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親子丼
※文章の音声化についてはこちらをお読みください。
https://note.mu/misora_umitosora/n/nc76e754673e5
※【お店の名前】にはお好きな名前をどうぞ
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本日ご紹介するのは神奈川県横浜市にある【お店の名前】。
明治から営業を続けるこのお店には、毎日100食限定の親子丼があります。
卵は直売所・宅配便など直販でしか手に入らない「さがみっこ」を使用。
見てくださいこの弾力。
黄身の部分にこれだけつまようじを刺しても崩れません。
黄身を指でつまんで持ち上げることだって出来るんです。
鶏肉は臭みが少なく歯ごたえも良い「丹波あじわいどり」を使用。
綺麗な空気と純天然特殊飼料を与え育てられているため、鶏本来のコクと旨味、甘みを存分に楽しむことができます。
親子丼はスピード勝負。
最初に卵をコシが残る程度に溶いておきます。
丼鍋にザラメ入りの秘伝のつゆを入れ、下味を付けたむね肉と玉ねぎを中火にかけます。
表面に火が通った所で同じく下味を付けたもも肉を投入。
二種類の部位を使用することで、旨みとコクのバランスのとれた親子丼になるんです。
鶏肉に8割程火が通ったら弱火に落とし、全体の3分の2の卵を回し入れます。
縁が固まり始めたら残りの卵をを入れるサインです。
二度かけ卵のポイントは火にかけ過ぎないこと。
余熱でも火が通るので少し卵がゆるいくらいで火を止めます。
丼鍋を回しつつ、鶏肉と卵が一体になった所でご飯に盛りつけ。
しっかりと炊きあげた固めのご飯は新潟産コシヒカリ。
炊きたての甘い香りが食欲をそそります。
仕上げに三つ葉を添えて完成です。
見てくださいこの艶とトロトロ感。
これに味噌汁とお新香が付いて一食700円というから驚きです。
どんぶりのふたを開けた瞬間広がる美味しそうな香り。
一口食べれば卵のまろやかさ、鶏肉の旨み、ご飯の甘みが口いっぱいに広がります。
甘過ぎず、辛過ぎず、シンプルな味付けで最大限に鶏と卵の美味さを引き出したこの一品。
気になるお味はこの後スタジオで!
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アドリブによる台詞の追加・人称や語尾変更はご自由にどうぞ。