DJ KAZYANIGHTの偏見!【Delight2019】2019年に発見したすばらしき音楽たちを、ここに記そうと思います。
こんばんわ。
札幌をベースにKAZYANIGHTという名前でDJをしております。また、すすきのでSaloon de Scarfという特異点なBARを営んでおります。
昨年からは仲間とBEAT COCKTAILという「次世代ポップス最前線」をテーマとするミュージックパーティを主催しています。
音楽の系譜でいうと
小学生の時にBeingにはまり、大人になってから織田哲郎さんと葉山たけしさんというスーパープロデューサーに転がされていたことに気づく。
中学はBreakOut系インディーズバンドはまり、高校はハイスタをはじめとする「メロコア」一辺倒。
進学のために札幌に出てきてからは、ビレッジバンガード系のマイナーポップスをベースにしていましたが愛聴盤は覚えていない。
専門学校を卒業して程なく、先輩の影響でジェームスマーフィー、プロペラヘッド、ファットボーイスリム、プレフューズ73などの打ち込み音楽を知る。
その頃ダンススクールでバイトしていた影響でハウスミュージックに触れる。JAZZTRONIKの七色が僕のハウスの原点だ。
そこから和製ハウス全盛の波に乗るのは自然な流れですよね、今思えば。
STUDIO APARTMENT,sunaga.t experience、中塚武さんと出会ったのもこの頃。
こっからBody & Soulを知り、NYハウスにどはまり。並行して自身の楽曲も制作を始めました。
家にあるレコードはこの時代のものがほとんど。
90'sHOUSEを掘っていると、R&B、グランドビートあたりが好みになって、そこからHIPHOPに出会いBoombapの魅力にとりつかれた。もともとプレフューズの影響でナード、アブストラクト系HIPHOPの下地は出来ていたので
JAZZY HIPHOPへ流れ流れ、まじで節操ない時代。
唯一通ってないのはreggaeです。
エレクトロハウスの潮流が生まれた2007年頃かな
だんだんハウスもジャズやラテン寄りのパーカッシヴなトラックを集め出していた時期に、ハウスネーションの登場で陳腐化してしまった僕の好きだったハウスミュージック。天邪鬼な僕はその反動で
テックハウスやクリックハウスを収集。
新譜を追うのはこの頃からDLコンテンツがメインになっていって、レコードは国内版ばっかり買ってたな。1枚の値段が1500円くらいで高いなーって思ってた。
端折りますが
ここ数年はジャパニーズポップスを掘りまくっています。また昨今のシティポップに傾倒するきっかけになったのはドリアンさんのデビューアルバムです。
衝撃だったなー。
そんな感じの僕が2019年出会った最高にクールな音楽たちを紹介しますね。
まず
---------女性部門---------
Blue Moment / AATA
2019年末にアルバムがリリースされ、そこから急に様々なプレイリストに絡んできたシンガー。まさにシティポップという言葉を体現するような、メロウネス溢れる名曲です。聞けば聞くほど癖になる、ざらつきながらもまろやかな歌声が◎
#2のAirport
会いにいくよ
コンマ1秒
そんな1行
これで踏むとか
センス良すぎ。
日本語で韻を踏みながら構成するのって簡単なようで難しいのですがさらっとやってる感じがする。
アルバムは製作陣に、iriなどにも楽曲提供をするESME MORI、まさに2019年のトレンドShin Sakiura、流線型のクニモンド瀧口などを迎え、どう考えてもいい曲できるでしょっていう布陣で彩られたブランニュー「Blue Moment」は2000年代シティポップにおける必聴盤になるかと。
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Neon Ocean / ぷにぷに電機
Spotifyを漁ると、2016年頃からリリースがあるんですね。
最初はツイッターでお見かけして、実態のないネットレーベル系トラックメーカーかと思って。センスがあるのをいいことに女性シンガーをfeat.してるタイプと思い込んでましたがどうやらゴリゴリのDAW女らしいです。
2017年まではサブカルPOPの世界観でしたが
2018年リリースの「スウィートファンタジックドリーム」以降は
JAZZ,ACIDJAZZ,R&Bぽいアプローチが見え隠れしています。
そして彼女を知るきっかけになった「君はQueen」はゆったりとした4つ打ちのビートに浮遊感のあるメロディで個人的にズキューン来ました。
歌声も灰みがかってるのに耳なじみが良くて今後の展開がとても楽しみ。
