密会
※文章の音声化についてはこちらをお読みください。
https://note.mu/misora_umitosora/n/nc76e754673e5
※この投稿は一部性的な表現を含みます
※15歳未満の方は閲覧は御遠慮下さい
※またそういった表現を好まない方の閲覧はご遠慮ください
【先生】
女性教師、担当教科は歴史。生徒と秘密の交際中。
【生徒】
男子高校生、制服はブレザー。先生と秘密の交際中。
【場】
とある高校。休み時間中の資料室。
【声の年齢イメージ】
生徒<先生
※SEはあくまでイメージ
※【名前】にはお好きな名前をどうぞ
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(廊下から生徒の声や足音が聞こえる)
先生「えーっと確かこの辺に……。ちょっと誰よ、あんな高い所に世界地図しまったの。届かないじゃない。んー……もう、ちょっと」
生徒「取ってあげようか?」
先生「え?」
(生徒、背後から先生を抱きしめる)
生徒「無防備過ぎですよ、先生」
生徒「っ!? ――離して!」
生徒「やーだ。大声出すなよ、見つかっちゃうだろ」
先生「この声……【生徒の名前】君?!」
生徒「正解。急に先生の顔が見たくなって会いに来ちゃった」
先生「誰かに見つかったらどうするのよ」
生徒「見つかるようなヘマしないって。それに資料室で先生と生徒がイチャついてるなんて誰も思わないよ」
先生「ダメでしょ。それとも……そんなに私に会いたかった?」
生徒「昨日の夜の【先生の名前】が忘れられなくてさ」
先生「あら悪い子ね。学校では授業に集中しなさいって言ったでしょ」
生徒「夜の授業なら任せてよ」
先生「自信満々ね」
(KISS)
先生「もっと舌絡めて……」
(KISS)
(先生、生徒の服を脱がし始める)
生徒「ちょ!? 【先生の名前】!?」
先生「なーに? 私に会いたくてわざわざここまで来たんでしょ?」
生徒「でもここ学校だって!」
先生「そんなに大声出すと気付かれちゃうよ? いいの?」
(廊下を通り過ぎる生徒の声)
生徒「……どうなっても知らねーぞ」
先生「本気で最後までしようなんて思ってないわ」
生徒「生殺しかよ」
(KISS)
(先生、生徒のシャツをはだけ肌に触れる)
(KISS)
生徒「……っく」
先生「ふふ。ここ敏感だね」
(先生、生徒のベルトを外しファスナーを下げる)
生徒「下も?」
先生「して欲しくないの?」
生徒「……して欲しいけど」
先生「素直でよろしい」
生徒「子ども扱いすんなよ」
先生「その言い方が可愛いんだってば」
生徒「……はぁ。あんまりなめてると後悔するよ?」
(生徒、先生の腕をつかんで引き寄せる)
(生徒、そのまま先生の背中を壁に押し付ける)
先生「きゃ!? ちょっと【生徒の名前】君!?」
生徒「一応俺も男なんだけど。可愛いなんて言われても嬉しくねーし……それに、【先生の名前】の方が可愛い」
先生「【生徒の名前】君……離して」
生徒「先生にはお仕置きが必要だね」
(生徒、片手で先生を拘束したままもう片方の手でネクタイを外す)
先生「ネクタイ? ……え? 何してるの??」
生徒「見て解らない? 両手縛ってるの。今度は俺の番ね」
(KISS)
(生徒、先生の服を脱がせ始める)
先生「んん。ちょっと待って! そんな所にキスマーク残したら――」
生徒「こういうの好きでしょ?」
先生「え?」
生徒「バレそうでバレないギリギリ感を楽しんでる。悪い先生だ」
(KISS)
先生「【生徒の名前】君!!」
生徒「そんなに大声出すと気付かれちゃうよ? いいの?」
(廊下を通り過ぎる生徒達)
生徒「俺知ってるよ、先生がこういうの一番感じるって」
先生「何言って――」
生徒「学校で、すぐ傍で人の気配がして、両手ネクタイで縛られて。ドキドキするんでしょ?」
先生「……そんなことない」
生徒「何なら体に直接聞いてみようか?」
先生「…………」
生徒「……ぷっ。あはははははは」
先生「【生徒の名前】君?」
生徒「本気で泣きそうな顔。意地悪されて怖かった?」
先生「――バカ、バカバカ!」
生徒「そんな顔するなって、今外してやるから」
(生徒、先生の両手からネクタイを外す)
先生「何でこんなことするのよ! ビックリしたし……怖かった」
生徒「【先生の名前】が子ども扱いするからだろ。それに感想が一個抜けてる」
先生「抜けてる?」
生徒「ドキドキしただろ?」
先生「【生徒の名前】君!!」
(チャイムが鳴る)
生徒「おっと。この続きは夜に! ネクタイ用意しとくから」
先生「もう! 次の授業覚えてなさいよ!!」
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アドリブによる台詞の追加やアレンジ、人称や語尾変更ご自由にどうぞ。