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ピアノ調律師が物理学者見習いになるまで

元ピアノ調律師の物理学博士学生

これが簡単なわたしの説明です。

これを聞いた人は、大抵こうなった経緯を訊いて下さいます。
一般的でない経歴であることは承知していますし、質問して頂けるのは
嬉しいけれど、残念ながらそう簡単に説明できません。
自分でもなぜこうなってしまったのか、未だによく分からないので…

ただ真剣に生きてきただけなのに。
ただ正直に道を選んできただけなのに。
いつのまにか、予想すらしなかった場所にやって来てしまいました。

このnoteは、高校を卒業して憧れだったピアノ調律師になったものの、
挫折を経て今、大学で物理学を勉強しているしがない博士学生がどうやってここに流れ着いてしまったのか、記憶をたどりながら所感をちまちまと
書いていく自分語りの記録です。

想定される読者

  • 高校生だったわたし。そんなに悩まなくても、怖がらなくてもいいと教えてあげたい。

  • ピアノ調律師が何で物理学博士学生になったの?と訊いて下さる方。その場で説明すると長くなるので、回答に相当する記事のリンクをお送りします笑 本当に興味をもって質問して下さった方はお読み下さい。

  • ピアノ調律師と物理学博士学生に興味がある方。一次情報を提供します。どちらもニッチで情報を集めることに苦労していることでしょう。その積集合となると尚更です。

もし上記のうちどれかに当てはまる方がいらっしゃいましたら、
是非他の記事も読んで頂けると嬉しいです。

目次

こうしてわたしは挫折した ―ピアノ調律師に必要なこと―


博士課程で得た専門知識以外のもの


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