あわてん坊のサンタクロース、パンティを拾う #パルプアドベントカレンダー2024
隣の部屋の女子大生が、艶やかな黒髪を揺らして慌てたように部屋へ引っ込んだ後。
廊下に残された、乾燥機由来のホカホカサテンのピンクパンティを目にした時。
男の瞳孔は、はちきれんばかりに広がっていた。
心の中では、あわてんぼうのサンタクロースだ、と男は大仰に肩をすくめていた。
だが次の瞬間、ルパンでさえ驚くようなモーションと自然さで、男は廊下に落ちたパンティを窃盗していた。
あわてん坊のサンタクロース パンティを拾う
世の中はクリスマスイブ。
時刻は間もなく夜七時を回って、いよいよ夜本番を告げようとする頃。
男の元に少し早めのクリスマスプレゼントとして、パンティが舞い降りていた。
男は学生だった。
大学は冬休みに入っていた。朝早くから男はアルバイトに時間を費やし、ようやく帰ってきた。
パンティの窃盗は帰ってきたアパート、その廊下での出来事である。
都内だが、ベルや鈴の喧騒とは無縁なベッドタウンに構え、しかも駅から徒歩二十分の格安アパート。
学生向けの男にはありがたい安住まいだが、体を滑り込ませるように帰宅した今、このアパートは男を社会的な目線から隠す絶好の隠れ家になっていた。
男は大きくパンティを握りこんで、一気に高まった心拍数を深呼吸で抑え込む。
室内だが、白く息がかすんだ。
都会の寒さは故郷よりも心身にしみると痛感したのはつい最近のこと。
いつもであれば暖房機に駆け込んでいくだろうが、今はかじかんだ指に、興奮が無理やりに血流を送り込んできていた。
ドクンドクンと送り込まれた血流は、男の指にパンティの滑らかな感触を伝え、犬の盛りのように荒い息を吐く唇を大きく歪ませた。
間違いなくこの瞬間、男は変態であった。ド級の変態だ。
女性用下着の滑らかな肌触りに興奮している。
しかし男にとって、この肌触りこそ今女性だった。
大学に合格したことを機に、田舎から上京。
ひとり暮らしを始め、学費に生活費、遊び代のためのアルバイト、それにもちろん、勉学にあくせくしていた。
男の高校生活は共学だったが、クラスメイトに恋するような勇気も、女子高生という輝きにあこがれて行動を起こすほどの勇猛さもなかった。
学校生活の中の、ほんのかすかなアクシデントによって得たクラスメイトの柔肌の光景さえ、恐れの対象でしかなかった。
総じて男の人生にとって、女体は最大でも4k画質か、ASMRの中にしかなかった。
インターネットに放漫に広がるアダルトなコンテンツ。
それこそが男にとっての女体で、それ以上のコストをかける余裕も気概もなかった。
徐々に、息が落ち着いてくる。
男は吐く息を少し長めに吐く。まるで吸いもしない煙草を吹かすかのように、白い息が室内に霧散する。
手に持っているのはピースでもマルボロでもない。
パンティだった。
パンティを握ったまま、男は煙草をクールに吹かすように息をしていた。
パンティ怪盗はクールに息をしていた。
身体が冷え切っている今、それはただの生命行動であった。
それでも頭は少しだけ冷えたらしい。
男は少し興奮を抑えつつ、玄関の電気をつけた。
蛍光灯のバチバチっとした音のあと、暖色の光にサテンのパンティがきめ細やかな光をたたえた。
しかもギラッギラのピンク、否、よくみれば黒のレースまでついた、どぎついまでのパンティだ。
昨今SNSではやっているような、なんとかクラインのような、質素な灰色のものではない。
男性の下着売り場で見かけることなど到底あり得ない配色と細工が施され、男にとって4k画質とASMRでしか知りえない秘密の場所を飾り立てる下着である。
