もったいないキッチンを鑑賞しました!10月は食品ロス削減月間
シビックセンターで開催されたもったいないマルシェ&映画「もったいないキッチン」の鑑賞会に参加しました。
“もったいない”。
元々は仏教思想に由来する言葉で、無駄をなくすということだけではなく、命あるものに対する畏敬の念が込められた日本独自の美しい言葉だ。そんな“もったいない”精神に魅せられ日本にやってきたのは、食材救出人で映画監督のダーヴィド・グロス。ところがもったいない精神を大切にして来た日本の食品ロスは、実は世界トップクラス。その量毎年643万トンで、国民一人あたり毎日おにぎり1個分。一家庭当たり年間6万円のまだ食べられる食べ物が捨てられている。
世界では8億人以上が飢餓で苦しんでいるといわれています。2019年のデータによると、世界人口は77億人でおよそ10人に1人が食べるものが充分に得られていません。それなのに世界で生産される食料の3分の1が捨てられています。
映画の観賞後は、映画の主題歌を歌っているOMGさんと、岡崎市で活躍するパーマカルチャーデザイナー榊笙子さんが進行する中で、観客の皆さんとシェアの時間がありました。
映画を見て、以下の問いを話し合いました。
「自分のまちに何があったらいいか?」
「明日から自分ができることは何か?」
ここで観客の皆さんから出てきた意見はさまざま。一緒に映画を鑑賞に行った友人の女の子(23歳)は、
みんなの(フードロスや環境に対する)意識が変わるような知る機会をつくりたい!
チェーン店ではなく、地元のお店で地産地消を心がけてみたい。
と教えてくれました。素晴らしいです。
私が感じたこと
上記の写真は、東南アジアで活動していた時に訪問したインドネシアでの写真です。
一枚目は、女子限定の孤児院、二枚目は現地のNPOの方の支援を受けている農家の方をヒアリングさせていただいた時の写真です。
子どもの頃から、母がボランティア活動をしていたり、ユニセフへの寄付をしていたため世界の貧困に関しては関心が高い方だったと思います。しかし、貧困にリアルに向き合ったのは東南アジアでの経験が初めてでした。
彼らに向き合った時、食べ物や衣服、仕事、命に関する考え方がガラリと変わった感覚がありました。自分がどれだけ恵まれた生活をしているのかを自覚しました。
日本国内のNPOで働きはじめ、政治活動をする中で日本国内の貧困の実態がより鮮明に見えてきました。それらを生み出す環境を考えたときに、フードロスの課題は密接に関わっています。
私がやっている教育や政治のことも共通しているのですが、少しずつ「自分ごと」にできるきっかけづくりを進めていきたいと思っています。
今日のもったいないマーケットともったいないキッチン主催のおふたり。
岡崎食コミュニティCOME HALOを立ち上げ、活動してらっしゃいます。
愉加さんお誘いいただきありがとうございました!✨
インスタはこちら↓
また、今回の主催の愉加さん、登壇者の笙子さんとともに開催するスコシズツマーケットが11月20日に開催されます!籠田公園です、ぜひお越しください。