合わないもの【グリセリン】赤黒くなるのはなぜ?何を選べばいいの?
あくまで私には合わなかったものを紹介しています。
全ての人に合わない・使用するべきではないと断言する記事ではありません。
顔が赤黒いのはグリセリンのせいだった!
ここ20年ほどグリセリンが合っていなかったようです(長い…)
肌の色はザ・イエベなのに、なぜか顔が赤黒くてずっと悩んでいました。
お風呂上りが赤いのはもちろん、日焼け止めや下地を塗ると地肌の赤黒さが目立つときがあり、コントロールカラー選びも迷走していました。
特に頬骨あたりの毛細血管が目立っていて嫌でしたねぇ(=_=)
最近は更年期の症状もたくさん出ていたので、毛細血管拡張症なのかな〜と諦めていました。
ところが!!
ある日グリセリンフリーの化粧水に変えたらそれが消えたんです!
グリセリンフリーの化粧品で顔色が改善
いままで当然のようにグリセリン入りの化粧水を使っていたので、赤黒いのが化粧品のせいだなんて疑いもしなかったんですよね。
しかしお風呂上がりの顔の赤黒さは消えたものの、化粧を始めると赤みが目立つのは相変わらずでした。
そこで化粧下地も日焼け止めもグリセリンフリーにしたところ、化粧をした後も顔が赤くなるのがなくなりました。
完全なグリセリンフリーでなくてもOK
でも完全なグリセリンフリーってなかなかないし、探すのは難しいですよね~。
グリセリン入りでも成分一覧で4番目以降に表示されているものだと、肌に影響を与える濃度のグリセリンは入っていないので、グリセリンフリーとして使用してもいいみたいですよ。
具体的な例を挙げて説明しますね。
ご存じの方も多いと思いますが、化粧品の成分表示は配合量が多い順に記載するという決まりがあります。
そして成分表示の3番目までに「グリセリン」が記載されている化粧品は、5%ほど入っている可能性があるので避けた方が無難なようです。
【例】グリセリンの配合が多い化粧品
この化粧品だと、2番目にグリセリンがきていますね。
なので、グリセリンによる赤黒さやニキビの誘発がされやすいかもしれない、ということです。
【例】ほぼグリセリンフリーの化粧品(医薬部外品)
この化粧品(医薬部外品)だと、1番目「アスコルビン酸(ビタミンC)」、2番目「グレープフルーツエキス」、3番目「レモンエキス」…と続きます。
そして8番目に「濃グリセリン」がくるのでほぼグリセリンフリーとして使用してもいいかな、という感じになります。
化粧品では「グリセリン」、医薬部外品では「濃グリセリン」と表記が変わりますが、同じグリセリンです。
※医薬部外品の成分表示について※
化粧品の成分表示は配合が多い順番に記載しますが、医薬部外品は配合量が多い順とは限りません。
「有効成分」と「その他の成分」を分けて記載し、「その他の成分」は順不同でよいという決まりになっています。
今回は我が家にほぼグリセリンフリーの化粧品がなかったため、画像の医薬部外品を例に出して説明させてもらいましたが、8番目だったけれどもしかしたらグリセリンの配合量が多い可能性があります。
なので医薬部外品でほぼグリセリンフリーを探すのはちょっと難しいかもしれませんね(;'∀')
今回は参考程度に見ていただけたら幸いです。
グリセリンフリーについては、敏感肌向け化粧品を解析されているかずのすけさんのブログで紹介されたものを参考にしています。
【考察】なぜグリセリンで赤黒くなってしまうのか?
なぜ赤黒くなってしまうのか、ちょっと考察してみます。
そもそも「赤黒い」っていうワードが小難しいので、赤と黒に分けて考えてみましょう。
「赤」くなる理由は炎症反応
まずは赤を考えてみます。
赤みが出るのは化粧品に対する炎症反応と思われます。
肌に合わないスキンケアを続けると肌のバリア機能が失われるため、化粧品のなんらかの成分が体内に浸透してしまい炎症して赤くなることがよくあります。
また、グリセリンはもともと皮膚にある成分でとても肌に優しいのですが、優しいがゆえに炎症が穏やかで自覚はないけれど赤みだけ出てしまう、ということも考えられます。
「黒」くなる理由は光の散乱作用によるもの
次に黒です。
オンラインドクターのコラムによると、人の顔色が黒っぽく(土色っぽく)なる時は内臓に疾患があるとか血液の状態が悪いとか、体の内側の不調によるものが多いようです。
しかし、私はグリセリン化粧品を塗った時だけ顔が黒っぽくなるので、体の内側からのサインであることは考えられないのです。
これについて、面白いポストを見つけました。
簡単に言うと、グリセリンを塗ると光の反射条件が変わり、毛穴や角栓の影の色が目立って黒っぽく見えるのではないかというのです!
