手な話し方ができるようになる必要はない。
では、
経営コンサルタントの講演
と
講演家が話す講演
は何が違うのか?
講演家は、話術で聞かせる。話の内容は、特に面白いものではなくても、話術で聞かせる。また、話を聞く人も、それを楽しみにして聞く。
一方で、経営コンサルタントは、内容で聞かせる。話術に難があっても、内容が面白いから人は聞く。
つまり、講演は、「話の内容×話術」でできていて、講演家は話術で話を聞かせ、経営コンサルタントは話の内容で聞かせるという違いがある。
ただし、これは掛け算なので、講演家も話の内容がまったく面白いものでなければ、人は聞かないだろうし、経営コンサルタントも話術があまりにも下手だと聞いてもらえない。
また、講演家も経営コンサルタントも、一流のトップレベルになれば、どちらも優れたものになる。
では、経営コンサルタントが講演力を高めるために、何をすればいいのか?
そして、聞かせるための話の内容とはどういうものなのか?
それは、事実ベースの事例である。上手くいった成功事例である。失敗事例も、失敗を防ぐことになるので、まったく価値がないわけではないが、最も聞きたいのは、成功事例だ。
ここで、勝負しなければいけない。
しかも、人から聞いた事例や、本で読んだ事例ではいけない。経営コンサルタントとして関わったなかで、自らが経験したことでなければいけない。
そういうことからすれば、経営コンサルタントが講演力を高めるには、日ごろからのコンサルテイング活動が重要になる。そこで、ご支援先の成果を上げるコンサルテイングができているかどうか?成功事例づくりができているかどうか?
これが、経営コンサルタントの講演力を高める。
日ごろのコンサルテイングで成果を上げて、今日もステキな一日に。