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はじめてのGitHub | 第5回 マージまでの長い道のり

開発しよう!

やっと開発の舞台は整いました。

開発を始める前に、正史であるジャイ子ブランチであるmainブランチから、しずかちゃんブランチに移動しましょう。

git checkout <しずかちゃんブランチ>

ここからのびたはドラえもんの力を借りて、ガシガシ開発していきます。


開発は順調に進み、のびたとしずかちゃんは結婚できました!

しかし、ここで終わりではありません。

これはあくまで、しずかちゃんブランチ内での出来事。
ここから、正史にマージしなければ、のびたの本当の人生には反映されません。

マージまでの長い道のり

GitHubは複数で開発するという性質上、メインストリームに合流するには手続きに少し手間がかかります。

更新した内容をコミットに含めるため、ステージングエリアに追加します。

git add *

*は全部という意味です。
次のようにも書けます。

git add.

コミットしましょう。

git commit -m "しずかちゃんと結婚するように修正しました。"

コメントは省略しないでください。
コメントは大事です。

プッシュして、リモートリポジトリに送ります。

git push origin <しずかちゃんブランチ>

この時、リモートリポジトリにもしずかちゃんブランチが作られます。

さて、リモート側を開いて見てみましょう。

コンフリクト発生

タイムパトロールからの横やりでしょうか・・。
エラーが出てしまいました。

mainブランチではのびたはジャイ子と結婚しているため、しずかちゃんと結婚できません。
矛盾が生じてしまっています。
この競合を、コンフリクトといいます。

コンフリクトを解消するために、しずかちゃんブランチの更新を手直しします。
ドラえもんの道具で日本の民法が改正され、重婚が可能になったとしましょう・・。

競合が解消されたので、再びコミットします。

git addでステージングしたあと、

git commit -m "法改正で重婚を可能とし、しずかちゃんと結婚するように修正しました。"

そして、プッシュ。

コンフリクトが解消されて、マージができるようになりました

ブランチの後始末

最後に、リモート側で不要になったしずかちゃんブランチを削除するボタンをクリックします。

これで完了?
いや、まだローカル側にしずかちゃんブランチが残っています。

まずは、mainブランチにを移動しましょう。

git checkout main

しずかちゃんブランチを削除します。

git branch -D <しずかちゃんブランチ>

以上、駆け足になりましたが、無事にゴールまでたどり着きました。


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