相対的な幸福よりも絶対値での幸福を感じたい。


2023年にやりたい100のことの1つに、「毎月noteで発信する」がある。気づけば1本も書かないまま2月が終わろうとしているが、別に誰にも怒られないのでこのタイミングで1月分の更新をしようと思う。

休学2年目も4ヶ月ほど過ぎ、24卒に向けた就活が本格化してきた。就活をすすめる中で、様々な観点で自分の過去を振り返ったり、これからの未来について考える機会が圧倒的に増えた。その中で今回は、タイトルにもある「相対的な幸福よりも絶対値での幸福」について思うところを文章にしてみる。

硬い言葉でわかりにくいと思うから少し言い換えると、「他人と比較して自分の幸福を感じるのではなく、自分自身の心にだけ目を向けた時に幸福を感じることの方が断然大事だろ」ということ。例えてみると、「20代の平均年収よりたくさん給料をもらっているから幸せ」なのではなく「自分が食べたいものや経験したいことに使えるお金があるから幸せ」と思いたいのだ。

就活を進めていると、各方面から「大手企業がいいよ」「安定した会社が一番」「給料は高ければ高いほどよい」のようなお言葉をいただく。私はこの意見がなんだか腑に落ちなくて、もちろん言っている意味はわかるしメリットもわかるが、だからといって私の人生やキャリアを一般論に当てはめて押し付けようとすることにとても憤りを感じる。

私はお金や安定に全くと言ってよいほど興味がない。ちなみにどんどん溜まっていく貯金額を見たり節約してお得感を感じることは大好きなのだが、たくさんお金をもらうことが私にとって幸せではない。もちろん、不自由を感じる(食べたいものを選べなかったり、着たい服が買えなかったり、参加したいイベントの参加費を払えない等)のは逆に言うと不幸に感じるのだが、この幸福度はお金を貰えばもらうほど膨らむものではないということだ。つまり、年収400万円もらうことと年収1000万円もらうことから感じる幸せは私にとってさほど違いはない。

また安定に関しても、私はなにかに挑戦することや新しい環境に身を置いた時に幸せを感じ、逆に同じ環境に居続けると不安を感じてしまうため、同様に安定は私を幸せにはしてくれず、むしろ不幸にするのだ。

もちろん、お金や安定性に関してどうでも良いのではなく、最低限はある。大好きな家族に会うための交通費が払えなかったり、毎日12時間働かないと潰れてしまうような会社で働くのは超辛い。

これらの価値観から、給料や安定性を一番に考えた一般的な会社選びやキャリアプランは私にとっての幸福でも正解でもない。

それよりも私が今までの経験で感じた幸福は「承認欲求が満たされている」「夢中である」「自由な選択肢がある」ことだ。逆に言うとこの軸が満たされるほうが、たくさんお金をもらうことよりも幸せで、これらはすべて他人との比較で測れないものだ。

なんだか同じことを何度も言ったり、会話が行ったり来たりしている感じがするが、何を伝えたかったと言うと、

「一般的な幸せを自分の幸せと思わないで。」ということです。

もちろん性格や経験によって、お金や安定が一番の幸せと考える人がいることが念頭に置いた上で、今一度自分の幸せについて考えてみてほしい。

自己分析や企業選びをするたびに、一般的な人気企業に吸い込まれそうになるが、私はお金を稼ぐために生きているのではない。1度きりの人生でいかに自分の幸福度を最大化させることができるかを考えて、生きていきたい。

そんな22歳の人生の分岐点にいる女から何か自分の人生に満足できない方への、書きなぐりメッセージでした。

私の周りにいる人達が少しでも幸せになれますように。

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