BEAT COCKTAILにも呼びたいアーティストのひとりです。
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続いて
Rebirth / FuruiRiho
彼女もまたDAW女であります。
彼女とは、今年の7月にライブで札幌に来ていたSUKISHAの紹介で知り合いました。現物は小柄な子ですが実際のライブを見てそのパフォーマンスの高さに脱帽。
Rebirthはトラックはオルガンやギターのカッティングはファンク直系、ドラムはビート強めだけど、歌声がそれを柔らかく聞かせてくれます。とにかくピッチが良く、ソウルフルなのに線が細いという極端なアビリティを併せ持ってる。どんな人に聞かせても「いいね」ってなるタイプで聞き手を選ばないシンガーと言えるかもしれません。作家としても活動しているので、今後プロデューサーとしての側面も見せてくれないかなと勝手に期待している。
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Blue in Green / SUKISHA , kiki vivi lily
作詞作編曲はSUKISHAがですが歌がkikiviviちゃんということでこっちにいれました。
sportifyリンクはアルバムですがこの曲Blue in Greenで二人を認知したファンも多いのではないでしょうか。MVもいまだに再生数が伸び続けている模様。そもそもkiki viviちゃんは歌声がふわっとしてってるし、あまりおもてに露出しないので、実物を見たときは「本物だー」って思った。
そしてSUKISHAはこの曲が発売される数ヶ月前、Junk Food Societyという企画アルバムをリリースしていて そのなかの1曲に「暴走ヤンキー伝説」という曲がありまして。この曲が昨今のトロピカルハウスやモダンハウスを踏襲していて、そこで「ファンクするHOUSE」に開眼し、それを下敷きに作ったのがBlue in greenなんじゃないか?と勝手に思ってます。この2曲の制作時期の前後関係は知らないので、完全なる僕の妄想です。
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Squeeze / AVOCADO BOYS
名古屋の7人組バンド。サウンドはACID JAZZやネオソウル。mondogrossoが令和の時代に転生した感じ。アルバム通して統一感、ドラマ感を感じれる名盤です。メンバーも若手ではなく、それぞれしっかりとした土台があるかと察します。演奏技術も高くないとできないような聞き応えのある曲ばかりずらっと並んでいます。ぜひ北海道に呼びたいです。
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続いて
Fireplace / Penthouse
東京大学発6人組"シティソウル"バンド「Penthouse」の1stリリース。男女のツインボーカルですが大島さんのボーカルワークが好みなので女性部門に。
個々のアビリティの高さが音源からとても伝わってくる曲であります。
10月にボーカルの大島真帆さんがポリープを患い、ちょっとお休みしてましたが、現在は復活。ほんとこの曲は後世に残って欲しい。
個々のアイデンティティにあるブルースのパーツを集めて、POPSを作ったみたいな、意外と部品ハマっちゃったね、みたいな。
シティソウルとは言い得て妙で、僕は北海道在住ですが
北の大地じゃなかなか生まれようがないアーバンを纏った空気感は羨ましくも感じる。アレンジや、思いつくメロディって、育った環境に依存するんですよね。きっとアルテックのビンテージモニターがインストールされたスタジオ内に分娩台があって、そこで産み落とされた子供達が組んだバンドだと思います。
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Petrichor / POP ART TOWN
大阪のPOPバンド。
R&Bの系譜は辿っているのは感じるけど吐き出しているのは一貫してPOPSだと思う。昨今のJPOPってこういうことだなって思った曲です。
ギターソロなんかは、ハードロックの色も感じる。
ボーカルはパンチ力は弱そうだけど、腹から声出てるのが好き。
現代のJPOPってのは一応自分の定義を持っていまして
◆メンバーのほとんどがR&B / HIPHOP / JAZZを下敷きにしてる
◆「椎名林檎好きでしょ」をムンムン感じる
◆演奏技術が高い
◆楽曲や世界観から、どこか90'sへの敬意を感じる
など。全然定義になってないかw
