パリ流ファッションスタイル診断を受けた話
かなり長い月日が経ってしまいましたが、2021年4月、パリ流ファッションスタイル診断(通称:パリ流)を受けました。
パリ流ファッションスタイル診断とは?
パリ流は、フランス国家認定イメージコンサルタントのトモミ先生が行っているファッション診断で、10個のテイストの中からメイン・サブ・アクセントをその人に合わせてつけていただける診断です。
他の診断と何が違うの?
数あるテイスト系診断。
その中でパリ流が特に素敵だなと思う理由は主に3つあります。
1つ目は、診断後のコーディネートが組みやすいこと。
⑴メインテイストを全身のベースとなる服装にして、
⑵カバンやクツなどのサブテイストで個性を出し、
⑶アクセントはネイルなどにほんの少し足す
……という形で服装を組めば良いので、普段のコーディネートに取り入れやすいです。
2つ目は、自分だけのキャッチフレーズをつけていただけること。
私は(先に結果をお伝えするとメイン:クラシック、サブ:ロマンティックなのですが)診断後に「控えめな女性らしさをまとった清楚可憐なお嬢様」というキャッチフレーズをつけていただきました。
なんだか少しくすぐったい気持ちになったのですが、『控えめな女性らしさをまとった清楚可憐なお嬢様ならどんな服装にするかな〜』と考えながらコーディネートを組めるようになったので、かなり有難いです。
自分の魅力を言葉で表現してもらえるのって、嬉しいですね。
3つ目は、コーディネート例を作成していただけること。
イメージコンサルティングを受けて自分のタイプ名を知ったことで、似合うもののイメージはなんとなく分かったけど、実際にどんな風にコーディネートを組んだらいいのか分からない・・・という悩みを抱えたこと、ありませんか?
パリ流ではトモミ先生が診断後に個人に合わせたコーディネート作成をしてくださるので、トモミ先生が描いているイメージと受診者側のイメージに齟齬が起きづらくなります。
以上の3点です。(他にも細かい違いはいくつかありますが、一旦ここでは3点とさせてください😉)
パリ流・各タイプの特徴
診断時にトモミ先生から教えていただいた各タイプの特徴と芸能人の方々の例をまとめたので、貼り付けておきますね。
必ずしもメインサブアクセントの3つが選ばれるわけではなく、メインが2つ付いたり、アクセントが付かなかったり、メインとサブが入れ替え可能だったりなど、本当に人によって診断結果は様々です。
ここまで読んでパリ流が気になった方に向けて、トモミ先生のホームページURLを貼っておきます。ふふふ・・・
そういえば、私はオンライン(zoomで1時間)で受けたのですが、最近トモミ先生が一時帰国されたようで、対面メニューも展開されていました。DNAパーソナルカラー診断も楽しそう。
私のパリ流ファッションスタイル診断レポ
パリ流の説明はここまでにして、ここからはパリ流を受けた時のことを覚えている範囲でレポしていきます。
申し込んだコース
私は「パリ流ファッションスタイル診断トータルパック」という、通常の診断1時間半に30分の無料アドバイスとコーディネート作成3パターンがついたものを選びました。
私のスペック
受診のきっかけ
パリ流を受ける前に骨格3タイプ診断を受けたのですが、いわゆる骨格ナチュラル向けのゆるゆるカジュアルが似合わない….と悩んだことがきっかけです。
顔タイプフレッシュ×骨格ナチュラルの服装、どう考えても私には似合っていない…なぜ…という混乱から、自分に似合うテイストをバラバラではなく総合的に知りたい!と思うようになり、受診を決意しました。
(今になって考えると、いわゆる顔タイプフレッシュ×骨格ナチュラル向けの服装がそのまま似合う骨格ナチュラルさんはそんなに多くないと思います。数々の診断を経て、「骨格や顔の配置では測れない部分にこそその人らしさが存在しているのでは」と思うようになりました。この話はまた後日のnoteで出来たらいいな…)
予想
初めて受けるテイスト系診断ということで、予想をして挑みました。
・成人式の振袖の着付師さんに全てをお任せしたら、後れ毛なし!オールアップ!になったこと
・派手な服装が似合わないこと
・柄を着ると柄の主張が顔に勝つこと
・パンツスタイルよりもスカートスタイルの方が似合うこと
(これに関しては後々の診断で『両方いけるよ』となったので、そこまで重要なポイントでもなさそう)
・リボンが好き!
以上のことから、ロマンティックやクラシックは入ってきそうな感じがしました。
ロマンティックがメインだと少しフリフリしすぎているかな?