滑らかな触感で得る初めての女体感に、男は額に手を当てつつ、にぎにぎとパンティをもてあそぶ。
男は変態であった。間違いなく変態だった。
しかし男にとって、この肌触りは紛れもなく女性だった。
しかも実体感のある、加えて、若い女性である。
アルバイト先に、同僚になるような女性はいない。
大学の女性は、接点がなさ過ぎてもはや男にとって背景だった。
そんな男にとって、隣の女子大生である彼女とは挨拶を交わしたことがあった。
安アパートのわりに防音対策がしっかりとしていたのでプライベートな会話は聞こえたことはないが、隣であるため何度かすれ違ってそのたびに声でしっかりと挨拶を交わしていた。
すぐ近くにあるコインランドリーで鉢合わせることもあった。
パンティが乾燥機かけたてであることを察することができたのは、それがためだった。
男も利用するその場所でも、挨拶を交わしている。
すなわち。
おはようございます。
こんばんは。
お疲れ様です。
女性との立派な挨拶である。
挨拶の先、彼女と繰り広げられるだろう、小粋なエピソードトークは、男の心の中で完結している。公開予定はない。
代わりに曖昧な笑みともとれる表情で彼女を見送るばかりなのが、この男であった。
黒髪でふわりと甘く香るシャンプーと、ナチュラルな配色の派手すぎず露出も少ない服装から漂う柔軟剤の香り。
目を瞑ればすぐに思い出せるほど痛烈に刻み込まれた五感の印象は、清楚な若い女性、という言葉の基準として彼女を推すほどであった。
コインランドリーで鉢合わせたり、アルバイトの行きかえりに排気口から漏れ感じる料理の匂いが家庭的なところまで含めて、清楚の塊のような女性だった。
男が異性に対して初めての感情を抱き得る、そんな要素をもっている女性でもあった。
幸い、男の観測範囲にあって、彼女に彼氏に該当する男性の存在は見受けられなかった。
だからこそ、何かの接点があれば、とこれまで男は何度も夢想していた。
ゴキブリを退治するだとか、料理を作りすぎただとか、典型的なイベントはひとしきり男の心の中では繰り広げられ現実には、しかして展開されなかった。
まもなく15年となりつつある学生人生の学習要綱に、恋愛という要素はまったくふくまれていない。
税金対策と含め、本当に人生で生きていくための知識は学習では身につかない。
にぎにぎと人生の無常を嘆く。あたかも酒場で管を巻くように心中では高らかな唸り声をしていたが、現実はパンティをにぎにぎしているだけである。
そうしてふと、男は気が付く。
「……あ」
思わず声が出た。聞くのは自分だけのつぶやきだった。
彼女は、清楚な女性だ。
会話を交わしたことがないので情報量がほぼ外見と挨拶の口調だけだが、おそらくそこそこにお嬢様的な清楚さがある。
そんな彼女がこんなどぎついサテンピンクパンティを履いているのか。
ナチュラルなベージュのロングスカートや、ジーンズの下に、こんなパンティを。
男の人生が、男にそんなわけがないだろう。清楚な女性はなんとかクラインのような地味なパンティを履いているはずだ、と語る。
男の理性は、しかし目の前でこれを落しているのを見ただろう。彼女のものであるはずだ、と諭す。
男の欲望は、なんてスケベなんだ。いますぐ気持ちよくなってしまおう。と煽る。
せめぎ合う人生と理性と欲望が、男の中でぐつぐつと煮えたぎった感情に一緒くたに混ざりこんでいく。
男の体がまるで溶鉱炉に沈められ行くように、足の先から頭のてっぺんまで葛藤に沈んでいく。
ただ立ち尽くして、今なおにぎにぎとサテンのパンティを握りこんでいる男は、葛藤の中でふっと手を、顔面にまで引き上げた。
