今年も懲りずに12人予想してみる
はいどうもこんにちは。みしマンでございます。本日のお題はこちら。ということでね。それではこちらを予想していくっ!
どんどんタイトルが雑くなっているのは皆さんお気づきと思いますが、ドラフトまであと9日、ならびに本日はサラリーマンスカウトさんに依頼されて考えた、ドラフト1位ならびに上位36人の予想について、まずはドラフト1位予想の中身をもう少し細かくnoteに記していこうと思います。動画にしていただく際にサラスカさんには少なからず理由をお伝えしておりますので、サクッと味わいたい方はこちらの動画をご覧くださればと思います(次世代の逸材発掘さんの予想も見られてお得です)。
それでもまだ読んでくださっている方は、少々の回りくどめな説明も読んでくださると思いますので、ここからは安心して書いていきます。それではー、れっつらごー。
選ばれそうな面々から考えていく
毎年だいたいそんなもんかと思いますが、1巡目は、6人ほど妥当なメンツ、残り6人のうち3人はまぁ予想できそうなメンツ、残り3人は予想不能、みたいなイメージがあります。今年で言えば前半の6人は
風間球打(ノースアジア大明桜・投手・右投)
小園健太(市和歌山・投手・右投)
森木大智(高知・投手・右投)
佐藤隼輔(筑波大・投手・左投)
隅田知一郎(西日本工業大・投手・左投)
廣畑敦也(三菱自動車倉敷オーシャンズ・投手・右投)
という面々になってくると思います。全員が入札されるかは分かりませんが、このうち5人は入札されそうな気配があります。続いて、まぁ予想できそうな3人に関しては
山田龍聖(JR東日本・投手・左投)
黒原拓未(関西大・投手・左投)
山下輝(法政大・投手・左投)
この、大社左腕の3人が入ってくるかと思います。ハズレでは指名されそうだなと思っていますが、入札してくる球団はあるかもしれません。問題は残りの3人。この辺まで来ますと、先日のnoteにも書いた記憶がありますが、”どの球団が入札でハズレクジを引くか”という、予想しきれない予想をしなければいけません。つまり、
❶どの球団が競合し、❷どの球団がクジを外すか
この2つを当てる必要があります。ぶっちゃけ、それは無理でしょう。せめて、6人ぐらい候補を挙げておいて、その中から出れば…という予測の仕方をするしかないかなと思います。では、残りの3人を考えてみます。
「残りの3人」を考えていく
2016-2020の5年間、外れ以降で指名された選手は
【高卒右腕】吉住 輝星 西 堀田 山下
【高卒左腕】堀 宮城
【大卒右腕】千隼 加藤 馬場 近藤 鍬原 上茶谷 甲斐野 清水 平内 木澤
【大卒左腕】濱口 大将 高橋 鈴木
【社会右腕】博志 宮川
【社会左腕】河野
【高卒野手】安田 村上 太田 井上
【大卒野手】吉川 辰己 渡部
【社会野手】近本 佐藤 小深田
全体で34人。このうち、大卒投手という枠でまとめますと実に14人、全体の約半数が大卒投手という結果になっています。逆に、高校生や社会人の投手に流れるパターンは少ないですね。野手はショート・センター・サード(コンバート前の村上は捕手ですが)に集中。この辺を見ていけば候補は見えてくる気がします。
右腕の候補としましては、先日の登板でMAX153km/hに到達した吉村貢司郎(東芝)。ただ、走者を背負った際の投球に脆さがあり、少し不安は感じます。同じMAXの北山亘基(京都産業大)は、身長・スタッツとも上々ですが、全国大会・代表試合での登板がなく、高いレベルのチームと対戦した時のデータに乏しいのは不安。身長176㎝ながらMAX152km/hで安定感抜群の投球を続ける赤星優志(日大)も、東都一部で結果を出し始めましたが、東都相手にしか投げていない点はネックかもしれません。逆に、190㎝という高身長が魅力の達孝太(天理)は、甲子園でも好投しており、MAX150km/hに届かなかったことで入札は厳しいかもしれませんが、外れ指名で呼ばれる可能性はあります。