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now / showmore
ヴォーカリスト根津まなみとキーボーディスト/プロデューサー井上惇志の2人によるユニット。
この曲もまたshowmoreの名を世に広めた1曲となりました。
客演にはSIRUPを迎え、現代のSNSとの付き合い方を歌っていますが、歌詞の世界観のトレンディさとは相反する、スケーマレコード系のNuJAZZなビートに乗っていて、コアリスナーからにわかにまで幅広く愛される1曲なのではないかと思います。今回のアルバムも名盤と言われておりますが2018年リリースの[overnight]もぜひ聞いて欲しいです。
キーボーディストの井上さんの活躍もめざましく、 Scarf & the SuspenderS / Shunské G & The Peas / 大比良瑞希 / SIRUP / BASI / 変態紳士クラブなど、この業界を最も忙しくマタにかけております。実力ありきの世界でここまで引っ張りだこの鍵盤弾きもそういないでしょうね。
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Cought in Shower / Mime
2014 年 2 月に森川祐樹(ba)を中心に結成し、ひかり(vo),内野隼 (gt),近藤邦彦(key),冨倉暢(ds)と共に東京で活動中。
mimeもまた、札幌に呼びたいバンドです。楽曲のクオリティが高すぎるのでこれからどういう風に熟成されていくのか、とても楽しみ。何年か経って、その時代にこんな曲が生まれてたのか!みたいに、思える、色褪せないでしょうMimeは。
ちなみに2018年発売のDriftin'はマジで名曲です。
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つぎ
グルグル / みゆな
若干17歳、すでに完成しつつあるシンガーソングライター。
所属はエイベックスエンタテインメントの派生レーベルA.S.A.B。
今後もっとお金をかけられて、ポップス然としていくのかなと思うと、いささか寂しい気もする。
なぜなら、お金をかけて作られた「カッコいい」は、やがて陳腐になってしまうからだ。精神性は曲げずに世界観をひろげてほしいなおじさんは。
とかく「グルグル」はいい曲だ。歌詞の世界がもう達観していて、トラックとよく絡み合っている。10代の書く歌詞って、背伸びしたりするのだけど、彼女のつま先ははるか前に地面を離れ、空を飛んでいる。
曲は誰が作ったんだろうーと調べていたら。。。なんと、元LILのtsugeさんだった!!!もうさすがすぎる仕事。
アルバム通して完成度高いです!
---------男性部門---------
もののけ天使 / 森永陽実
古今東西の音楽を渉猟し、独自の手つきで仕立てるシンガーソングライター。と、プロフィールにありますが、確かに、と頷けるような曲作りや世界観が、他に似てるミュージシャンがいない。
でもきっと、ハナレグミとキリンジが好きな人は絶対ハマると思う。
やさしい歌声、無機的な歌詞、ノスタルジックな曲作り。古風な懐かしさと新しさが共存するニュージェネレーションの登場。って書いたところですいません、これ2018年リリースでした。ゆるして
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つぎ
DA・KE・DO / THREE1989
えてしてアーバンポップバンド、という形容をされがちですがTHREE1989の音楽からは一貫して90'sニュースクールへの敬意をとても感じます。
その中でも「DA・KE・DO」はアーリー90'sR&Bで定番だったグラウンドビートというリズムパターンのシンプルなトラックに乗せ、艶のあるボーカルが絡みます。いなたいギターソロも古めかしさを助長しますね。
ライブでの「DA・KE・DO」はコーラスでマキシプリーストのclose to youをサンプリングしていたり、「mint vacation」のギターリフはEarth wind and fireのsun goddessをのサンプリングしています。
この古めかしさは、つまりすべて計算されています。
スリーのファン層は20代が多いイメージですがこのような音楽の遊び方で中年層も喜ばせてくれる、とても好感の持てるバンドです。今後の活動は日本にとどまらず世界に羽ばたいていくと思います。
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I just fell in love with you / Roomies