男のいささか丸みを帯びた指を広げると、サテンのパンティは逆T字にその形を示す。
女性の股元に寄り添うように設計された布切れは、男の一物を包み込むブリーフやトランクスよりもずいぶんと心もとない布面積をしていた。
こんなもので世の女性は、生命を循環させる代謝を担い、かつ女性にしかできない生命を生み出す神秘の泉を包んで守っているのかと思うと、人生でも理性でも欲望でもない、慈悲のようなものがあふれてきた。
慈しみ、悲しむ。か弱きものを愛し救おうとする感情である。
昨今の社会においては、いかにも男性的で差別的だと非難もされうる、なんとも難儀な感情でもある。世知辛いとはこのことだ。
さりとてそれが、目を細め、印を結んだ手と悲しみにも優しさにもとれる微笑みと共に抱いたのなら、解脱の先にある宗教的な情に変わるのが、都合のいい人間社会の解釈というものである。
男の体にあふれ出す慈悲は、掌にあったパンティを、もう片手の親指と薬指でそっとつまみ上げる。
人差し指と中指と小指を屹立させるその手印は、まさしく弥勒菩薩の思惟の印であった。
男は目をほそめ、えも言われぬアルカイックスマイルを浮かべながら、頭をかしげる。
かしげるその姿はまさしく弥勒菩薩のごとく。
弥勒菩薩は未来の仏が確約された修行者の姿そのもの。
慈悲深く衆生を救い、四苦八苦に嘆く民を導く、まさしく英雄をなす存在である。
人生を、理性を、欲望を超えて、慈悲に目覚めた男。
男はそのまま、パンティに鼻をうずめた。
なんということでしょう。
男は変態であった。間違いなく変態だった。
手で握るだけでは飽き足らず、顔面の皮膚によってあまつさえ嗅覚で女体感を感じようとしていた変態だった。
そこに女性などいない。そこにあるのはただの布切れだというのに。
「……ふぅ」
男は深く息を吸い、吐いた。
慈悲などなかった。ただそこにあったのは欲望だけだった。
とびっきりの変態的な欲望だけだった。
深呼吸が布切れを揺らして、玄関の暖色灯が照らした男の顔は紅潮し、恍惚に鼻の下が伸びきっていた。
嗅覚には柔軟剤の香りがした。それは間違いなく挨拶をした女性と同じ匂いをしていたと理性が男の中で叫ぶ。
あふれ出した慈悲の皮をかぶった欲望は、皮を剥がしてひたすらに男を突き動かしていた。
ようやく荒々しく靴を脱ぎ、コートを脱ぎ、暖房を入れ、ベルトを外し、ジーンズを脱ぎ払って男はパソコンの前に座った。
欲望だけが突き動かしていた。
人生や理性や、慈悲すらもう欲望に飲み込まれていた。
それは黒幕に対して「やったか」といってしまった主人公たちを飲み込む、真の黒幕のように。
真の黒幕も何も、主人公は最初から男しかいなかったのにも関わらず、抱いていた葛藤を吹き飛ばして、男は欲望のために動いた。
パンティを自分のノートPCの傍らに置き、自身はキーボードとマウスを駆使して馴染み深いアダルトなコンテンツがひしめく電子の海に飛び込んでいく。
頭の中の欲望は、男を煽り立てる。
清楚な女性が、エッチなパンティに身を包んでいる作品を求め探せと。
民衆を導く自由の女神のように、男の脳内は半裸の女神となった隣の彼女の妄想が、高らかにパンティを掲げている。
緻密に豪胆に描かれたドラクロワの男たちの表情は、欲望にかられた情けない男の面立ちに染め上げられていた。
女神の隣で勇ましく銃を掲げる少年は、歓喜に満たされた男の人生そのものでもあった。
人生と理性と欲望のうち、人生と欲望は結託していた。
男の中での葛藤など、あってないようなものだったのだ。
画面の中に画質の良い女体が並ぶのに、そう時間はかからなかった。世の中の通信速度は、目まぐるしく向上していた。
