合わないもの【乳液】なぜ乳液で荒れるの?
あくまで私には合わなかったものを紹介・考察しています。
全ての人に合わない・使用するべきではないと断言する記事ではありません。
この記事における化粧品の基礎知識は、美容科学者かずのすけさんの書籍「美肌成分事典」を参考にしています。
乳液を使うと荒れる
乳液は昔から全然合いません。
化粧水とクリームは使えるんですけどねぇ(=_=)
20代の頃、たるみ毛穴対策でビタミンC基礎化粧品をライン使いしていましたが、乳液だけどうしても使えず泣く泣く手放した記憶もあります。悲しみ…。
つけるとなぜかとても不快で、必ずと言って良いほど翌日に荒れてしまい、肌の痛みやニキビができてしまいます。
乳液で荒れる原因は複雑
調べてみると、乳液で荒れてしまう原因はちょっと複雑のようです。
順番に見ていくことにしましょう!
化粧品の成分構成を見てみよう
保湿化粧品の代表に、化粧水・乳液・クリームがあります。
それぞれどのような成分構成になっているか、ご存じですか?
そう。全て界面活性剤が入っているんです。
化粧水・乳液・クリームだけでなく、美容液、リップクリーム、ファンデーションやクレンジング、洗顔に至るまで。
すべての化粧品は油性成分と水性成分を混ぜ合わせて作られます。
そして水と油を混ぜるためには、界面活性剤が必要不可欠なのです。
荒れてしまう原因は界面活性剤だけではない
やっぱり乳液で荒れる原因は界面活性剤だったか~と思っている方も多いかと思いますが、ちょっと待ってください!
成分構成の表の界面活性剤の割合をもう一度見てみましょう。
商品によって差はあるものの、一番界面活性剤を多く配合しているのはクリームのことが多いのです。
だからクリームも乳液も合わない人は、もしかしたら界面活性剤が原因かもしれませんね。
しかし、私のように「クリームは使えるけれど乳液だけは合わないんだよなぁ」という人にとって、荒れてしまう原因は界面活性剤だけが原因じゃないんです。
水性の保湿成分は刺激になりやすい
ここで改めて、水性と油性の代表的な保湿成分を見てみましょう。
少し保湿成分に詳しい方は気がつくかもしれませんね。
水性成分の方が肌に刺激があるものが多いのです。
なので実際に、化粧水だけ肌に合わないという人もたくさんいるそうですよ(・o・)
界面活性剤で刺激のある保湿成分が浸透してしまう
界面活性剤にはもう一つ大切な機能があります。
それが保湿成分を肌に浸透させる機能です。
この浸透の機能のおかげで肌が保湿されるわけですが、これが諸刃の剣になっている可能性があるのです。
乳液は化粧水よりも界面活性剤が多く、保湿成分が肌に浸透しやすい作りになっています。
一方、乳液はクリームより水性成分が多いのも特徴です。
つまり、界面活性剤で浸透しやすくなった肌に刺激の強い水性成分が浸透してきて、肌トラブルを引き起こしているのかも、ということです。
このことは、界面活性剤の研究をされていた美容科学者のかずのすけさんのブログに詳細が書かれていますのでぜひ読んでみてください。
乳液が使えるかは人による
私は乳液で不快な症状が出ますが、アレルギー体質で肌が激弱な上の子は乳液を問題なく使えます。
しっかり保湿もされてるし、乳液を使ったからって肌荒れすることもありません。
ちなみに肌が強いの下の子は乳液をすごく嫌がります。
「ワセリンがいいのー!」だそうです、可愛いです(´-`*)
乳液を塗ると不快なんでしょうね。私と同じ肌質なのかもしれないです。
親子でもこんなに肌質が違うんだから、化粧品は慎重に選んでいくべきだな~と思います。
特に私は、ネットで「敏感肌にはコレガイイヨ!」と言われている化粧品を片っ端から試しすぎて超敏感肌になってしまいました。
肌が弱っている時の化粧品の乱用にはお気を付けくださいね( ;∀;)
化粧品は自分に合ったものを上手に使っていきたいですね( ˘ω˘ )