トモミ先生のブログに載っているロマンティックの服装は好きだけど、買ったことがあるか?と聞かれると…ないですね…。という感覚でした。
骨格ナチュラルや顔タイプフレッシュの要素から、ナチュラルはもしかしたら入ってくるかもしれないな、と思っていました。遠くはなさそうだけど、メインにはならないような気がしました。
本当にこのスタイルが自分に合っているなら、そもそもPCと顔タイプと骨格だけで私のイメコン旅はゴールを迎えているはず。それでもぐるぐる悩んでいるからこうしてパリ流を受けているのだ….と自分と対話をしたのを今も覚えています。
ドラマティック、クリエイティブ、スポーティー、シック、セクシーは早めに外れそうだと感じていたので、一旦置いた予想は・・・
ロマンティックをメインにおいて(あれ?さっき「あんまり買わないですね…」とか言ってたくせに?)それをナチュラルもしくはクラシックで薄めていくような感じで予想をしました。
エレガントは一縷の望みで入れました。メインやサブにはならないと薄々感じていたようです。
診断がスタート
トモミ先生には事前にアンケートや普段のコーディネート写真を送るのですが、診断はその写真を参考にしつつ、実際にzoomでお話をしながら「当てはまらないタイプから順に」消してもらいます。
zoomで大丈夫?ちゃんと分かる?と不安になる方もいらっしゃるかもしれませんが、トモミ先生は写真と画面上の雰囲気だけでめちゃめちゃ見抜いてくださるので安心してください🍰
順番に外れていく遠いタイプたち
予想していた通り、ドラマティックやクリエイティブなどはすぐに外れていきました。遠いところから外れていくことで、どういうアイテムが自分にとって”苦手”となるのかが分かりやすいです。
予想の中にあった4つのタイプは、トモミ先生にたくさん迷われたものと同じでした。私、ちゃんと分かっていたんだな…と少し嬉しくなりました。
最後までロマンティックメインとクラシックメインで悩んでいらっしゃるトモミ先生。
事前に送った写真を見て「清楚、という言葉が最初に出てきたんですよね。その清楚さを作り上げるにはどのテイストで表現したらいいか….」という悩み方をされていました。
ついに結果発表
結果はメインクラシック、サブロマンティック、アクセントはなし、になりました。
ロマンティックが外れた理由として、「シンプルでいい、ふわふわレースならジャケットを羽織ってほしくなる。ただクラシックでまとめすぎると寂しくなるので曲線を入れたい。」とのことでした。
一瞬エレガント×ロマンティックと迷われていましたが、そうすると少し大人っぽすぎる、都会的すぎる感じになるそう。
また、クラシック×ナチュラルの人よりも甘さを感じ、クラシック×エレガントの人よりもふわっと感を強く感じるとのことでした。
トモミ先生からいただいた、数々の印象的な言葉
「お嬢様感はあるけど、エレガントのお嬢様感とは少し違う」
「洋風な家のお嬢様じゃなくて、和洋折衷な家のお嬢様」
「少女っぽい」
「桜が似合う」
「大正ロマンな感じ、中原淳一の絵に出てきそう」
「アール・デコの感じの、大正ロマンのお屋敷に住んでいそう」
診断中にたくさんの画像を共有して見せてくださるトモミ先生。
アール・デコの削ぎ落とされた直線モチーフや、中原淳一さんの絵、そしてシェルブールの雨傘のカトリーヌドヌーブの衣装など、わくわくする写真をたくさん見せていただきました。
(知識が乏しく、初めて聞く言葉ばかりだったので、診断後にたくさん調べてまとめました。)
内面診断
最初に書き忘れていましたが、パリ流では内面診断もしていただけます。事前に送られてくるアンケートにチェックを付けて返送した結果、私の内面は外見のクラシック×ロマンティックとは全く異なっていました。
診断の前に内面診断をすると先入観が混ざってしまうため、必ずファッションスタイル診断を行った後に内面診断の採点をするそうです。
私、見た目と内面がこうも違うのですね。
「見た目はおとなしそうな人がエネルギッシュなの、面白いですね!」
というトモミ先生の笑顔が素敵でした。
(見た目と内面のギャップはテイストスケール法診断でも指摘されました)
お待ちかねの後日資料
診断から3日後、待ちに待った後日資料が届きました。
5つのコーディネートと、魅力やキャッチフレーズが楽しみで仕方なく、診断後2日間はよく眠れませんでした。
ベーシックで品のある装いの中にもほんのりフェミニンで甘い印象のある服装が一番似合うそうです。ロマンティックをメインに持ってきてしまうと少し過剰な印象になるので、私の場合はメインとサブの入れ替えは不可でした。
コーデの例
可愛い〜〜〜〜!!私のクラシック×ロマンティックはこんな感じなのか!と納得しました。
甘さがあるようで、甘すぎない、ストレートティーみたいな雰囲気で、とても好きです。
質問タイム
質問タイムでは似合うメイクや香水についてたくさん質問しました。
やはりメインはクラシックなので、オーソドックスなメイクが似合うそうです。濃すぎるのは似合わない。
リップは色で遊ぶよりも質感を変えて楽しむことをおすすめしていただきました。
そして、チークは絶対必要!だそうです。これは薄々気がついていたので、やはり…!という感じ。
似合う香水はゲランのフローラチェリージアだそうです。
桜の匂いなど、甘いものが良さそうとのことでした。
こちらの香水、いいな〜と思いつつ購入を渋っていたところ、一気に5000円ほど値上げしてさらに手の届かないものとなったので、もしも今香水を買うか悩んでいる方がいらっしゃったら、早めに買うことをおすすめします。うう。
そんなこんなでパリ流ファッションスタイル診断のレポートを書き終わりました。参考になれば嬉しいです!!
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