左腕ですとMAX152km/hから1位圏内に入ってきますので、鈴木勇斗(創価大)が該当。ただ、全国大会・代表試合での登板はなく、身長173㎝というのも、球団によってはリストから外すでしょう。高校生ですがMAX150km/hに到達した木村大成(北海)は、身長も180㎝ありますし、高校生を1巡目で指名して将来に備えたい球団が動いてきてもおかしくありません。
ここまでは全員、投手の名前でしたが、投手指名の目立った2016年でも2名は野手の1巡目がおりましたので、野手についても考えてみます。センターとしては、梶原昂希(神奈川大)が早い段階で呼ばれそうな気がしますが、唯一最大のネックが三振の多さ。ただ、佐藤輝明(阪神)という前例もあり、プロがそこまで神経質にならなくなっている可能性はあります。唯一最大のネック仲間でいえば、今春以外の実績のなさだけがネックのブライト健太(上武大)も可能性はありますが、センター経験に乏しいのもあり、1巡目までは厳しいかも。
全国大会・代表試合に出ていないのは引っかかりますが、センターの吉野創士(昌平)・サードの有薗直輝(千葉学芸)の2人も、両方とも身長185㎝、高校通算本塁打も多く、素材としての魅力に溢れていますので、外れで名前が呼ばれる可能性はあります。甲子園出場組の松川虎生(市和歌山)は、捕手以外のポジションで出ているところは想像できませんが、2巡目の末尾では確実に指名されそうな気配がありますし、球団によってはハズレ1位もあると思います。
他で言えば、正木智也(慶應大)も可能性あるとは思うのですが、センターラインではない打者が超えるべき打撃成績のハードルまでは超えていないように思います。タイプの近い佐藤輝明はサードも守っていましたし、50m6.0という俊足でもありました。正木も動けない打者ではないですが、佐藤には負けるかなという印象です。ただ、そこに関して特に問題ないという判断がなされた場合、入札される可能性もあるのかなと思います。
各球団の1巡目を予想して考えていく
最後に、ザッと、各球団の1位予想をしていきます。まだ情報があまり出ていない球団もありますので、本当にザッとです。
横浜DeNAベイスターズ
➡単独狙いかなと思います。小園海斗・森敬斗には入札していますが、ほぼ大学生投手に入札している球団なので、野手が強くなさそうな今年は例年の傾向通りと見ています。左右どちらもありそうですが、黒原拓未かなと予想。身長の低い左腕でも気にせず指名しますし、単独が狙える候補だと思います。同じ理由で、山下輝や鈴木勇斗でもいいのですが、どちらも実績では黒原に劣ります。ただ、昨年、法政大の石川達也を育成で指名しているので、今年は山下輝に入札という可能性あるかもしれません。単独予想なので外れは割愛します。
北海道日本ハムファイターズ
➡風間球打かなと思います。今後は北海道の新幹線が札幌まで伸びてくることもあり、集客という意味でも、東北の候補の指名に異論は出ないでしょう。ハズレ指名は木村大成か、鈴木勇斗か。前者は北海道、後者は創価大との関係があります。個人的には木村大成と予想しますが、鈴木勇斗の線もあり得ます。
広島東洋カープ
➡大社投手の単独指名と予想します。早い段階から名前が出ていた佐藤隼輔が最有力ですが、他球団の動向次第では隅田知一郎になる可能性もあります。先日の会議後は高校生BIG3のいずれかという情報が流されましたが、カープは直前の会議までは本音は言わない球団ですし、幾度ブラフを撒いたか分かりませんし、Bクラス時のカープは大社投手への単独指名が基本なので。ただ、左腕にいくとなると珍しい展開でしょうね。
埼玉西武ライオンズ
➡投手に入札するのではと思いますが、特に身長や利き腕、年齢、単独or競合に関して一貫性はないので、誰が来るか分かりません。動画内では隅田知一郎かなと予想しましたが、2年に一度は長身の高卒右腕を指名しているあたり、高校ビッグ3のいずれかを指名する可能性もあります。クジが外れた場合、かねてより高評価が伝えられる松川虎生を指名しそう。昨年あれだけ野手を指名したのに捕手は育成を含めても指名ゼロでしたから。