実際に、グリセリンを塗った日と塗らない日の肌を比べた方もいました。
たしかに、グリセリンを塗った肌は明るく見えるところと暗く見えるところの差が激しいですね。
つまり、肌全体のコントラストが高くなっていて、その結果、毛穴が目立っています。
逆に何も塗っていない肌はコントラストが低く、毛穴も目立ちにくいですね。
【結論】なぜ赤黒く見えるのか
つまり、グリセリンの肌への優しさが自覚のない炎症を引き起こし赤くなってしまい、グリセリンによる光の反射条件の変化で黒く見えてしまう。
この両方の色味が合わさって「グリセリンを塗ると赤黒くなる」と感じる人が多いのかもしれません。
※あくまで私の考察です※
まとめ
グリセリン入りの化粧品を使って顔が赤黒くなることだけが気になっている人はグリセリンフリーを試す価値があると思います!
肌断食を推している私が言うとちょっと変な感じですが、化粧品って使ってて気持ち良くて肌に異常が現われなければそれでいいんです。
肌に異常が出ている人は化粧品やめた方がいいよ、というのをお伝えしたいのであって、化粧品全てを否定する気はないのですよ。
この化粧品を使ってると肌の調子がいい気がする☆、気分がアガる⤴みたいなのって、女子には必ずありますもんね。
うんうん。私にもありましたからよくわかるんです(涙)
肌に合うなら化粧品も使って良いと思います!
ただ、あまり頻繁に化粧品を変えまくると私のような超敏感肌になりかねませんので、慎重にお願いしますね(´∀`; )
他の合わないもの
おまけ~私が顔色改善した化粧品~
松山油脂 アミノ酸浸透水(グリセリンフリー)
水、BG、1,2-ヘキサンジオール、ベタイン、ソルビトール、トレハロース、セリン、アラニン、グリシン、トレオニン、リシンHCl、アルギニン、グルタミン酸、プロリン、PCA、PCA-Na、乳酸Na、乳酸
肌断食を始めるまでは、夏場に使っていました。ベタつかないすっきりとした使用感の化粧水です。
グリセリンを塗った後の赤黒さが普通だと思っていたので、この化粧水を塗った時の肌の透明感には正直びっくりしました!
私はさっぱり系が好きなので、もしこれがグリセリンフリーでなかったとしても、今までで一番好きな使用感の化粧水でした。
松山油脂 アミノ酸浸透ジェル(グリセリンフリー)
水、BG、ベタイン、1,2-ヘキサンジオール、セリン、アラニン、グリシン、トレオニン、リシンHCl、アルギニン、グルタミン酸、プロリン、PCA、PCA-Na、乳酸Na、ヒアルロン酸Na、ポリグルタミン酸、ソルビトール、グリコシルトレハロース、加水分解水添デンプン、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマー、t-ブタノール
乾燥する時期など、アミノ酸浸透水では保湿が物足りない時に使っていました。
化粧水とジェルの中間くらいのテクスチャで、こちらの後に化粧をするとうまくなじんでいました。
私はヒアルロン酸が苦手(吹き出物が出る)なので長期間は使えませんでしたが、ヒアルロン酸が問題なく使える方には心強い味方になるジェルだと思います!
NOV ベースコントロールスムース UV(ほぼグリセリンフリー)
水、シクロペンタシロキサン、BG、アルミナ、ステアリン酸ソルビタン、グリセリン、イソステアリン酸PEG-60グリセリル、酸化亜鉛、ヒアルロン酸Na、ポリクオタニウム-51、(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)クロスポリマー、ステアロイルグルタミン酸2Na、(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、PEG-10ジメチコン、キサンタンガム、ジメチコン、スクワラン、トコフェロール、ハイドロゲンジメチコン、ベヘニルアルコール、ポリソルベート60、ヤシ脂肪酸スクロース、ラウリルPEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、含水シリカ、水酸化Al、フェノキシエタノール、酸化チタン、酸化鉄
グリセリン6番目の下地です。この下地は優秀ですよ!
敏感肌時代でも塗って痛くなかった唯一と言っても過言ではないコスメです。
ノンケミカルなのに塗っててモロモロがでないし、崩れ方も汚くない、塗っていることを忘れるほど薄づきで軽い付け心地。
現在は肌断食でコスメ全て手放しましたが、最後まで手放したくなかった愛用品です。さすが敏感肌のNOV!