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『生命を延ばすために必要な医療やケア』は延命治療?

 前回、ACP(人生会議)をするきっかけとして、神戸大学と厚労省が創った便利なサイトを紹介しました。

 ① の「必要な医療やケア」について、ちょっと考えてみたいと思います。

 前回書いた様に、「必要な医療やケア」というのは、この文脈では「命を延ばすために」という言葉が隠れてると思います。
 文字通り「延命治療・処置」です。

 では、延命治療って何でしょう?
 結論から言うと、延命治療ってものすごく曖昧な言葉で、具体的な医療行為ではなく「命を延ばすだけで、本人・家族にとって利益にならないだろうと思われる治療」の事だと思います。
 ただ、使い勝手は良いので、医療側も患者側も多用します。
 なので、これから行われる具体的な医療行為が、本人・家族にとってどういう意味になるのか?その都度、患者側・医療者側みんなで考える必要があります。

 次回から、具体的な医療行為をお伝えしていこうかと思います

 延命治療に関する、良い事例が、日本尊厳死協会『小さな灯台プロジェクト』のホームページに載ってました。
 これは日本財団が助成する事業のようです。
https://songenshi-kyokai.or.jp/lighthouse/archives/1609

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