欲望が煽る。エッチな下着の女性を探せと。
人生が語る。確かあのレーベルがそんなシリーズを出していたと。
理性が諭す。その関連動画からだいたい巡れるはずだと。
男の中ではそれぞれ協調路線をとって、いっそスクラムを組んで欲望の行動を促進する方向に邁進していた。
慈悲だけは時折、PCの傍らにあるパンティを見て微笑んでいた。
微笑んでいるだけな分、慈悲も大概、変態に飲まれていた。
高速で男の指はマウスを駆り、画面をスクロールする。
目にも止まらぬ速さでクリックを押下し、様々な官能的な作品のサンプル集をあさった。
関連動画のサンプル動画を見た。
一番の欲望を果たせるものを探した。
関連動画のサンプル動画を見た。
一番、よりよく欲望を果たせるものを、探し、探し、探し、探し。
この世のすべてのごとく、探しつくした。
この世のすべてをそこに置いてきたといわれた海賊のように。
「……うっ」
そしてあっけなく、男の欲望は落ち着いた。
購入ボタンを押すことはなかった。
この世の全てなど、ワンピースなど、実在しなかった。
ノートPCの隣で、パンティはPCからの排気口にかすかに揺れていた。
ブーンと静かに、PCが排気の唸り声をあげたが、アパートは静寂に満ちていた。
サテンのパンティを見た男は、そっとジーンズを履き、立ち上がって掃除をして、手を丁寧に洗った。
葛藤やスクラムはもうなかった。
慈悲すら、微笑みを失っていた。
PCの元に戻ってきたとき、男の目の前にあったのは、相も変わらず綺麗なサテンのパンティだった。
「……っすぅ……っ」
目の前の現実に、男は呼吸をした。
男は、神妙な面立ちをもって、パンティを見つめていた。
玄関とは違う白色灯とPCから漏れるブルーライトに、ピンクパンティは得も言われぬ存在感を放っていた。
ぐったりと体を横たえる欲望を踏みつけて、理性は「今すぐに返すべきだ」と男を諭していた。
助けを求めるように欲望が伸ばした手に腰を下ろして、人生は「せっかくのクリスマスだ、プレゼントってごまかしてみるとか」と男に語った。
行き絶え絶えの欲望が「さすがにそれはドン引きでは」と煽るが、男もそれには同意をしていた。
しかして目の前にあるパンティをどうすべきか。
男の中に答えはなかった。
捨てる、という選択肢もないわけではなかった。
ふと気まぐれに、男はパンティを検索した。
女性用の下着を通販するサイトにあって、似たような柄のものは、自分が履いているジーンズと同じぐらいに高かった。
隣の女子大生は決して貧乏そうには見えなかったし、節制している様子でもあるからお金はあるかもしれない。
けれども、自分にとってのジーンズを気軽に捨てられるほど、裕福ではないだろうと思った。
慈悲が「返すのです。微笑みながら返せばだいたい許してくれます……心の中で語っています」と微笑んでくる。
ノートPCの横で鎮座するパンティを、男はしばらく見つめた。
ノートPCの排気で揺れるパンティに男は手を伸ばし、そっと親指と薬指でつまみ上げた。
だらりと垂れ下がるパンティを眺め、男は一息をつく。
「……ふぅ」
意を決した男の手は、丁寧にパンティを畳んでいた。
人生の中で見た、女性の下着の畳み方をもって。
理性が導く、返す際の何でもない口上をもって。
欲望は、これが接点になることを心から祈って。
慈悲は感情の動きを、包み込んで男を微笑ませた。
パンティを優しく握り、男はコートを再び羽織って玄関を開け、隣の部屋の前に立つ。
男は腕時計を見つめ、時間を確認した。
クリスマスイブ、夜は九時。
壁よりも薄い玄関ドアからは楽し気な女性の声が室内から少し漏れて聞こえていた。
