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富士山でさえ、日常になる・・・。自分たちの価値を見失わないために。

おはようございます。今朝も勢いで書きます!

私がいま、コンサルテイングで定期的にお伺いしている会社に、静岡県富士市の住宅会社がある。

静岡県富士市・・・

と聞くと、何を思い浮かべるだろうか。そう、富士山である。JR新富士駅を降りると、雄大な富士山を眺められる。私は、この景色が大好きだ。

なので、この住宅会社へお伺いするときの楽しみにもなっている。

今日は、美しい富士山が見られるかなぁ、と。

天気に恵まれなければ、美しくて雄大な富士山は眺められない。昨日、その住宅会社へ伺っていたのだが、今回は、見事な富士山が眺められた。

昨日、新幹線から撮影した富士山

毎回、このような富士山が眺められるわけではない。3回に1回くらいだろうか。山頂まで見えない富士山を見ることの方が多い。

だから、このように美しい富士山を眺められると嬉しくなる。そして、つい、地元の人に、「こんな雄大な富士山が眺められるなんて、いいですね。」と言うのだが、地元の人にとれば、富士山もすっかり日常の景色になっているので、私ほどの感動はない様子。

日本一の山、富士山でさえ、毎日眺めるような日常になると、その価値が分からなくなるのかと驚く。

これは、他のことにも言える。

自分の長所が分からない。
会社の良いところが分からない。

もっと言うと

日本という国の素晴らしいところが分からない。

しかし、海外の人と話したり、外国へ旅行をすると、日本の良さに気づかされる。

会社の良さが分からなくなるのも同じである。他社にはない良い点も、自分たちにとっては、当たり前のことなので、その良さが分からない。

そこで、コンサルタントの出番である。コンサルタントは、その会社に対して、客観的な視点を持っている。他社と比較することができる。

だから、他社よりも優れている点が簡単に分かる。それを、その会社の人に教えてあげる。そうでもしなければ、自社の良い点は、なかなか分からないものだ。

富士山でさえ、地元の人にとって、日常となり、当たり前のものとなってしまうのだ。「日本一の山」と言われても、もしかすると、ピンときていないかもしれない。

ずーっと、そこにあるものだから。

お客様が、その会社を選ぶのは、良いと思うところがあるから、他社ではなく、その会社を選んでいるのである。しかし、お客様に選ばれている理由は、分かっていない。あるいは、思い違いがある。

日常となってしまったものを、冷静に、正しく評価するのは、なかなか難しい。

自分たちの良いところを再評価して、今日もステキな一日に。

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