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経営コンサルタントが社長を理解するために大切にしていること。

おはようございます。今朝も勢いで書きます!

中小企業の経営コンサルテイングで、ご支援先の業績を上げるには、社長が「やりたい!」、「チャレンジしてみたい!」、「できる自信がある!」と思ってもらうことが、とても大切になる。

たとえ、その会社に必要なこと、取り組んだ方がいいと思えることも、社長がやりたい、チャレンジしてみたいと思えなければ、うまくいかない。当たり前といえば、当たり前のことである。

正しいことも、心が動かなければ、推進力が弱く、うまくいかない。社長は正しいことだと理解しているので、取り組もうとするが、心が動かず、情熱もないために、上手くいかないのだ。

それだけ、中小企業の業績を上げるには、社長の心意気を高めるのが大事になる。

では、そのために、経営コンサルタントは何をしなければいけないのか?

それは、もう社長をよく理解しておくことである。

社長の考え方や価値観、好きなことや嫌いなこと、趣味、これまでの人生経験や、仕事で体験してきた苦しいことや嬉しいことなど。

もっと言うと、社長に影響を与えているもの、与えてきたものは何なのか?

私はこれを知ることを大切にしている。

例えば、社長と話していて、ある社員の振る舞いについての話になったとする。どうやら、その社員は仕事でミスをして、処罰をしようと考えているとする。

その話を聞きながら、経営コンサルタントとして、必要な対処法を提案する。経営コンサルタントの仕事としては、当然の対応だ。

ただ、その一方で、「なぜ、社長はそのような処罰を考えているのだろうか?」と考える。そして、社長に「なぜ、そうしようと思うのですか?」と聞く。

そこに、社長の価値感や考え方があらわれる。

また、社長と雑談をしていると、話がひろがることがある。色んな話をすることになるが、そのときも、「なぜ、社長は今、そのことに感心があるのか?」、「社長は日ごろ、どんな本を読んでいるのか?映画は好きなのか?」など、社長を理解することに努める。

社長が話していること、やっていることだけに、反応をするのではなく、「なぜ、社長はそう考えるのか?」、「なぜ、社長はそのように動くのか」といったことに感心をもつ。

それは、社長に影響を与えているものを知ることである。

本でも、映画でも、人でも、社長は何に影響を受けて、そのような考え方や行動をとるようになったのかを知る。そして、社長に影響を与えた本を読んだり、映画を観たり、その人の話を聞いたりする。

そうして、社長を理解する。

あなたがお客様を理解するために心掛けていることは何ですか?

大切な人を理解して、今日もステキな一日に。


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