
会社を永続的に成長させるサステナグローススコア。
おはようございます。今朝も勢いで書きます。
社員を抱える会社に求められるものとして大きなものに、「継続」がある。欧米では、ゴーイング・コンサーンと言われる。そして、そのために、”永続的な発展”が必要となる。
それを目指して、毎年、売上高と利益を伸ばしていくこうとする会社がある。例えば、「お、ねだん以上のニトリ」は、増収増益を続ける企業として知られる。
ニトリは、36期連続して、増収増益を続けた。それが、前期は、円安の影響が大きかったようで、減収減益となっている。ただ、36期もの長い間、増収増益を続けたというのは、世界中の企業を見ても、そうないはずだ。
その数少ない会社が、もう一社、日本にある。それが、年輪経営として知られ、増収増益を48期連続続けた伊那食品工業である。ほぼ半世紀にわたって、増収増益を続けたというのだから、凄い。
両社に共通するのは、企業の永続的な発展のために、売上高だけではなく、営業利益の成長も大事にしていること、である。
売上高を伸ばすには、積極的な投資が必要となる。例えば、積極的な出店をすれば、売上は伸びる。あるいは、新規事業を立ち上げば、売上は伸びる。
ただし、そこで、利益を無視したかのような投資をすれば、売上は伸びるかもしれないが、利益は減らす可能性がある。
また、逆に、利益率を高めようとして、コストダウンや経費削減といった方向に経営の舵をきると、利益は増えるかもしれないが、投資を控えることになり、売上は伸びなくなる可能性がある。
そういう経営を続けていると、競争力がなくなり、商品やサービスの付加価値もなくなり、いづれ利益が出なくなる可能性がある。
そこで、永続的な発展を続けていくために、売上高成長率と営業利益率を足した指標をスコア化して、毎年の成長を確認する。
例えば、売上高成長率が115%で、営業利益率が5%だったとすれば、
サステナグローススコア=売上高成長率15%+営業利益率5%=20%
となる。
まずは、この数値を毎年伸ばしていく経営を目指す。そして、30%を超えるようにしていく。
事業計画を考える段階で、このサステナグローススコアの目標数値を設定しておく。そして、その達成に必要な計画を立てる。
売上は伸びたけど、利益は出なかった。
利益は出たけど、売上はほとんど伸びなかった。
このような結果を招かないようにする。
売上も、利益も、目指していた数値を出すことができた。
これを実現させていく。
サステナグローススコアをチェックして、今日もステキな一日に。