中日ドラゴンズ
正木智也に入札する可能性もありますが、2巡でも大丈夫そうと判断した場合、山田龍聖に入札するのではないか、と思います。高校が中部地方(富山県)ですし、中日がよく指名している大卒社会人、左腕だと身長180㎝以上の投手をよく選ぶということを踏まえても、山田龍聖は当てはまる項目が多いです。ただ、報道としては明らかに正木の方が多いので、このまま正木になりそうな気配はあります。
福岡ソフトバンクホークス
昨年まで、ポスト松田探しのためにサードの選手の入札および指名が多かったですが、過去の例を見ても、続けて3年が限界かなと思われるので、過去2年間続いている、ポスト柳田となるセンター、あるいは、今季30歳となる今宮の後継者探しを始めるのではと予想。とはいえ、この2ポジションに入札まで踏み込めるほどの選手はいないように感じられますので、投手に入札するのではないか、と思います(年齢・利き腕等は予想付きません)。ただ、現在、4年連続で野手入札しておりますので、センター狙いなら吉野創士、ショート狙いなら水野達稀になりそうな予感です。
読売ジャイアンツ
投手に入札するという基本方針が出されております。この球団はFA補強することも多いので、特に大社に拘ることなく、高校ビッグ3のいずれかに入札するのではないでしょうか。外れた場合、巨人は左の外野手指名を何度か行うも全てクジに負けているので、今年は梶原昂希を狙ってくるのではないかと予想しています。
東北楽天ゴールデンイーグルス
地元の雄である風間球打か、あるいは関西の選手の評価が高くなりやすいので小園健太か、どちらかだと思います。東北出身の佐藤隼輔という線もありますが、高校生入札が多い球団なので、風間か小園だと思います。外れた場合の予想は難しいですが、楽天は高身長左腕の評価が高いため、山下輝になるか、あるいは入札と同じ高校生の木村大成になるか、と予想します。野手であれば粟飯原龍之介やブライト健太という辺りの名前が出てくるかもしれません。楽天は”自分のところの2巡目までに残っていない選手”を外れ1位指名として優先することが多いので。
阪神タイガース
高校生投手に入札するという情報があり、かつ、入札しそうな球団が阪神以外に思いつかないので、森木大智と予想します。恐らく単独指名と思いますが、競合してクジを外した場合は、森翔平あたりの左腕が選ばれるのではないでしょうか。
オリックスバファローズ
福良GMになってから、3年連続で野手に入札しているのですが、今年はそこまで必要な野手となるといないのでは、と感じるので、これまた結果的には3年連続で1位指名している高校生に入札するのではないかと思います。関西・九州・東海の選手の上位指名が多い状況を踏まえますと、小園健太になるのではないでしょうか。外れた場合は同校OBのいる達孝太や、オリックスがよく狙っている低身長左腕の中で鈴木勇斗、残っていれば黒原拓未らが選ばれるのではないかと思います。
東京ヤクルトスワローズ
ここも、高校生入札が多い球団なので、高校ビッグ3のいずれかになるのでは、と思います。外れた場合、かねてよりヤクルトファンと伝えられる廣畑敦也が指名されるかも。もし、左腕を選ぶとしたら同校OBがいる鈴木勇斗の可能性もあります。
千葉ロッテマリーンズ
実は東北の選手の指名が多いので、風間球打か、東北出身の佐藤隼輔かなと思いますが、同校OBが編成トップを務め、スカウトも同校OBである小園健太に行く可能性も高いです。外れた場合は松川虎生でしょうか。正直、予想がつかないのが本音です。
いかがでしたでしょうか?
もう少し端的にまとめる予定でしたが、1位予想だけで5,000文字ほど使ってしまいました。1位指名は不確定要素が多いので、12人ピタッと当てるのは難しいですが、可能性がありそうなメンバーから12人選ばれてほしい限りです(?)。次回は3巡目までの予想をしてみます。それではご精読ありがとうございました。バイバイ!