NHKで放送されたサカナクション山口一郎のドキュメンタリーについて
うつを告白した山口一郎
先日、放送された「NHKスペシャル 山口一郎 "うつ"と生きる ~サカナクション 復活への日々~」を観た。
サカナクションのVo.山口一郎さんが、2年前にうつ病と診断され、それからサカナクションが復活するまでのドキュメンタリー。
壮絶な戦いだったと思う。
陽キャな人だと勘違いしていた
驚いたのは、サカナクションの前身であるダッチマンとしてバンドを始めたときは、山口さんは無口で、人前で喋ることが本当に嫌だったんだとか。
でも、ウケを良くするために、サカナクションとして上京してからは、人当たりの良いキャラを演じたそう。
元メンバー曰く“重いマントを纏った”山口さん。
私はてっきりそもそも面白いこと好きな気さくな人柄なんだと思っていた。
そこまでふりきって演じられるってすごい。並大抵のことではない。
そうした無理のしすぎも、精神的なダメージのひとつだったのではないかと。
私には出来ないだろう
前述の「すごい」という感想がいかに心を込めたものであるか。
私は、仕事モードの自分と同じような感じでプライベートも過ごしたら、もう少し人間関係の構築とかスムーズなんだろうな~って、よく思う。
周りからの評価はわからないけれど、自分なりには、仕事モードの自分は割と人当たりの良い感じで過ごせているんじゃないかと思う。
だからプライベートで人と関わるときも、そんなモードで過ごせば周りと調和がとれてまあ悪くないんじゃないかと。
でも出来ない。そうしたほうがいいのはわかっているけど、やれない。
やっちゃうと多分、壊れる。
山口さんだってプライベートでは素でいるのだろうけど、”サカナクションの山口一郎”でいなければならない時間はとても長く、生活の殆どがマントを纏った状態だったんじゃないかと想像する。
そりゃ、本当に大変だったろうなあと。。。
プロは、プロだ。
メンバーは家族みたいで素敵だ
Xで”メンバーとの溝が深くてびっくりした”という内容のポストがフィーチャーされていたんだけど、むしろその感想に私はびっくりした。
なんなら番組みて「メンバー愛ふっっっっか・・・」と感じたからだ(笑)
17年もバンドやって、あんだけ思いやれる関係性ってすごいなと思った。なんというか友達よりも深い、家族のような感じ。
ベースのあみちゃんが、もっと話せたらいいなって言ってたの感動した。
ライフステージが変わりゆくメンバーとともに、そのメインどころとして奮闘する山口さんもそうだし、人生で色んな役割を担いつつもサカナクションのメンバーとして在り続けるメンバーもすごいと思う。
山口さんが他メンバーとの熱量の差を感じてしまって…って場面も番組であったけど、パワーバランスがうまーい具合にとれてるからこそ、長く共にできるんじゃないかなあ・・・と思ったりもした。
SAKANAQUARIUM 2024 “turn”
そんなサカナクションの復活ライブ”turn"の福岡公演に先日行ってきた。
涙でぐっしゃぐしゃなりながら楽しんだ。本当に良かった。最高。
「完全復活」って何度も演出にあったのはちょっと気になった。どうか気負わないでほしい。またお休みしてもいいので、無理のないペースで好きなように続けてほしいな。