後悔しない会社の辞め方と、辞めた会社で再び働きはじめる人。
おはようございます。今朝も勢いで書きます!
先日、社内のエレベーターに乗っていると、「あれっ!?なんで、おんの?」と、声をかける人がいた。
そのときの、私の頭のなかは、「えっ!?この人はもう何年も前に会社を辞めている。あれ!?そうか、事業をしていたはずだから、お客様としてセミナーや経営相談に来たのかな?いずれにしても、久しぶりに会うけど、元気そうで良かった。」というようなことを瞬間的に思っていた。
この人が会社を辞めてからも、私はFacebookでつながり、経営を始めた飲食店にも行くなどをしていたので、親しく感じていた。
で、私に、「なんで?おんの?」と声を掛けられた人が答えたのが、「また、この会社で働くことになりました。よろしくお願いします!」
私が働く経営コンサルテイング会社でも、まだ少ないが、それでも少しづつ、このように一度辞めた人が再び戻ってくる人が増えている。
そして、おそらく、今後も増えていくのだろう。一度、辞めて他の会社で働く、あるいは、独立をするなどの経験をして、古巣の職場が良かったことに気づき、再び働き始める。
ちなみに、私も、一度、会社を辞めている。私の場合は、一度辞めた会社に戻るというのが、まだ社会では認知されていなかったこともあるが、辞めた会社に戻りたいと思ったことは一度もない。
前職とはまったく違う仕事に就いたからなのか、今の職場がいいと感じていたからなのかは、自分でもよく分からないのだが、とにかく、戻ろうと思ったことは一度もなかった。
そして、そういう人を見ていて思うのは、もし、会社を辞めずに、そのまま働き続けていればどうだったのかなということ。どっちがいいとか悪いとかではなく、単純にどうだったのかなと。
私は今の会社での在籍年数は、25年を超える。私も会社を辞めようと思ったことは何度かある。また、このことは私だけではなく、10年以上働いている人であれば、一度や二度は考えたことがある人はいるはずだ。
しかし、辞めなかった。その違いはどこにあったのか?
20年目になる社員が、それについて話していたのだが、「辞めようかと思ったとき、冷静に周囲を見て、人の意見も聞きながら、考えていた。」ということ。「そうしながら目の前の仕事を頑張っていると、また、成果を上げられるようになってきた。」
会社を辞めようと思う理由は、大きくは二つある。一つは、成果が思うように上げられずに、将来の展望が見えなくなったとき。そして、もう一つは、成果は上げられているのだが、会社のなかでは、新たな展望が見えずに、新しい世界でチャレンジしたくなったとき。
注意が必要だと思うのは、自分の殻に閉じこもって、考え方が固執してしまっていないかということ。
ふっと、肩の力を一度抜いて、周囲を見てみる。そして、そこにいる人にちょっと話してみる。それが、きっかけとなり、変わっていくこともある。
ときには冷静になって人の声を聞き、今日もステキな一日に。
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