編入受験校の選び方
こんにちは、味噌汁です。
今回は、編入受験校をどのように選べばよいのかについて詳しくお話ししていきます。
「法学部への編入を決めた理由」という記事でも触れましたが、より詳述したいと思います。
受験校決定のプロセス
受験校選びのステップは次の通りです。
①編入試験を行っている大学を調べる
まずは、どの大学で編入試験を受けられるのか調べる必要があります。
②とりあえず5-7校に絞る
受験校を絞り込むためには、さまざまな方法が考えられます。
a. 偏差値の高い順
「〇〇部 偏差値」で検索するとランキングが表示されます。数字で比較できるため一番簡単です。私も有名な大学に行きたいという思いがあったため、まずこの方法で受験校を絞りました。
b. 地理的な制約
大学が自宅から近い、都市圏にある、など個人的な好みや家庭の事情によって自然と受験する大学が絞られることもあるでしょう。
c. 金銭的な事情
bに加え、経済的理由により国立大学のみを受ける方もいらっしゃると思います。私もその一人です。
d. 受験スケジュールの調整
大学により試験日が異なります。法学部の場合、編入試験は早い大学だと夏ごろに、遅い大学では2月に開催されます。つまり、勉強の進捗度に応じて受験校を決められるわけです。
私の場合、夏までに編入勉強を仕上げられる自信がなかったので、秋(10月下旬〜11月上旬)にかけて編入試験を行う大学を受験しました。
また、11月は編入試験真っ盛りで、2日ごとに試験が行われる週もあります。その場合は、スタミナのある方は心配いりませんが、そうでない方はできるだけ試験の間隔を空けることが望ましいと思います。
以上4つの方法により、受験する大学をある程度絞り込むことが可能です。
③第一志望から第三志望まで決める
いよいよ受験大学を3校まで絞っていきます。※受験する大学の数は人それぞれです。
a. 自分の好き嫌い・得意不得意を知る
編入試験の形式は大学によってさまざまです。例えば、面接試験のある大学もあればそうでない大学もあります。TOEICやTOEFLスコアにより英語の点数が決まる大学もあれば、独自に英語試験を行う大学もあります。(各大学の募集要項や過去問を確認してみてください。)
私は、面接と要約が嫌い・志望理由書が不得意・英語が好き&得意だったため、面接や要約問題、志望理由書がなく(短く)、TOEICやTOEFLを利用できる大学を探しました。
b. 自分のレベルを知る
これは、「自分のレベルに合った大学を選べ」と言っているわけではありません。そんなのBullshitです。
私が言いたいのは、受験大学を選ぶ際は、必ず過去問に目を通してその大学のレベルと現在の自分のレベルのギャップを認識するべきということです。そうすることで、今の自分には何が足りないのか、どのような勉強をすれば合格に近づくのか、といったことが明らかになります。
周りにやめとけと言われても、自信がなくても、合格への道のりが遠そうでも、あきらめないでください。やっぱり自分が望む大学に行きたいですよね。そのためには、合格に必要な知識・能力を身につけるのみです。今はできなくても、編入試験までにできるようになっていれば良いんです。
c.大学を徹底的に調べる
最後はこれです。
もし、研究したい分野が定まっていれば、各大学のホームページやシラバスをもとに、その分野を研究する教授の有無、授業内容などを比較し、志望校を決定してみてください。
また、その大学に通う先輩に直接またはSNSで授業の様子や充実度などリアルな声を聞いてみるのも手です。
さらに、例えば公務員を目指す方であれば、公務員を多く輩出している大学を選ぶ、というように、将来の夢を実現しやすい大学を選ぶ方法もあります。
まとめ
受験校選びって結構大変ですよね。
ぜひ、上にあげたやり方を参考にしてみてください。
受験生の皆さんが、第一志望の大学に編入されることを願っています。