草刈機の選び方とおすすめ情報
庭仕事において、草刈り機は必須のアイテムです。
私の庭には果樹や畑があり、芝を刈る際に芝刈り機(手押し型)では対応できない障害物が多いため、草刈り機(プロが草刈りに使っている長い棒の先に刃物が付いたアレ)をを愛用しています。芝生も雑草もまとめて一気に刈り込むスタイルです。
ここでは、私の体験を基に、草刈り機の選び方や使い方について、特にこれから購入を考えている方に向けて役立ちそうな情報をお伝えします。
エンジン式草刈り機の問題点
以前はエンジン式の草刈り機を使っていましたが、以下の理由で手放すことにしました。
騒音が大きい
エンジン音が非常にうるさく、周囲に迷惑をかけるのが気になりました。ガソリン補充の手間
毎回ガソリンを補充しなければならず、特に燃料が切れるタイミングが作業中だと、非常にストレスを感じました。エンジンの始動が難しい
最も大きな問題は、エンジンをかけるのに苦労することです。炎天下で30分間もワイヤーを引き続けてもエンジンがかからず、その日の作業を断念することも何度かありました。このフラストレーションから、エンジン式の草刈り機は諦めることにしたのです。
バッテリー式草刈り機の利点
これから草刈り機を購入する方には、バッテリー式草刈り機を100%おすすめします。私が現在使っているのは「マキタ 充電式草刈機 MUR190UDRG 18V 6.0Ah」。このモデルの特徴を紹介します。
パワーが十分
マキタの18Vバッテリーは非常にパワフルで、1時間程度の作業には全く問題ありません。草刈り機以外の電動工具にもバッテリーを使い回せるので、非常に便利です。例えば、同じバッテリーを使った電動ドリルやチェーンソーなど、DIY作業でも活用できます。予備バッテリーの重要性
作業中にバッテリー切れを防ぐために、予備のバッテリーを持っておくと安心です。ただし、ここで注意が必要です。私の経験から言うと、互換バッテリーは避けた方が良いです。私は予備として、安価な互換バッテリーを購入しましたが、純正バッテリーと比べて持ちが非常に悪く、体感で純正の1/10以下の持ち時間でした。安物買いの銭失いを避けるためにも、高くても純正品を選ぶことをおすすめします。
実際の使用感
マキタ18Vバッテリーをフル充電した場合、約100㎡の芝を刈り取ることができます。草刈り機には1~3のパワーレベルがありますが、私は通常「2」を使用しています。密集した雑草が多い場所では、フルパワーの「3」を使いますが、「1」はパワー不足でストレスが溜まるため、ほとんど使いません。
100㎡の芝刈り(草刈り)作業には、準備から刈り取り草の回収まで、だいたい1.5~2時間かかります。実際に草刈り機で芝を刈る時間は1時間弱ですが、意外と大変なのが、刈った後の芝を熊手で集めて、ごみ袋に入れる作業です。これを考えると、しっかりした道具を揃えることが重要です。
草刈りの準備と注意点
これから草刈りを始める初心者の方に向けて、準備するべきアイテムと、草刈り中の注意点をお伝えします。
用意するもの
草刈り機
手袋・保護メガネ(安全を確保するため必須)
熊手・竹ぼうき・塵取り(刈った草を集めるため)
ごみ袋(大量の草を処理するため)
水筒(水分補給用)
夏の炎天下では、特にこまめな水分補給が重要です。草刈りは体力を消耗する作業なので、日陰での休憩を適宜取りながら無理せず進めましょう。
草刈りの頻度と季節ごとの管理
夏場は、1週間で芝や雑草が一気に伸びます。私は見て見ぬふりをしつつも、たまらず2週間に1回のペースで草刈り機を使います。しかし、これも7~9月の間だけ。その他の季節では、気になった時に軽く刈る程度で、冬には草が枯れるのでほとんど手入れは必要ありません。
草刈りの後、庭が若々しい緑で輝く様子を見ると、疲れが一気に吹き飛びます。この瞬間の達成感は、何にも代えがたいものです。苦労した分、庭が見違えるほど美しくなるのは、まさに草刈りの醍醐味です。
まとめ
これから草刈り機を購入する方には、エンジン式ではなく、静かで使いやすいバッテリー式草刈り機を強くおすすめします。特にマキタの18Vシリーズは、他の電動工具とバッテリーを共有でき、作業効率を大幅に向上させてくれます。庭仕事を快適にするために、ぜひ参考にしてみてください。