misoden

30歳。男。

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最近の記事

同じ話

誰かに話したことを今日も違う誰かに話す。 いろんな答えや反応が返ってくる。 その繰り返しだ。 毎日会うような関係だと、どうしても話題の枯渇するタイミングがある。 それを気にするかどうかは別として、嫌な言い方をするとマンネリしてしまうのだ。 そうなると違う人と同じように話をして、新しい反応を伺いたくなる。 人から人。また違う人へ。 結局、寂しがりで孤独を覚えやすい性分はこうした所から生まれていく。 ほんとうは身近に人がいるのだ。

    • 意識の集合と分散

      自分が複数存在すれば楽になるのだろうか。 なんてことを考えながら生活する毎日。 ああ、面倒な仕事だな考えることも沢山あるし嫌になる。 そんな事から逃げだしたい。 面倒なことだけを考える自分。 楽しいことを担当する自分。 そんな風に自分の営みを分業できないものかと思う。

      • 何かに救われて生かされている日々

        日々何かに救われてどうにかやっていけている。 自分で言うのも変なことではあるが、きっと他人から見た自分は特に問題のない普通の人物だろう。 そうあってほしい。 でも心の中ではずっとずっと面倒なことを考えて、自己肯定感の低さにため息をつく。 それでも日々生きていくために救いを探してはもがく。 救われて、救われて、やっとの事だ。 どんなに小さな事だって誰かにとっての救いであり生きる糧だ。

        • 潜在的な孤独

          友達や気の知れた人と居る。 それでも突然感じる孤独に悩む。 そもそも家族や親友であっても人はそれぞれが別の存在であり、全く同じ個体ではない。 そんなことを考えると無性に寂しく孤独を感じるのだ。 楽しくない訳じゃなく、悲しい訳でもない。 なんとなく感じる孤独。 曖昧なものではあるが、確かにある。

          欲求に対する誠実さとは

          日々 いたずらに消費されていく時間と何か自分の存在意義を提示するための焦燥感。 これらに苛まれている事が近頃のテーマ。 等しく時間は有限だ。 良いものはいい。 自分が心動かされ、赴くままに行動できればどれほど素晴らしいか。 現実はそう簡単ではない。 仮に行動を起こしてみるとする。 私は不器用かつ、妙な所の真面目さを持った偏屈者である。 恐らくまた違った壁に打ち当たり、周囲に迷惑をかけることになるだろう。 破滅欲求もどこかあるに違いない。 今目の前にいる人を殴ったらどう

          欲求に対する誠実さとは

          あたらしい日

          仕事がきまった。 といっても就職したわけではない。 こんなご時世なので、色々な働き方を模索した結果なんとか納得のいく形になった。ラッキーだぜ。 まともな会社勤めをして来なかったが、それでも必要としてもらえるのは都会ゆえに仕事が溢れているのかもしれない。 不慣れなことばかりで少しの不安はあるもののやっていくしかない。

          あたらしい日

          安心を買った

          クロスバイクを手に入れた。 自転車に乗ること自体が久しぶりだったので、練習をすることにした。 この思いつきは自分にしてはかなりナイスなアイデアであった。 と言うのも、自分の知っている自転車とはかなりの違いがあることに気づけた。 まずシティサイクル(ママチャリ)との違いは圧倒的な車体の軽さとタイヤの細さである。 一漕ぎするだけでグイッと進む。 しかしちょっとした段差や溝が大敵であり乗車感覚はかなり異なる。 圧倒的なスピードに気を良くして、自宅からずいぶん離れたところまで乗

          安心を買った

          ない、ほんとうになにも、無い。

          ない。 本当に仕事の依頼がすべてなくなったのだ。 不穏な予感は1月半ばぐらいから感じてはいたのだが、それよりもっと悪い状況だ。 カレンダーが真っ白になるって本当にあるんだな。 こうなってくるとフリーランスの収入はゼロ。 むしろ保険料や年金、家賃でマイナスだ! そんな時こそウーバーイーツでもやれば良いんじゃない? 安直な発想だった。 となると早速手に入れるべくは自転車だ。 新車は少し高い。 ママチャリでは配達に余り向かないというSNSの情報を真に受けてクロスバイクを探す

          ない、ほんとうになにも、無い。

          東京駅、京葉線

          遠い、ひたすらに遠い。 同じ名前の駅とは思えない遠さ。 田舎者で、初めて東京に新幹線で来た時に実感した。 それまでは夜行バスで移動していたので京葉線を利用することはなかったのだ。 仕事柄幕張方面には多々いく用事があるが、いまだに慣れない。 乗り換え時間10分と時刻表アプリは言うがそれでもギリギリである。 しかし乗り換えルートを歩く最中に音楽を聴くと、あたかも自分がMVの主人公のような気持ちになれる。 中でもしっくりくるのは上京について描かれた歌である。 よくよく考えてみ

          東京駅、京葉線

          味噌

          今日で30歳を迎えた。 三十路ということで、味噌というタイトルにした。 30年生きてきても、これぐらいしか思いつかない。 なんてつまらん奴だと我ながら思います。 最近は世界中で感染症が流行の兆しを見せております。 私が従事するイベント業界はモロに煽りを受けまして、相次ぐ仕事のキャンセル。 いきなり人生の大ピンチを迎える状況です。 何年か前は老後を迎える前に死ねばいい。 貯金もそこまでいらないし、他人に介護してもらう前に居なくなれば合理的だなと思っておりました。 しかしなが