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ぶんぶんチョッパーと母

最近、はまっているVoicyで「ぶんぶんチョッパー」の便利さを聞いてアマゾンですぐにポチ。

ぶんぶんチョッパー♡レビュー♡

料理が好きなわけではないけれど、根が貧乏性な私は基本的に若いころから自炊をしてきた。それは家庭をもった今も続いている。食わず嫌い・偏食な2人息子がいる私にとって、みじん切りとはとても骨のおれる家事の一つだ。ハンバーグ・餃子・ミートソース・チャーハン・ドライカレーetc...少しでも紛れさせて野菜を食べさせたい!と思うと、みじん切りは避けては通れない。

「ぶんぶんチョッパー」が届いて数日後に餃子の種を作った。

えっ…、今までの苦労なんだった…?

玉ねぎのみじん切りでは涙し、みじん切られた野菜たちは飛び散り、時間をかけていたみじん切りさん…。

なんで早く買わなかったのかー!?自分を責めると同時に今までみじん切りしてきた私を褒めてあげたい!!と思った。

子育て中のみじん切りに日々奮闘しているママたちに超絶オススメの商品♡

ぶんぶんチョッパーと母

…と、商品レビューをnoteでしたいわけではなく。

この便利グッズを使って思ったのが女手一つで私と姉を育てた母の事だった。

シングルマザーで日々の仕事や生活に確実に追われてたであろう母。そんな生活の中でも彼女は丁寧さや手間をかける事の大切さを知っていた。もちろん、私の記憶に無くても、そんな事にかまうことなく駆け抜けた日々があったはずだ。

長男を生むときに里帰りをしていて、友人を呼んでパーティーをするときに手巻き寿司をした。私はお刺身を切った。切って、お皿にのせた。

そのお皿を見て母は「これ、やったのアンタ!?怒」

お皿を奪われ彼女はお刺身をきれいに盛り付けた。のせた…のではなく、盛り付けたのだ。

また違う日には、ブロッコリーをゆでておいてくれと言われ、少々ゆですぎてしまったら激怒された。

炊飯器のご飯が炊けたらすぐにお米をかき回さないと、これもまた彼女の逆鱗に触れる。

母は、おいしい物をよりおいしく頂くためにかかる手間や丁寧さを忘れない人だ。

便利なキッチン用品はあふれているけど、やっぱり昔ながらのおろし器でおろした大根のおいしさや、電動ではなく手で切った不ぞろいの野菜たちが出す味わいや触感は便利グッズには出せないものがある。

1年に何度か子供を連れて帰省するが、毎回帰るたびに母の丁寧な生活を目の当たりにし、自宅に戻ってから1ヶ月くらいは、自分も丁寧な生活を心がけ、またズボラな私に戻るというルーティーンを繰り返している。

こんなズボラな母を見て我が子はどう感じ、どう成長していくのか…乞うごご期待♡

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