早鐘を打つ鼓動を抑えながら、男は呼び鈴のボタンを押した。
『はーい』と答える声とともに、パタパタと足音が聞こえた。
隣の女子大生と挨拶以外の会話を交わすのは初めてだという事実が、今更思い起こされて男のこめかみが凍り付きそうになったが、もう遅かった。
ドアが開き、男の目の前にふわりと、柔軟剤の香りがした。
「あら、どなた」
紫色の髪の女性が男を出迎えた。
見たことがない女性だった。
齢はおそらく自分の母親と同じぐらいだろうことは、男にもすぐに見て取れた。
「えっ、あ、いえ、その、これ、さっき、多分落としてて」
男はしどろもどろになりながら、手に握っていたパンティを渡した。
手の中にあるパンティを確認した紫の女性は目を見開き、すぐさまにそれを両手で包んで受け取った。
「あらやだ、すいません、娘が私の落としたんだわ、すいませんね、ほんとあらもうやだぁ」
一気に、クリスマスイブが12月、極寒の年の瀬に開催される浮かれポンチなイベントであることを痛感した。
寒い、体中が凍えるように寒かった。
唇が上手く動かない。鼻は一瞬で嗅覚を消失していた。
過去さえも消え失せてしまえば良いのにと心底から男は思った。
「あっ、えっとその、えっと、それだけで、えっとあの失礼しました」
「すいませんね、わざわざ丁寧にすいません」
男と紫の頭が、ぺこぺこと玄関先で揺れ動く。
途切れない礼の応酬を繰り広げながら、男は紫の女性が閉める扉から離れるように自室に戻る。
バタン、と閉じた自分の部屋の扉を背に、男は玄関先に座り込んだ。
ほんの五分と満たない応酬に体が冷え切っていた。
暖房が入った自室にあって、心身は疲弊していた。
男はぎゅっと自分の身を抱くように座る。
男の人生は彼の嘆きを受け入れるのに慣れていた。
人生はこんなものだと。
男の理性は、彼の悲しみを受け止めるのに慣れていた。
犯罪にならなかったので御の字だと。
男の慈悲は、彼の得も言われぬ感情を受け流すのに慣れていた。
微笑みとは時にまともに付き合わないことだった。
ただ、男の欲望だけは、彼の足に力を与えた。
「……はぁ……」
大きく肺に呼吸を促し、コートを脱がせ、ノートPCの前に彼の身体をいざなった。
検索窓に文字を打ち込む指に力を送り込み、キーをはじけさせた。
「……熟女、か……」
まもなくして、妙齢の女性の画像たちが煽情的な格好で、男を煽るようなポーズをするパッケージが浮かぶ。
男は間違いなく変態だった。
パンティを思わず手に取り部屋に持ち帰るような。
パンティによってあれこれを妄想するような。
パンティに顔を埋めるような。
ドが付くほどの変態だったが、なにか欲望のために傷をつけようという悪人ではなかった。
そして一つだけ、男は今日、落とし物を届けるという善行をなした。
ただそれだけは、紛れもない事実だった。
男はふっと微笑んで、ノートPCを閉じた。
ノートPCの排気の音も止んだ部屋の中はとても温かかった。
アルバイトで疲れた身体に、温かな部屋の熱はゆっくりと染みこむから。
男はやがて満足そうに寝息を立てて眠りについた。
Fin
初めましての方は初めまして。
お久しぶりの方は何やってんだとなるかもしれません
初瀬川(はせがわ)みそらと申します。
普段は二次創作を中心にエロいものばかり書いていますが、徐々にユーモラスにもかけるようになれたらな、とは思っております。
思っているからこそ、ええ、今回はパルプっぽさを頑張ってみました。
解釈違いかも知れませんが、少しでもクスリとなったら嬉しいです。
明日の担当は城戸圭一郎様です! お楽しみに!!