元CICADAのキーボーディスト及川創介がさんが新たに組んだバンドのデビュー曲です。
CICADAの「ふれてほしい」なんかはR&B要素が前に出てましたが、その世界観を引き継ぎつつ、よりアーバンな空気感をまとった1曲。AcidjazzやSmoothJazzっぽいバッキングが個人的に好みです。リリースが2曲しかないので、どう展開していくかな。サチモスやネイバーズコンプレインから現代ポップスにハマったファン層はRoomiesに当たるかと。
初期I Don't Like Mondaysとも親和性がある気がする。中西圭三がプロデュースで絡んで欲しい。
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Shining Road / Sultan of the Disco
コリアンミュージックがまた多様化している。
2018年までは日本をマーケットに入れていたようですが、おそらくエージェントとの契約が切れたのでしょうか。
それ以降日本語のオフィシャルウェブの更新が止まっています。
ともあれ実力派ディスコ / ファンクバンドです。曲調自体はオーソドックスな重厚感のあるファンクですが、黒さがほとんどないので、ポップなインストとしても聞けるし、日本でトレンドのチル系シティポップの香りもするので、プロモーター次第で人気は再燃しそう。
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pretender / Official髭男dism
こんなこと言いたくないけど
売れると思ってたんすよ
彼らは2017年にレポートというアルバムをリリースしていて、その中に収録されている「イコール」という曲がTHE JPopとなっておりましてですね、はい。
男子高校生が共感できそうな歌詞、Bメロへの布石ともいうべきAメロの存在感、畳み掛けるサビ。ああカラオケいきたい。
その次の年2018年の春にエスカパレードというアルバムをリリースしているのですがこの中に収録されている「Lady」という曲がTHE JPopとなっておりましてですね、はい。
大学生が共感できそうな歌詞、Bメロへの布石ともいうべきAメロの存在感、畳み掛けるサビ。ああカラオケで歌いたい。
「たかがアイラブユー」もいいよ。
そして2019年の怒涛のシングルリリースとタイアップ祭り。出す曲出す曲名曲ですわ。
そこでこのPretenderですよ。もう。なんていうか日本のポップスは彼らとあいみょんに託されました。ありがとう。
取り乱しました。つぎw
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Feel / 笠原瑠斗
2018年リリースのアルバム「街を抜け出して」のリリースをきっかけにひとつスタイルはっきりしたような気がします。
これは2019夏くらいかな?「君とchill」と同時リリースされた、ブラックコンテンポラリーの雰囲気を纏いながらも疾走感のある一曲。
ハイトーンボイスに特徴があるシンガーは多かれど、彼のような低音をセクシーに響かせるシンガーはあまり見ないですよ。トラディショナルなR&Bを表現していきたいという彼、最近はMOLというユニットでも精力的に活動しています。
この、ふた昔前のLPのようなアートワークも好感が持てます。
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夜を待って / Dweet,Kenichiro Nishihara
トラックはKenichiroNishihara
NujamesやShing02のファン公約数は彼のファン公約数でもある。ってくらい、国内外様々なシンガーやラッパーのトラックを手がける業界の重要人物。彼のトラックはピアノものも多く全編通してリスニングにおすすめですよ。
HOUSEやHIPHOPなどのクラブミュージックをマス向けに咀嚼するのが本当に上手なプロデューサーだと思います。
Dweetはこのep.が7月にリリースされましたが、今後どんな展開をしていくのでしょうか。ラッパーとして聞くと、タイムもいいし、フロウはこの手のトラックと抜群に相性いいです。この手の音って流行は2007年くらいだったけど、新しい曲なのに懐かしいのは、トラックのサンプリングが超大ネタ使いだからってものありますよね。ドルフィンダンスって曲。ほんといろんなHIPHOPに使われてました。
---------インスト部門---------
MOMENTS / bohemianvoodo
相変わらず横浜はクールなミュージシャンが多いです。
彼らもまた、神奈川発のインストバンド。
