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はじめてのGitHub | 第4回 ブランチをドラえもんで例えてみる

Gitとは

分散型バージョン管理システムであり、ソフトウェア開発プロジェクトや他のテキストベースの文書の変更履歴を管理するためのツールです。

ブランチとは

Gitの機能の一つです。
プロジェクトの異なるバージョンや機能の開発を分岐して、管理するための仕組みです。
ブランチを使うことで、同時に複数の方向で作業ができ、それぞれのブランチでの変更が他のブランチに影響を与えることなく進められます。

GitHubでリポジトリを作成すると、デフォルトでmainというブランチが置いてあります。
名前の通りプロジェクトのメインストリームであり、通常は安定した状態を維持します。
最新のリリースや本番環境のコードがここにあります。

開発者は、このmainブランチから派生した別ブランチを立てて、そこで独立して開発を行います。

ドラえもんで例えてみよう

ドラえもんは、のびたの孫の孫であるセワシが未来から現代に送り込んできたロボットです。
セワシは未来ののびたがジャイ子と結婚して生まれた子孫ですが、のびたはドラえもんの協力を得て、しずかちゃんと結婚するように未来を変えます。

この設定、子供のころから疑問に思った人も多いのではないでしょうか?

のびたがジャイ子と結婚しなかったら、セワシは生まれません。
セワシが生まれなければ、ドラえもんがどうして現代にいるのか、説明がつきません。

それを解決するのが、ブランチです。

ドラえもんがタイムマシンでやってきた時、未来は『ジャイ子ブランチ』と『しずかちゃんブランチ』に分岐したのです。

アニメで放映されているのは、現在開発が進んでいる『しずかちゃんブランチ』です。
『ジャイ子ブランチ』の開発は、一体どうなっているのでしょうか・・。

これではジャイ子があまりに可哀そうですが、次回解説するマージで解決しましょう。

ブランチの作り方

前置きが長くなりましたが、ブランチの作り方で締めたいと思います。

ターミナルに、次のように打ち込みましょう。

git branch <ブランチ名>

ドラえもんの例えでは、次のようになります。

git branch <しずかちゃんブランチ>

mainブランチはそのままにしておきます。

次回、マージについてです。


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