経営コンサルの仕事術”即時処理”編
おはようございます。今朝も勢いで書きます。
成果を上げる経営コンサルタントに共通する仕事術がある。これは、新人など駆け出しコンサルタントには、コンサルタントとして成長するための仕事術として教えられることでもある。
それは、”即時処理”力を鍛えることだ。
仕事を貯めずに、その場で処理していくこと。経営コンサルタントに限らないと思うが、成果を人一倍上げようと思えば、人よりも多くの仕事をする必要がある。
特に、短時間で他の人よりも成果を上げる人材になろうと思えば、より多くの仕事をすることだ。それが成長のスピードを早める。そして、仕事のスピードを早めるために必要なのが即時処理力である。
そして、即時処理力を高めるために必要な仕事法がいくつかある。
一つ目が、事前準備重視で仕事をすること。例えば、議事録をとる仕事をする場合。経営コンサルタントに求められるのは、会議やミーテイングが終わると同時に議事録もほぼ完成していること。もちろん、その会議にも参加しながらである。議事録だけを取っていればいいということはない。
議事録をとるためには、会議の内容を把握し、ポイントを理解していなければいけない。ただ、会議で話された内容を記録するのが議事録作成ではない。決定事項はもちろん、その理由や背景などの要点も押さえておかなければいけない。
初めに議事録の型や作成ノウハウは教えられるが、それは特別な内容ではない。他の会社でも教えられているものと変わらない。
では、議事録を会議の終了と同時にほぼ完成させるには何が必要か。それが事前準備である。会議の内容や進行をイメージしておくこと。そして、それを議事録にも反映させておくこと。極端なことを言うと、会議前には議事録が半分くらいは完成している状態で臨む。
その通りに会議が進行すれば、当然、議事録の完成も早くなるという訳だ。
それから二つ目が、ゴール思考である。例えば、仕事の打ち合わせをしているときに、その仕事のゴールをイメージできているかどうかである。
仕事が遅い人は、仕事の打ち合わせをしながら、仕事の内容を間違えないように正確に理解しようとする。そして、その仕事をどう進めるかや次にするべきことなどは、打ち合わせを終えた後、時間をつくってまた考えようと思っている。
即時処理で仕事を進める人はそのような考え方はしない。仕事の打ち合わせをしながら、その仕事の完成形や完成させるまでにどれぐらいの時間が必要になりそうかを同時に考えている。
これで完成形の確認をしながら打ち合わせができるようになり、完成時期もその時に確認できるようになる。これが仕事のスピードを早める。
その場で仕事を終わらせていくこと。それが、即時処理の仕事術。これが身に付けば人よりも多くの仕事ができるようになり、それによって成長スピードも早まる。
即時処理で今日もステキな一日に。