ジャズを起点に、LATIN / FUSION / FUNKを縦横無尽に行ったり来たり。
全体通してドラマティックなアルバムですが
僕のおすすめトラックは#2 Gypsy funkです。souliveを彷彿とさせるオルガンの疾走感がとにかく聞いてて気持ちいいし、それを支えるベースとドラムの安定感が実力の高さを物語っています。
もともとindigo jam unitやQuasimodeを好きで聞いていたので、このバンドを知った時は、「ありがとうございます神様」と思いました。
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DUSK / NABOWA
京都を拠点に活動している4人組インストゥルメンタル・バンド。2019年4月に発売した「DUSK」を含め、現在までに6枚のアルバムをリリース。
このアルバムは夏ころよく聞いてました。ほんとに良いバンドです。音楽性の高さを横に置いといて話ができる。
プログレッシブなアプローチも見え隠れする楽曲が多いのもいいですよね、守りに入ってない感じが。
ダンスミュージックとしても、家聴きにもいいし、ドライブでもいい演出してくれる。バイオリンとギターがスイッチしていくウワ音も聞いてて飽きない、全天候型カルテット。
Smoky Valley / I love you Orcestra Swing Style
「Night Distance」が様々なプレイリストに食い込んでいるので歌ものバンドと思われてそうですが、インストバンドです。バンド名の名の通り、スウィングしまくってます。これぞって感じのキメもCOOOOLだし、これまた2000年代初頭のクラブジャズのトレンドを踏襲しているので、懐かしさもあり、好んで聞いてました。
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Beat Tape / SUKISHA
西東京発、鬼才トラックメーカーSUKISHAのビートテープシリーズ。
そもそも、ヒップホップのインストトラックのことを「ビートテープ」と呼んでいたのが2000年とかそれよりちょっと前くらい。
かつてはDJ兼トラックメーカーがリリースするフォーマットでしたが
最近は所謂ミュージシャンも多く、このような形でのリリースが目に入ります。
トラックメーカーという枠では物足りない彼、SUKISHAのミュージシャンとしての国宝級アビリティは、2020年以降もっと羽ばたいていくでしょう。
ギターも鍵盤もまぁ達者、2019年後半はTHREE1989のサポートベーシストとしてツアーに帯同、その傍、CMの劇伴音楽や、EVISBESTSのアルバムへの客演、kiki vivi lilyとのアルバムの制作、突如SNSにアップされるカバーなど、息をするように音楽を吐き出した2019年だったと思います。
たくさんの彼の曲を聞いていますが、隠しきれないSUKISHA感ってのがどの曲にもチラチラしています。プロデューサーとしてもとても優秀だと思いますが、そういう裏方作業はあまり興味がないらしい。
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Synesthesia / Kie Katagi
インストバンドjizueのピアニストである彼女の2019年リリースアルバム。
Color bathを中心に、歌うようなメロディーが特徴のイージーリスニングなアルバム。シュローダーヘッズを聞いていた流れで、秋頃たどり着きました。
アンビエント的なアプローチもありながらピアニストとしてのスキルもしっかりと聴かせてくれるよいアルバムです。
みんな大好き、丸の内サディスティックのカバーも収録されていて
様々なカバーはあれどこんなアレンジあるかーい!と突っ込みたくなるくらい自分の色に染めきっていますし、それと同時に原曲の良さ、ペンタトニックの懐の深さを感じますね、おかげで、つい本家も聞き直してしまいがち。
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以上
三部門に分けての紹介でしたが
あなたの好みの音楽は見つかりましたでしょうか?
おいおい全部チェックしてるよって方がいましたら、あなたとは楽しい話ができそうです。
本当にたくさんの音楽に出会えて良い2019年でした。
もっともっと紹介したい音源がありますが、記憶を辿るのが大変なのでこのくらいのボリューム感に留めておきます。
2020年も好き嫌いなく、新しい音楽にエンカウントしていきたいと思います。
僕の主催するパーティのプレイリストも是非フォローしてみてください。