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デザインが好きになった話

久しくnoteを更新していなかったが、

昨日やらなかったからと言って、今日やらない理由にはならない。
しかし今日やらなければ明日はできないかも知れない。

と思い至り、久しぶりに筆をとることにした。

ともかく、今回はデザインのお話。

僕はもともとデザインセンス皆無だったし、
デザインなんてもの
まっっっっっっっっったく興味がなかったんだけれど、
ある時先輩が”デザインのコツ”を教えてくれて、
そこからめちゃくちゃデザインが好きになった。

そのコツっていうのが
一度に目に入る情報量を減らすってことだった。

「情報量を減らす」

画像を用意した。

スクリーンショット 2021-01-30 20.16.14

これはひどい。
ここでは「情報量を減らす」という工夫をして、改善してみる。

情報量を減らすことで、
相手の頭に入れる情報量を減らすことができ、
その分内容が頭に入りやすくなる。
つまり、
デザインとしての情報量を減らすことで、
読んで欲しい内容をきちんとインプットしてもらえるようになるのだ。

今回減らす情報は4つ。
◎ 使う色を9色から2色に。
◎ 箱を作らない。
◎ 軸線の数を2本から1本に。
◎ 余白の間隔を統一。

変えたものがこちら。

スクリーンショット 2021-01-30 20.23.51

圧倒的に見やすい。
少しだけポイント解説をする。

◎ 箱を作らない。
箱を作ることになった際には枠線を消す or 中を白くすることで
色をひとつ消すことができる。
(今回は1番外側の枠だけ採用した。)

◎ 軸線の数を2本から1本に。
本文と見出しの軸線が揃っていなかったものを中央揃えにした。
軸線の数は立派なひとつの情報量なので、揃えることですっきりする。
また本文を両端揃えにするだけでも両端の軸が揃うので、
これも工夫として有用。

この方法を使う上での気をつけること

ちなみにこの「情報を減らす」という手法で、
最も気をつけなければならないのは
「必要な情報まで削らない」ということだ。

冒頭にも述べたとおり、
デザインとしての情報量を減らすことで、
読んで欲しい内容をきちんとインプットしてもらえる
のだが、
読んで欲しい内容が入らなければ意味がない。

例えば、
タイトル/見出しはインプットして欲しい要約が書いてあるはずだが、
これを削ってしまったり、
あるいは本文と同じ文字の大きさにしてしまうと、
文字の大きさという情報が減ってしまい、
要約がインプットされなくなってしまう。
(あるいは本文と同じレベルでインプットされる。)

「必要な情報まで削らない」というのは、
当たり前のようで最も気をつけなければならないことだ。

まとめ

これらの情報量を減らすって工夫だけで本当にデザインが楽しくなった。
枠線を消したり、空白を設けたり。
そして、伝えたいことはなんなのかを良く考えるようになった。
無駄な情報量を減らしていけば、最終的に残るのはエッセンスである。

「必要な情報のみを残す」という心がけは、
ビジネスの中では当たり前なのかも知れないが、
それはデザイン、見せる資料にも反映させるべきだろう。

変に気取る必要はないから、
「一目で必要な情報のみを見せられるようなデザインを作る」
ことだけを心がけると、ちょっとデザインが楽しくなるかも知れない。

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