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iLEAPのリーダーシッププログラムから10年経って思うこと。
2014年、21歳の時に参加したシアトルのリーダーシッププログラムから10年経ったので東京でreunionを企画しました。
"Who am I?"21歳の時に向き合った問い
3.11の影響で発足したTOMODACHIのプログラムで、シアトルのNPO法人iLEAP(現在はRoot Spring)が運営していたプログラムです。
TOMODACHI Social Innovation in Seattle Scholars (SIIS) Programは日本の社会起業家やコミュニティーリーダーとして活躍する18歳から25歳までを対象に行うリーダーシップ・プログラムで、日系アメリカ人起業家との交流や日米の歴史を学びながら独自のリーダーシップを見出す機会を提供します。
当時4年間の引きこもりから脱却して、大学のプログラムでフロリダに留学後だった私は、またアメリカで学ぶ機会が欲しいと考えていたときに、とある日本人の社会起業家の方と出会い見つけたプログラムです。
Social Entrepreneurship
Leadership
Who am I?
アメリカに滞在しながら、様々な人種の社会起業家やリーダーたちの話を聞くこと。同世代の仲間たちと「問い」に向き合い「対話」を重ねることで自分が社会や人生に対して感じている「モヤモヤ」という曖昧な言葉が、明確になっていく感覚がありました。
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「Dialogue(対話)」を初めて経験する
対話と会話の違いなんて知らなくて、長年引きこもっていた私にとっては過去を話すことなんて怖くてできないことでした。
当時大学の友人もいたけれど、なぜ引きこもっていたのか、という深い話をしたこともなかった。異国で、英語で自分の心のうちや過去を話す経験はとてもチャレンジングなことだったけれど、話した時に誰も否定せずに受け入れてくれた環境が私を未来に連れて行ってくれたと思います。
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撮られた自分の写真を見て、こんな笑顔をするなんてと知らなくて、衝撃を受けた一枚。
「活動」する覚悟と「教育」という言葉の出会い
この経験で、私のモヤモヤしていた気持ちが「活動していきたい」という想いとキーワードに変わっていきます。だから今、教育のことをやっているし、その後の政治のキャリアにも繋がっていくのです。
“Leadership is a journey.” 開拓し続けた自分のリーダーシップ
“Leadership is a journey.” リーダーシップは旅のようなものだ。
当時言われた時にはわからなかったこの言葉が、いま思えばしっくりくるものです。
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当時、私たちの学びの設計を担当してくれたKeiさんに問いを考えてもらいました。
みんなの状況や、私が何で場を作りたいのかを詳しく聞いてくれてつくられた問いは、もう一度一人になって考えてみたいなと思います。
What are you expecting to happen?
What are you waiting for?
What change are you seeking?
What do you want to bring to next 10 years?/want to leave behind?
How do you name your last/next 10 years?
What is holding you back?/Why?
ピンとくる問いがあったら皆さんもぜひ自分と向き合うものにしてくださいませ。